◎ 12月5日(金)裁判傍聴を!
= 第2回長期休暇剥奪裁判
傍聴ありがとうございます。
12月5日(金)もよろしくお願いします。
<14:30~723号法廷>
10月29日、秋晴れ。行き止まりかと思った先に636号法廷はありました。加藤晋介弁護士と扉を開けると、たくさんの方が傍聴に来てくださっていました。忙い毎日の昼日中、本当にありがとうございました。
少し待つと裁判長が大急ぎで入廷、「遅くなってすみません」と挨拶し、第1回弁論が始まりました。ブラウス裁判での三代川三千代裁判長は、遅れてもコウ然としていて、"すみません"など言った試しがありません。また今回は"起立"の号令もなく、普通の感覚で臨めました。
主張は準備書面の通り、と言い交わしたのち(この簡略化にはなじめない)本人陳述をしました。"12月、金銭解決を申し出た校長に、不承不承私は同意したが、校長は都教委と相談し、またもや前言をひるがえした"と言った時、裁判長はよくきいてうなづいていました。
陳述後、裁判長は、まだ先の話だが、和解を考えるということはないのか、と都教委に尋ねました。都の指定代理人は、今は全く考えていない、といささか語気を強めて答えていました。
私が校長に言われてとった5日間の休暇について、"その時点では既に権利取得期間ではなかったのだから、単に渡辺が個人的に勝手にとったもので、校長はいわば親切に、処分をうけないよう年休にきりかえるようすすめただけだ"、とか、中村事務長がとれない、と答えた為に私が断念せざるを得なかったのに、"事務長は相談に乗っただけで、申請書(年休簿)を渡辺は提出していないのだから、申請しなかった渡辺の方が問題だ"などなど、酷い主張をしてきました。屍理屈を権力で押し通す都教委だ、とあらためて認識しました。
全く、オリンピック誘致だ、海外視察だ、と、税金を我が物顔に使う石原都政。
他県の"重度学級"の1対1とは雲泥の差、東京都は約2対1の非常に悪い比率で教員を配置し、やたら都教委へ提出させることを目的にした提出物を出すよう、ハードな労働に追い込む。私も肩で息していますが、生徒たちを家で介護する家族はもっとボロボロです。最もきつい思いをしているのは生徒たち本人で、教育や福祉に大幅な予算をつける、そんな都政に変えなければなりません。
あきらめずに、声をあげていきましょう。次回も傍聴お願いします。(渡辺)
第1回長期休暇剥奪裁判(10/29) 傍聴報告
10月29日長期休暇剥奪裁判が,20名傍聴の満席の中で開かれた。当日は,渡辺さんから陳述書にもとづき,養護学校を希望し,重度の障がいがある人たちとの関わりに楽しさと充実感を持って28年間歩んできた。
生命の危険と直結している職場であり,介助しながらの食事は,5分位でかきこまざるを得ないというように,一時も目を離せず,心身に激しい疲労をもたらす。昨年,体調を崩し一ヶ月の病休を取らざるを得なかった。自分が休むと同僚の負担が倍増し,年休は取りにくく,劣悪な職場環境と肉体労働のきつさの中で,5日間の長期休暇は私にとって貴重であった。
'05年1月から'06年12月の間に取得できる長期休暇を,懲戒処分を理由に認めなかったミスを,校長,都教委も認めながら,誰一人何の責任もとらない。回復措置がとられないまま,このミスが痕跡を残さず消されること,本来権利を得られるべき人間が,一人泣き寝入りしなければならないこの理不尽を,ぜひ裁判長はわかってほしい」と切々と訴えた。
裁判長は「事実認識(長期休暇剥奪の経過)については,相方に異存はないと思う。従って,事案としては評価の問題だけになるので,そんなに時間がかからないのではないか」と述べ,被告側に励解の意志があるかどうか」と尋ねた。これに対し被告側は「現時点では和解は考えていない」と答えた。
12月5日の第2回裁判は,被告側の反論となります。多くの亨の傍聴で被告側に圧力をかけられますよう,お忙しいとは思いますが,参加をよろしくお願いいたします。
12月5日(金)14時30分~東京地裁723号法廷
『ほっととーく 71』より
「良心・表現の自由を!」声をあげる市民の会
〒176-0012 練馬区豊玉北5-17-7-303 サポートねりまねりま全労協気付
郵便振替:00140-6-517545 加入者名:声をあげる市民の会
