パワー・トゥ・ザ・ピープル!!アーカイブ

東京都の元「藤田先生を応援する会」有志によるブログ(2004年11月~2022年6月)のアーカイブ+αです。

こんな天皇制テロルが護憲天皇・民主天皇制の本質だ

2016年11月24日 | 増田の部屋
 ◆ 11・20天皇制いらないデモに右翼の暴力での物損カンパを!
皆さま
 こんにちは。増田都子です。これはBCCでお知らせしています。
 元文が超々長い…自分を棚に上げて笑)…のですが「反天皇制デモ」に対する右翼暴力団と機動隊(警察)のやり口について、ぜひ、知っていただきたく、また、カンパもたくさん集まるように、既に、この情報が届いている方には重複して、たいへん、申し訳ありませんが、参加者の報告と訴えを転送させていただきます。
 右翼暴力団は暴力をふるうのが仕事(?)かもしれませんが、機動隊(警察)は一応「市民を守る」のが仕事のはずなのです。なのに、目の前で、暴行・傷害・器物損壊の犯罪が横行しているのに、なぜ、現行犯逮捕しないのでしょうか…
 ◎ 【11・20天皇制いらないデモ 物損カンパ送付先】
   郵便振替口座:00190-2-560928(口座名「立川自衛隊監視テント村」)
   ※備考欄に「11・20デモカンパ」と必ず明記ください。


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 11・20の井之頭公園からの反天皇制デモの様子、詳細は参加者(園さん)の以下のブログからツイキャスの録画でご覧いただければと思います。
https://twitter.com/ryota1981?lang=ja
 去る8・15のデモで私は右翼が横断幕を窃盗した瞬間に、横断幕の紐が絡まって指を骨折させられました。
 「8・8天皇メッセージ」直後の反天皇制デモでした。
 この時も権力は、私たちデモ参加者を「圧縮、前へ行け」と押しまくり、突き飛ばす一方、デモの両側の車道・歩道を右翼に好きなだけ開放し、車道を「日の丸」の旗を振りながら右翼が『デモ』をしながら好き放題に私たちに襲いかかりました。横断幕やプラカード、旗も奪われました。
 デモの権利を右翼・警察がつるんで踏みにじり、天皇制国家を守り抜く意図をあらわにしたものでした。
 そして昨日11・20、奇しくも青森空港から日本軍・自衛隊が南スーダン人民虐殺の新任務を負って飛び立つその日、東京西部の吉祥寺周辺で、「8・8」後初めて「天皇制廃止」を正面に掲げての集会・デモが闘われました。
 立川自衛隊監視テント村が連絡先になって、三多摩や西部地域で反天皇制、反戸籍、反「日の丸・君が代」などの闘いを担ってきた人たちが集まった、文字通りの「市民集会・デモ」でした。
 正面には手作りの素晴らしい横断幕が。
 「龍踊り(じゃおどり)」よろしく<象徴天皇制いらない>のスローガンと共に龍が描かれ、鈴までついて、揺れると可愛い鈴の音が響くという立派なもの。
 「わたしのお言葉」「わたしのお気持ち」を書き込めるプラカードも準備されていて、楽しい心配りが満載。
 私も含め、多くがこの時期に闘争を呼びかけてくれた主催者に感謝し、「お日柄もよろしく」の主催者挨拶に爆笑しながら、準備の労をねぎらいました。
 一方、事前に警察権力は「右翼襲撃」を予告し(煽り)、立川テントの車をボコボコにするという右翼からの「伝言」を伝え、地元行政権力が住民に『デモ情報』を流し、警察しか知らない詳細なデモコースをブログで広めて右翼の攻撃を利することまでやる市議がいる中でのデモになりました。
 今回も警備は「8・15」と同じパターンで、「特」と書かれたヘルメットを装着している機動隊がデモ隊を併進規制で押しまくり、その外側に7、8機の機動隊が横を歩く右翼と馴れ合いながら、全く注意することもなく歩行させている。
 飛び込んできた時だけ、我々に対する時のように殴るでもなく何人もかかって丁寧に「抱きかかえて」おしかえし、すぐに放ち、また右翼は同様の攻撃をしてくることの繰り返しでした。ラグビーかアメフトの本当にだらけきった練習でも思い浮かべていただければと思います。
 右翼は殴るのも、蹴るのも自由放題。
 何しろデモ隊の先頭に(すぐ横を)、「殲滅」と大書した右翼の旗が堂々と行くという事態なのですから。
 その中で、機動隊に押し返された一人の右翼が何を思ったが機動隊員の腹をドンと殴り返して抗議しているのを目撃しました。が、殴られた本人も周りもこの「公務執行妨害」を黙認。それどころか私服が抱きかかえて優しくなだめていました。
 右翼にすれば「デモ隊を襲うのOKって言ったのに約束が違うぜ」、一方「特」印の機動隊員にすれば、「しまった。うっかり本気で止めすぎた」ということだったのでしょう。窃盗・傷害・器物損壊・果ては「殺せ!殺せ!」の殺人教唆まで、警視庁警備係が多数出っ張るデモで、まさに警察権力とつるんでの好き放題の暴力・犯罪行為が白昼衆人環視のもとで堂々と行われたのです。
 テント村の車は「犯罪予告通知」通り、警察権力の眼の前で制止されることなく襲われ、フロントガラスがめちゃめちゃに破られ、ナンバープレートを剥ぎ取られ、ワイパー、ミラーも破壊されました
 ツイキャスで「これが天皇制の本質だ」「権力に守られているのは右翼だ、よく見ておけ」と何度もつぶやいていましたが、全くその通りだと思います。
 逮捕者こそ出なかったものの、「二度とデモなどさせないぞ」という天皇制国家権力の意図をむき出しにした弾圧体制でした。
 「特」印の中には「早く行け、この野郎」と参加者への憎悪をむき出しにして混乱を良いことに突き飛ばしてニヤつく奴までいました。
 指揮棒を持った奴に隊員の不法行為を抗議したら「うるせ?」の一言。やはり「特」印は、機動隊の任務を特別よく担う部隊という意味だったのですね。
 参加者は、ある人は怪我をしながら、足を引きずりながら、疲労しながら、それでも解放感いっぱいにデモをやり抜き、笑い声の中で集約集会を終えました。
 集会の準備から最後まで力を尽くしてくださった皆さん、本当にありがとうございました。
 デモの途中でプラカードを奪われその場で取り返しに行こうとするのを止めました。その参加者の女性と、最後に「絶対リベンジしようね」と堅く握手をして別れました。
 そう、「天皇制テロルを絶対許さない!」との決意を込めたリベンジです。

