《「教育と個人情報保護を考える会」通信から》 ★ 既定方針となった「教育DX」(※)
有賀明彦
★ 教育DXの中身とは
まず、現在の状況を見てみよう。 教育の「市場化」と、「デジタル監視」が急激に推し進められようとしている。膨大なありとあらゆる子どもの個人情報が集積され、データベースがつくられ、そこに民間資本が参入する。 「教育DX」の中身はこうなっている。「一斉授業」から「子ども主 . . . 本文を読む
〔週刊 本の発見〕・第355回(2024/7/25) ☆ 自前の民主主義をたがやす 『国より先に、やりましたー「5%改革」で暮しがよくなる』 (保坂展人著、東京新聞、2024年4月、1540円) 評者:佐々木有美
権力のとめどない腐敗と、格差の拡大、軍拡、気候危機‥、いまの日本に希望を見出すことは難しい。どこに何を求め、どこから始めたらいいのか。本書はそんな思いに一つの答えを与えて . . . 本文を読む