宇部市ピアノ教室ブログ♪Grazioso(グラツィオーソ)

ピアノレッスンやイベントの様子、講師が勉強していること、おすそ分けしたい感動体験等、自由に綴っています。

カウントダウン

2010-12-29 | ごあいさつ
2010年も残すところわずか。
今年1年、指導者として、演奏者として、自分なりに成長できたなら・・・
と振り返ってみます。
至らなかったこと・反省点も、次につなげるステップとして、
心に留めておきたいです。

生徒の皆さん、充実した1年でしたね!
この1年で弾けるようになった曲、新しくできるようになったことを誇りにして
来年も進んでいきましょう。~私の一番の喜びです!
「アンサンブル発表会」や「音のおもちゃ箱」で
音楽のいろんな世界と出会った年でもありました。


音楽以外で心に残ったことは
下関海響館・ペンギン村のオープン(ガイド・ツアーにも参加!)



阪神タイガース矢野選手の引退(涙・涙・・・本当にお疲れさまでした)、
星の観察会で木星や金星が見れたこと、
などなど・・・。

10月から始めたこのブログも、
たくさんの方に読んでいただいてるみたいで、
本当にありがとうございます。
新年も生徒さんたちと、素敵な音楽仲間たちと
楽しく、そしてひたむきに音楽と向き合っていきたいと思います。
どうぞよろしくお付き合いくださいませ。

皆さま良いお年を。
そして世界が平和でありますように・・・
たくさんの出会いに感謝。



♪クリスマス・ソング

2010-12-25 | コンサート
子供たちの好きなクリスマスの歌「赤鼻のトナカイ」。
・・・まっ赤なお鼻のトナカイさん、ルドルフは
その鼻のためにいつも仲間はずれだったけど、
その鼻だからこそサンタさんのお役に立ったんだね・・・

このお話は、作者ロバート・メイが
自分の娘にクリスマス・プレゼントとして贈ったもの。
病気で寝たきりの妻を抱え貧しい暮らしの中、
「どうしてうちのママはよそと違うの?」と尋ねた娘を励ますため
即興で語ったものがもとになっているそうですよ。



それから
ジョン・レノンの「ハッピー・クリスマス(戦争は終わった)」。
去年のクリスマスですが、
下関のライヴハウスにジャズ・ピアニストの小曽根真さんを聴きにいったら
小曽根さん自らのリードでみんなで歌ったのがこの曲!

♪War is over, if you want it. War is over now.~
思わず目頭が熱くなり、
いっしょに歌う~思いがつながる・・・
「音楽の持つ力って、やっぱり凄い!」と感動したのを
きのうのことのように思い出しました。

MERRY CHRISTMAS !


ピアノはどうしてピアノというの?

2010-12-20 | 音楽しつもん箱
ピアノが発明されたのは、今から300年ぐらい前。
その時はなんと「クラヴィ・チェンバロ・コル・ピアノ・エ・フォルテ」
(弱い音から強い音まで出せるチェンバロ)という長い名前!
それが省略されて「ピアノ」と呼ばれるようになりました。

当時は、みんな同じ強さの音しかでないチェンバロが全盛。
弦を鳥の羽根の軸でできたツメではじく構造でした。
イタリア人クリストフォリが、弦をハンマーでたたく構造にしたところ、
音の強弱が出るようになりました。
それで、「弱い音から強い音まで出せる」という名前に。

今はあたりまえのようですが、
実は大変な発明だったのですね。

レッスンの時、ピアノの譜面台の下から見える弦やダンパー(弦の振動をおさえるもの)が気になる
小さい生徒さんたち・・・
ピアノの中ってどうなってるの? 好奇心いっぱい!


お気楽スイートポテト

2010-12-14 | 日々の暮らし
焼き芋がおいしい季節、
我が家では鉄板いっぱいに並べて、
オーブンでいっぺんに焼いてしまいます。

残ったら冷凍しておくのもよし、
(お腹の具合が悪い時、これなら子供も食べれました)
気がむいたら、スイートポテトに!