= 第2回長期休暇剥奪裁判
傍聴ありがとうございます。
12月5日(金)もよろしくお願いします。
<14:30~723号法廷>
10月29日、秋晴れ。行き止まりかと思った先に636号法廷はありました。加藤晋介弁護士と扉を開けると、たくさんの方が傍聴に来てくださっていました。忙い毎日の昼日中、本当にありがとうございました。
少し待つと裁判長が大急ぎで入廷、「遅くなってすみません」と挨拶し、第1回弁論が始まりました。ブラウス裁判での三代川三千代裁判長は、遅れてもコウ然としていて、"すみません"など言った試しがありません。また今回は"起立"の号令もなく、普通の感覚で臨めました。
主張は準備書面の通り、と言い交わしたのち(この簡略化にはなじめない)本人陳述をしました。"12月、金銭解決を申し出た校長に、不承不承私は同意したが、校長は都教委と相談し、またもや前言をひるがえした"と言った時、裁判長はよくきいてうなづいていました。
陳述後、裁判長は、まだ先の話だが、和解を考えるということはないのか、と都教委に尋ねました。都の指定代理人は、今は全く考えていない、といささか語気を強めて答えていました。
私が校長に言われてとった5日間の休暇について、"その時点では既に権利取得期間ではなかったのだから、単に渡辺が個人的に勝手にとったもので、校長はいわば親切に、処分をうけないよう年休にきりかえるようすすめただけだ"、とか、中村事務長がとれない、と答えた為に私が断念せざるを得なかったのに、"事務長は相談に乗っただけで、申請書(年休簿)を渡辺は提出していないのだから、申請しなかった渡辺の方が問題だ"などなど、酷い主張をしてきました。屍理屈を権力で押し通す都教委だ、とあらためて認識しました。
全く、オリンピック誘致だ、海外視察だ、と、税金を我が物顔に使う石原都政。
他県の"重度学級"の1対1とは雲泥の差、東京都は約2対1の非常に悪い比率で教員を配置し、やたら都教委へ提出させることを目的にした提出物を出すよう、ハードな労働に追い込む。私も肩で息していますが、生徒たちを家で介護する家族はもっとボロボロです。最もきつい思いをしているのは生徒たち本人で、教育や福祉に大幅な予算をつける、そんな都政に変えなければなりません。
あきらめずに、声をあげていきましょう。次回も傍聴お願いします。(渡辺)
第1回長期休暇剥奪裁判(10/29) 傍聴報告
10月29日長期休暇剥奪裁判が,20名傍聴の満席の中で開かれた。当日は,渡辺さんから陳述書にもとづき,養護学校を希望し,重度の障がいがある人たちとの関わりに楽しさと充実感を持って28年間歩んできた。
生命の危険と直結している職場であり,介助しながらの食事は,5分位でかきこまざるを得ないというように,一時も目を離せず,心身に激しい疲労をもたらす。昨年,体調を崩し一ヶ月の病休を取らざるを得なかった。自分が休むと同僚の負担が倍増し,年休は取りにくく,劣悪な職場環境と肉体労働のきつさの中で,5日間の長期休暇は私にとって貴重であった。
'05年1月から'06年12月の間に取得できる長期休暇を,懲戒処分を理由に認めなかったミスを,校長,都教委も認めながら,誰一人何の責任もとらない。回復措置がとられないまま,このミスが痕跡を残さず消されること,本来権利を得られるべき人間が,一人泣き寝入りしなければならないこの理不尽を,ぜひ裁判長はわかってほしい」と切々と訴えた。
裁判長は「事実認識(長期休暇剥奪の経過)については,相方に異存はないと思う。従って,事案としては評価の問題だけになるので,そんなに時間がかからないのではないか」と述べ,被告側に励解の意志があるかどうか」と尋ねた。これに対し被告側は「現時点では和解は考えていない」と答えた。
12月5日の第2回裁判は,被告側の反論となります。多くの亨の傍聴で被告側に圧力をかけられますよう,お忙しいとは思いますが,参加をよろしくお願いいたします。
12月5日(金)14時30分~東京地裁723号法廷
『ほっととーく 71』より
「良心・表現の自由を!」声をあげる市民の会
〒176-0012 練馬区豊玉北5-17-7-303 サポートねりまねりま全労協気付
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