つぼみな日々

いろんな花の蕾をもっていたい。たくさんの花を咲かせたい。
言葉を紡ぎたい私のブログです。

蕾、は愉しみ

2011-09-30 22:12:39 | 日記
「勿忘草」を閉じて2ヶ月半、どんな根性無しかと思うが、またブログを書くことにした。
意を決して止めたことを覆すことへの抵抗感は私にだってある。
でも、本当にある種の欲求不満に陥ってしまったのだから仕方ない。
何年も続けてきたブログを止めることは少なからず穴を生じさせるだろうと思っていたが予想以上だった。

書きたいだけの欲求であれば一人で日記でも付けていればよいのだが、少しのコミュニケーションと、私の少しの露出狂的な一面がおそらくブログという場に向かわせるのだろう。
コミュニケーションという点では、Facebookやmixiなどのソーシャルネットワークでなくて、主導が限りなく書き手にあるブログがよい。

風が乾いてきたことや、頂いた花束を夢中で撮影をしたこと、観た映画が理不能だったこと、自分にはない優しさを受けたこと、言い表しがたい感情が自分の中に滞っていること、温かいことが気持ちいいこと、そんな日々の小さな動きを自分の言葉にしておきたい。
自分の言葉で話すことをよしとしている私は、やはり考えて紡ぐ、という言葉の練習の時間が必要なのだと思う。

そんな欲求を溜めこんでいるほど私はこの点に関して禁欲主義ではないし、止めている理由もない。
あるとすれば、「ブログ上で、自分で自分を規定することから解き放たれたい」と言ったことについてだが、その点だけは継続して自らを解き放つことに向き合いたいと思う。

仕方がない、一旦止めなければわからなかった。
そういえば私は、ロングヘアも切ってみないとロングヘアがベストだと言うことに気付けなかった。
やってみないと理解に至れないのだ。
しかし、元が良いと知って、そこに戻るまでだ。
今後もう同じ理由では、ブログを止めないし、髪も切らない。

つべこべ言ったが、何かを書く場所がほしかったので、止める宣言をいとも簡単にひっくり返して、再開する。
それに、私の中で未だに拮抗しているある考え事を蹴散らしたいのもあって、再開する。
私がブログを再開しようと止め続けていようと、他人への迷惑、と言ったところではほぼゼロであろうことが幸いである。

しかしさすがに「勿忘草」に上塗りすることだけはできないと思ったので、新規で立ち上げることにした。

10月から始まる私の新しい生活への前途を祝して。


こっそり「勿忘草」にも告知をしてみましたが、もしよろしければ、こちらにもお付き合いいただけたら嬉しく思います。