ひょうたん島研究会・TT(高木@千葉高退教)です。
すべての友人の皆さんへ。
以下の雑文を書いたので、紹介します。
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★ 期待した記事は載っていなかったが・・・
T.T.0670(ひょうたん島研究会)
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一昨日1/22(水)の昼、「幕張メッセでの武器見本市に反対する会」等の呼びかけによる抗議行動が千葉県庁前で行われ、ぼくも参加した。その場に『毎日』の記者が来て取材していたので、「記事が出てるかなあ?」と期待して、翌日に当たる昨日1/23(木)の朝、コンビニで『毎日』を買ったーーのだが、残念ながら関連記事は掲載されていなかった。
だがしかし、全体をパラパラと斜め読みしていたら、「教育」についての面白いコラムを見つけたので、今回はその文章を紹介する。そのコラムが載っていたのは「オピニオン面」で、「月刊時論フォーラム」というタイトルで、3人の論考が載っている。
ぼくが注目したのはその内の一つ「〔教員不足〕平成の改革 再検証せよ」。筆者は京都大准教授の小堀聡(さとる、日本経済史)さんで、1980年生まれ。
このコラムの途中?に「今月のお薦め3本」というオマケが付いていて、その内の二つを紹介するとーー。
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│■教員不足(佐久間亜紀、岩波新書)綿密な実態調査。 │
│■5827人の定数増では足りない、「教員は増やす必要がある」これだけの │
│根拠(前屋毅、東洋経済education×ICT 1月9日)国家の方向性が問わ │
│れている。 │
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紙幅がなくなった。最後に小堀さんが紹介する佐久間さんのコメントを横流しして、この稿を終える。
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│ 佐久間によると、事態の発端は、1990年代後半~2000年代にかけて、教 │
│員が「行財政改革と教育改革の二重のターゲット」にされたことにある。 │
│ つまり、行財政改革が教員の雇用控えと非正規化を促進したにもかかわら │
│ず、教育改革は業務を大幅に複雑化させた。これに価値観の多様化などの社│
│会変化が重なった結果、教員の負担は増大。そして、過酷な労働環境が社会│
│的に認知されたことで志願者が減少し、現職教員の負担は一層増えていく。 │
│悪循環が発生しているのだ。 │
│ (略) 「失われた30年」とも称される今日の閉塞感は、決して何もしなか │
│った帰結ではない。何かをしたにもかかわらず、発生しているのである。 │
│(略) │
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ぼくは、「文科省が余分なことをしたからこそ」発生したと考えるけど・・・。
(25/01/24早朝)
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