つぼみな日々

いろんな花の蕾をもっていたい。たくさんの花を咲かせたい。
言葉を紡ぎたい私のブログです。

演技的メスアラウンド

2015-10-10 09:41:17 | 日記
またプールに行けた。
結構好きみたいである。
それが嬉しい。

仕事を終えて、21時過ぎに家を出る。
22:15までに退水しなければならないので、プール後のぼーっと感を大切にするために歩いて行く時間はない。
起伏の激しい道を、すさぶ秋風に向かって自転車をこぐ。

3回目だけれど道に迷って、グーグルマップの矢印に頼る。
行き過ぎた二坂を頑張ってこぐ。
ちなみに、2回目も迷っている。

水の中は空気中と圧倒的に音も景色も違う。
身動きが取りづらいのは当然だけれど、水の中を基準として考えるとそんなこともない。

25メートルプールを半分以上潜水して進む。
平泳ぎをしながら自分で作る光の輪を追いかけながら進む。
その光に手が届くことも、追いつくこともない。

ひと呼吸でもっと長い時間水の中を観察したいけれど、息が苦しいので顔を上げる。
そういう意味では、当然ながらやっぱり水の中には適していない身体とも言える。

平日の遅い時間のプールには1レーン1,2人がちらほらと泳いでいたけれど、たとえばこのプールを独り占めできたとしたらとても楽しいだろうと思う。
レーンを分けるコースロープもなしに。

こんなにもいっぱいの水が私のもの。


アジの塩焼き、春菊のおひたし、納豆、ごぼうときのこと豆腐の生姜みそ汁。
なんとまあ立派なご飯を作る。

何となく焼き魚の季節かと思って、安売りしていたアジを買ってみた。
そもそも魚はそんなに好きではないし、サバやサンマなど、さばかなくても良い魚は過去に数回買ったことがあるけれど、1匹丸のままの形の魚を買ったのは初めてである。

そのまま焼けば良いのかと思っていただけれど、軽く調べてみると、アジは内臓を取らないと生臭さがかなり残るので下処理が必要とのことだった。
この時点で買ったことを後悔したけれど、そんなことを言っても後の祭りなので、ざっと、さばき方を読んでやってみる。
読んで、と言っても読むのも面倒だったので「内臓を取る」ということくらいしか頭には入れずに。

アジを洗って、腹に包丁を入れる。
普段何の気なしに美味しく食べている身分で言うことではないが、随分と乱暴なことをしているように思えた。
ちなみに、肉はほとんどそのまま焼くか茹でてからしか切らないので、生肉をそのまま包丁で切ることも滅多にしない。

内臓を引きづり出して、背びれを取る。
包丁を入れていても骨々しくて、本当はピンセットで小骨を抜くなどの過程があるのだろうけれど、当然しない。
再度流水で洗ってペーパータオルで水気を拭いて焼く。

魚臭い。
骨が面倒ながら美味しく食べたけれど、魚臭い。
ゴミ袋も、シンクも、魚臭い。

もう、買わない。


カステラの紙で占う豊の秋




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