パワー・トゥ・ザ・ピープル!!アーカイブ

東京都の元「藤田先生を応援する会」有志によるブログ(2004年11月~2022年6月)のアーカイブ+αです。

2.2東京集会

2008年01月04日 | 平和憲法
  ☆ とりもどそう東京に! ☆
 憲法が生きる教育を
   2.2東京集会2008


 日時:2月2日(土)13:00~
 場所:日本教育会館一橋ホール(地下鉄神保町A1出口)
 講演:アーサー・ビナード(詩人、中原中也賞受賞)
 バラエティ:松崎菊也(戯作者)
    スピーチの鎖、文化行事


 今日も子どもたちは、小さな胸にたくさんの願いや夢を抱いて、けなげに生き、学んでいます。この子どもたちが、しっかりとした学力・生きる力を身につけ、思いやりのある優しい人になってほしいと願わずにいられません。
 教育とは、子どもたちを人間として慈しみ、その心に希望をはぐくみ、しあわせにすることをただひとつの目的とすべきものです。子どもも父母も、教職員も、そういうあたたかい教育を心から望んでいます。
 しかし今、日本の教育や保育はどうなっているのでしょうか。保育にも、民営化や補助金の削減など、親や子どもの願いから遠ざかる波がおしよせています。子どもたちや学校を激しい競争に追い込み、格差を広げる「全国一斉学カテスト」も深刻な歪みをもたらしています。足立区で明らかになった区教委ぐるみの不正は、競争に追い立てられる学校の姿をまざまざと示しました。
     
 2006年末、国民の大きな反対の声を押し切って教育基本法が変えられ、政府や行政権力が教育を思うままに左右し、統制できるしくみがっくられてしまいました。
 そのしくみを利用して、政府は教育「改革」にのり出しています。その柱は「教育(学校)にいっそう格差を広げる」「戦争できる国の国民をつくる」など、国民の願うものとはまったくかけ離れたものです。2008年春にも告示される新しい学習指導要領は、こうしたねらいを教育の中身として具体化したものです。
 石原都政のもとで、東京は、その水先案内人の役目を自ら買って出ています。子どもを苦しめるそんな暴走をゆるしてはなりません。
 私たちは、教育基本法「改定」反対の運動で示したような大きな力を失ってはいません。参議院選挙で、改憲を自らの政権公約に掲げた安倍政権と、それを支える自民・公明両党に大きな打撃を与え、安倍首相を退陣に追い込んだこともそのあらわれです。
 都民、父母、教職員のみなさん。
 今日の子どもの問題は、明日の大人社会の問題です。地域で、学校で、子どもを思う心をつなぎあって、子どもたちの希望、優しい心、確かな学力を分け隔てなくはぐくむ教育を、一歩ずつ取り戻し、築いていこうではありませんか。
 憲法を守り、教育を子どもと私たちの手にとりもどす、その大きなステップになるこの集いに多くのみなさんが参加されることを心より呼びかけます。

 「とりもどそう東京に!憲法が生きる教育を2.2東京集会2008」実行委員会
 TEL.03-3230-4060 FAX.03-3230-4090

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