皮をとった熱い焼き芋500gにバター(マーガリン)120gをのせ
ポテトマッシャーでつぶして、
砂糖60g、卵1個を足して混ぜます。
(固ければ牛乳を適量入れてのばし、あればバニラエッセンスも)

あとは絞り出して照りに卵など塗って、
オーブンのグリルで15分。

今回は安納芋という、甘くて黄金色に輝くお芋!
冬場の暖かなシアワセ・・・






日が暮れる前に・・・

2010-12-08 | 演奏
ある日、譜面立てに置いた楽譜が、
目の前に立ちふさがる断崖絶壁のように思えて・・・

実に楽しげに即興演奏を繰り広げるジャズ・ピアニストさんを聴いて・・・

「楽譜のない世界」を覗いてみようと思いました。
(単純かつ勇敢なワタクシ)

これまで、楽譜に書いてあることをいかに読み取るか、
が勉強のテーマだったのですが、
今度は、楽譜に書いてないことをどう弾くか、
を考えることになりました。



実際やってみて、ハイ正直に言いますと
「音符があるって、親切~!」
同じピアノ演奏でも、違う国へ行ったようなもので、
そう簡単に音楽が自分から湧き出てくるものではございません・・・。

で、先生がひとこと、
「最初は楽譜に書いてもいいですよ。」
そこでいろんな名曲スタイルを学ぶことにしました。

やってみたのが「夕焼け小焼け変奏曲」
○○もどき、というのがありますが、
「夕焼け小焼け」をラグタイム風、悲愴ソナタ2楽章風、平均律5番プレリュード風、        
ノクターン風、エステ荘の噴水風、などなどにしてみる。
(大作曲家の皆様、ごめんなさい・・・)

これが楽しくって!
もちろん創作とは言えないのですが、「名曲のしくみ」が少~し見えたかな?

それから「モチーフから曲作り」。2小節のメロディを基に短い曲を作ってみます。
噺家さんが「お題」をもらって話をするようなものですね。
話に起承転結があるように、音楽にも基本スタイルがある・・・。
「お題」にもそれぞれ意味・個性があるので、どのお題も似たような話になる私は、
まだまだ修行が足りませぬ。

ということで楽譜から逃げるつもりが、逆に楽譜をまじまじと見つめることになり、
「夕焼け小焼け」で日が暮れる前に、なんとかおうちに帰りたいと願うこの頃です。


星降る夜に

2010-12-08 | わくわく
山口県は、空がほんとに広くて、星がきれい!
そしてこれから冬の季節は、1年中で最も星空が美しいそうです。
子供に教えられ見上げた夜空は
大粒のダイヤモンドのごとく輝く星たち・・・
星座や星の名前も、少しずつ覚えられたらいいな。



瞬く星を眺めながら眠りについたのはハイジ?
これで流れ星でもあったら、まるで映画のシーンのよう・・・
今この時、生かされてることに感謝。


ずっと見守って・・・

2010-12-04 | 教材・教具
どんな仕事もそうだと思いますが、
ピアノの先生も、レッスンの時間だけで仕事ができるわけではありません。
セミナーや資料を探しての勉強、
コンサートへ行ったり、レッスンを受けたり、
自分の演奏を聴いていただいたり・・・
み~んな繋がっていて、大切なことだと思います。

中でも「教材研究」。
バイエルオンリーだった昔と比べ、
今は本当にたくさんのテキストがあふれています。
選ぶのは楽しくも大変な仕事かも。
(楽器店に行くと1時間以内では出てこれなくて、椅子があるお店はうれしい!)

自分のレッスンの理念、大切にしたいことに沿ったテキストであることはもちろんですが、
生徒さんの年齢、タイプ、そして時代の要求(忙しい子供が多い、とか)に即して
柔軟に選ぶことも。
「このテキストなら生徒さんをあそこまで連れていける!」って
言ってみればナビのようなものかな?



ところでピアノの先生の喜びって、いろいろありますが、
「生徒さんの成長を一対一で長~く見守れる」こともそのひとつ。
特に子供さんの場合、学校の担任の先生は1年ごとに変わるけど、
ピアノのレッスンは、通われる限りはず~っとね。

そう言えば、我が子を初めて習い事に通わした時、
「これで身内以外で子供をずっと見守ってくださる方ができた・・・」と
ホッとしたことを覚えています。
そんな存在にはほど遠いかもしれませんが、
音楽とともに成長する生徒さんの傍らにおれる、幸せな仕事。

ところで先日来られた新しい生徒さんは、
なんとお母様がうちの元生徒さん、2代目です!
いや~年も取るはずやね~、
そしてなんだか身の引き締まる思いです。