宇部市ピアノ教室ブログ♪Grazioso(グラツィオーソ)

ピアノレッスンやイベントの様子、講師が勉強していること、おすそ分けしたい感動体験等、自由に綴っています。

これからもずっと・・・

2011-12-22 | ごあいさつ
今年も残すところあとわずかとなりました。

実家の父が亡くなり、そして大きな災害が起きたこともあり、
「人が生きていくこと、そして亡くなっていくこと」を
深く考えさせられた年でした。

父の写真と向き合うと
「おまえは音楽とずっと向き合って生きなさい。
そして周りの人と仲良くすること。」
という声が聞こえてきました。

自分なりの力で音楽と正面から取り組んだこの1年。
それを許してくれた家族、
支えてくださった皆様に、
感謝したいです。

今年新たに手にした楽しみ・・・
それは歩くこと+走ること。
前から走ってみたかった、でも今からなんてとても無理!
ところが好きな音楽を聴きながらだと
体が前に進むんです。
音楽の力って、やっぱりスゴイ

初めは走るのは1曲だけ、あとは歩き。
慣れたら2曲分・・・と
だんだん走る方を増やしていきます。

自分の前進を、
生徒さん達の成長を楽しんで生きたい。
そして周りの方々と一緒に感動したい。
もっとピアノを弾く時間も増やしたいです。



メリー・クリスマス、そして
どうぞ良いお年をお迎えください。

来年もどうぞよろしくお願いいたします。


なぜオーケストラは「ラ」で音合わせするの?

2011-12-03 | 音楽しつもん箱
「ラ」はアルファベットの「A」が当てられているぐらいなので、
元々西洋音楽の基準の音なのですね。

すべての弦楽器の解放弦(弦そのものの音)に「ラ」があるから、
という理由もあります。
(ちなみに吹奏楽のチューニングは「シ♭」)
そういえば時報も「ラ」、
そしてなんと赤ちゃんの産声も「ラ」あたりの音の高さだそうです。

ところでこの「ラ」の音、
モーツァルトの時代は
今より半音くらい低かったそうですよ。
時代とともに音程基準は高くなってきており、
それは様々なストレスをかかえる現代社会を
象徴しているかのようですね。



今年もあと1カ月となりました。