宇部市ピアノ教室ブログ♪Grazioso(グラツィオーソ)

ピアノレッスンやイベントの様子、講師が勉強していること、おすそ分けしたい感動体験等、自由に綴っています。

原ピア研

2011-02-11 | 演奏
ピアニスト原田英代先生の門下生の弾き合い会に
参加させていただきました。

今回のプログラムは
リスト     巡礼の年第2年イタリアより第7曲「ダンテを読んで」
ドビュッシー  アラベスク第1番
        「ピアノのために」よりプレリュード
ショパン    ワルツ第5番
        エチュード作品25-1
バッハ     フランス組曲第5番「アルマンド」
ベートーベン  ソナタ第12番第1楽章
レスピーギ   セレナード
モーツァルト  ソナタK333第1・2楽章

皆さん教えるだけではなく、自分の演奏にも真摯に取り組んでおられます。
曲目も聴きごたえがあり、まず聴かせていただけることがとっても幸せ~。

それから皆さんで感想や意見、悩んでいること、演奏について考えていること、
はたまた作曲家のよもやま話まで
自由に語り合います。
これがまた楽しく 勉強になります。

音楽にひたむきな仲間に入れていただけて、
本当に出会いに感謝・・・です。
歩みもAndanteな私ですが、いっぱい刺激をいただいて
なまけず進んでいけたら~、と思います。



また週末は雪かな・・・?








ジャポニズム

2011-02-08 | 演奏
ドビュッシーの曲を勉強していると、
とっても東洋っぽい響きに出くわすことがあって、わくわくします。
・・・これって、ひょっとして「君が代」?

当時ちょうど鎖国が解かれて明治維新を迎えた「日本」は
1868年のパリ万博でも紹介され、話題となりました。

浮世絵を模写したゴッホの油絵や、
着物を着て悦にいった様子のロートレックの写真、
ラヴェルの部屋に飾られた日本画・・・
当時のフランス人が日本のことをどのように感じてたか想像すると
なんだか楽しい~

インターネットでなんでも情報が入る今とは違って、
想像をふくらませたり、あこがれのまなざしでながめたり、噂話に興じたり・・・
まだ見ぬものに思いを馳せて表現する。
豊かな文化はそんなところから生まれるのかしらん?



そろそろ春を待ちながらいただきましょう

原田英代先生・座談会

2011-02-04 | 講座・勉強会
ピアニストの原田英代先生を囲んで、
お話する会に出席させていただきました。
(山口ムジカコンパル)

生誕200年を迎える作曲家リストの文献のこと、
ピアノを弾く時の体の使い方、ステージ上の演奏について、
など音楽的なアドヴァイスはもちろん、
ヨーロッパ人のお国柄や、話題になってる大相撲の問題まで、
暖かくも真実を外さない話題の数々に、感動して涙される方もおられるほど。

私が一番心に残ったのは・・・
「いつも自分の思いに誠実に、
まわりから振り回されず、自分の人生と照らし合わせて、
そしてみんなで前に進むことが大切」

自分を見つめつつ、隣の人と手をつないで進む・・・
そんなバランス感覚も身につけていきたいな。