■ 小中学校に経営支援部
都教育委員会は、都公立小中学校校務改善検討会議による校務改善推進プランを発表した。
多忙な副校長の負担軽減が狙いで、標準的なモデルでは各学校に経営支援部(仮称)を設け、事務職員や主幹教諭などが学校運営事務や渉外、人事・服務管理も担うこととした。
プランを示された小中学校では、全体の約12%に当たる200校余りが12年度から導入する予定だが、関係者の一部からは疑問 . . . 本文を読む
◆ 「小中学校の校務改善の方向性」と対峙するために
<アイム‘89・学校事務ユニオン・東学・東京教組・都校職組>
1.「方向性」をめぐる動向
今年、2月10日都教委は突如「小中学校における校務改善の方向性について」(以下「方向性」と略)をプレス発表した。その後6月になるまで新たな情報や資料は明らかにされなかった。
6月7日に第1回の「校務改善検討会議」が開催され、スケジュール等の資料を . . . 本文を読む
◆ 大宰府東小と太宰府条例の問題
笠利毅
(携帯電磁波から市民と子どもの健康を守る太宰府市民の会代表・
前太宰府東小学校PTA会長)
1.問題の発端
太宰府東小学校は、太宰府市の山を開拓してできた住宅団地の端に位置する。その小学校の敷地から約40m、教室のある校舎から約100m、住宅地から約60mの地点にNTTドコモが土地を買って携帯基地局を建設したのは、2003年である。周辺住民への通告も . . . 本文を読む