「違反するのが当たり前」-道路交通法と同じように揶揄される日本の労働基準法。これを管轄する監督官の増員が必要なはずなのに、政府の規制改革推進会議は、監督行政を一部民営化する方向を打ち出した。むこれが今後の労働行政に与える影響や危険性、そして国際的な視点からの課題について検討する。
《労働情報 特集から》
◆ 揺らぐ公正・中立性の担保 社労士への委託も視野に
竹村和也(弁護士 東京南部法律事 . . . 本文を読む
◆ 「イヤなものはイヤ、おかしいことはおかしい」
~不起立教員・梅原聡さんが講演 (レイバーネット日本)
7月1日、「君が代」解雇をさせない会の講演会が東京・中野で開かれた。30人が参加した。ゲストは、元大阪府立高校教員、梅原聡さん(写真)。今年3月、「君が代」不起立を理由に、再任用を拒否された。
大阪府では2011年(大阪市では2012年)に、教職員に「君が代」の起立斉唱を義務付 . . . 本文を読む
《田中龍作ジャーナルから》
◆ 権力犯罪の闇 もんじゅ西村裁判の控訴審はたった1回で結審
西村次長が飛び降り自殺したとされるビジネスホテルの非常階段。
=東京都中央区 撮影:筆者=
裁判所が警察の隷属機関であることを端的に示した裁判の控訴審は、1回目の弁論でいきなり結審した。裁判所のやる気のなさの表れと言えよう。
もんじゅ西村裁判は、高速増殖炉もんじゅで起きたナトリウム漏れ事故(199 . . . 本文を読む