パワー・トゥ・ザ・ピープル!!アーカイブ

東京都の元「藤田先生を応援する会」有志によるブログ(2004年11月~2022年6月)のアーカイブ+αです。

「国会を包囲しよう!」(28)

2007年06月20日 | 平和憲法
<転送歓迎>(重複ご容赦)・「都教委包囲首都圏ネットワーク」・「千葉高教組」、・「新芽ML」、の渡部です。

 本日(6月19日)、午後5時20分過ぎ頃、参議院文教科学委員会で、教育三法が混乱の中、強行採決されました。
 たまたま私は16時から傍聴に入っていました。

 17時まで安倍首相参加のもとで、質疑が行われ、その後安倍首相が退席したところ、議長が一方的に決を採ろうとしたので、野党議員は議長席に詰め寄り、
 「審議が尽くされていない」、 「強行採決はするな!」、 「理事懇を開け!」 「今日はこれで終わりだ」
 と抗議しました。
 その押し問答が15分余り続いた後、怒号と混乱の中、議長は突然一方的に、賛成の起立を求め、起立多数として可決としたのです。

 しかし、その議長の声は怒号でほとんど聞こえず、またその際、野党議員も全員抗議のために立ち上がっており、傍聴者には一体何が起きているのかも分からない有様でした。

 これでもこれを「可決」と言うのでしょうか。
 誰が見ていても納得しないでしょう。
 まさに「暴挙」以外の何ものでもありません。
 <良識の府>が聞いて呆れます。

 その後、怒号と混乱の中で、公明党の議員がマイクで文書を読み上げていました。
 しかし、これもほとんど聞き取れません。

 そうしているうちに議長が「散会します」と述べ、自民党・公明党の議員たちは会場から退席をはじめました。

 多くの傍聴者も怒りに震えながら会場をあとにせざるを得ませんでした。
 そして、公明党の議員が読み上げていたのは「22の付帯決議」だったと私が知ったのは委員会の会場を出てからでした。

 委員会の様子を聞いた国会前に集まった500人余りの人々は、抗議のシュプレヒコールを繰り返しました。

 また本日、イラク特別措置法も委員会を通過したとのことです。。

 国会の暴走は止まりません。
 このままでは日本社会は大事故を引き起こすでしょう。

 明日は、本会議が10時から行われます。
 包囲ネットは9時から座り込みを始めます。


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「都教委包囲首都圏ネットワーク」のブログのアドレス
  http://kenken.cscblog.jp/
最新の国会情勢などを載せてあります。

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