 向こうの狙いは、デモを襲って萎縮させること。そしてたたき潰すこと。
 それへの反撃は、断固たる警察権力への大衆的抗議・告発を背景に、多くの人々の結集を持って闘い続けることではないでしょうか。
 「天皇制テロルが護憲天皇・民主天皇制の本質だ」「戦争時代の右翼・警察の弾圧をはねのけて、自らの闘いで私たちの権利を守り抜こう」という広範な闘いを是非是非みんなの力で準備しましょうよ。
 首都圏で「警察権力の管理下」で闘うことに不満を抱いている多くの人々や、人権剥奪の憲法改悪や、軍事にとどまらない「戦争時代」に危機感を抱く人々も含めて。
 その準備を今回の主催者の方々におわすのは本意ではありません。
 私自身も大したことはできないけれど、闘いをともにした多くが同じ思いだと思います。
声を掛け合い力を合わせて戦い続けるための相談と行動を。
 ご苦労様ですが、その第1声だけは、今回の取り組みの中心を担われた方々に発していただけないでしょうか。
 何よりも今回の闘争で食らった甚大な損害を緊急に全体のカンパで取り戻しましょう。
 現場のカンパで足りるはずはありません。

 参加者で奪われ、壊された方も多いはずです。
 服を破られた方もおられましたね。
 それも含めて何とか全体で補えるだけのカンパを集めましょうよ

 まずは、闘いの前面で「全身」で攻撃に耐えてくれたテントの車や拡声器(古いか)などは真っ先に補償されるべきと思います。
 貧乏ですが、カンパ集めはできます。
 できることは何でもします。

 どうぞよろしくお願いします。

 権力・右翼の暴力に私たちの権利を奪われてはならない。
 そのための断固たる反撃に闘いを準備しまし ょう。
以上


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