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東京都の元「藤田先生を応援する会」有志によるブログ(2004年11月~2022年6月)のアーカイブ+αです。

ILOの報告書に照らせば、日本政府の見解は過度に恣意的な解釈

2015年07月15日 | 人権
  =ILOが16年前に指摘=
 ◆ 「日本の朝鮮人徴用は条約違反」、請求権協定だけでは不十分の評価も

   ・・韓国ネット「なぜ日本だけが否定する?」「ウソで歴史を塗り替えた国」

 韓国メディア・SBSは10日、日本植民地時代の朝鮮人徴用について、国際労働機関(ILO)が16年前に「条約違反」とみなしていたと報じた。
 記事によると、ILOが1999年3月に発行した専門家委員会の報告で、日本が第2次大戦中に韓国や中国の労働者を大量に動員し、自国の産業施設で仕事をさせたことについて、強制労働を規制したILOの29号条約に違反すると判断した。
 また、報告書は労働環境が劣悪なために多くの労働者が死亡したという労働組合の主張や、「日本人と同様の労働環境を保障する」という説明とは異なり、ほとんど賃金をもらえないか、無給で働かされたという主張も盛り込まれている。
 さらに、労働者の死亡率は17.5%、一部では28.6%に達したことを示す外務省作成と推定される文書も紹介しているという。
 日本側は、この問題についてのILOの審査の過程で、1965年の日韓請求権協定などによって法的な問題は完全に解決済みであり、戦争中に及ぼした被害には複数回にわたり謝罪していると強調した。
 だが、ILOは「条約違反」との判断を発表したほか、請求権協定に基づいて日本が韓国に支払った資金は、被害者の傷を癒すには不十分と評価したという。
 SBSは、明治産業革命遺産の世界文化遺産登録の際の日本の代表の発言を、日本政府が「強制労働を認めたものではない」と説明していることについて、「ILOの報告書に照らせば、(強制労働に該当しないという日本政府の見解は)過度に恣意的な解釈」などと解説している。
 この報道に対し、韓国ネットユーザーからは様々なコメントが寄せられている。
「世界中が強制労働だと認めているのに、なぜ日本だけが否定する?」
「日本人の頭の中を見てみたい。他人に被害を与えても心は何も感じないなんて・・・。強者には弱く、弱者に強い」
「小さい頃、日本人は正直だと学んだ。だが、大人になってみた日本は、ウソで歴史を塗り替えた国だった。ウソをついていても苦しくならないのか?」
「以前の日本人は最低限の良心を備えていた。安倍が首相になってから最悪の国になっている」
「日本はユネスコにいくら払った?」

「歴史を忘れた民族に未来はない」

「日本は三流国家であることが、ユネスコ登録の件で明らかになった。外交官がforcedを理解していない。日本語では強制労働ではないといっても、英語では強制的という意味が含まれている」
「全世界が真実を知っているのに、日本は歪曲に忙しい。世界から批判されても仕方がない」
「日本車には乗るな」

「韓日協定については、朴正煕大統領に責任がある」

「日本は何があろうと自分たちの立場を変えない。むしろILOに賄賂を払うなどロビー活動をすると思う」
「ILOが韓国を労働基本権の弾圧国と分類しているという不都合な真実」
 (編集 MJ)
『FOCUS-ASIA.COM - Yahoo!ニュース』(7月10日)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150710-00000022-xinhua-cn&pos=5
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