戦争をさせない杉並1000人委員会のチラシ

　◆ 安倍はただちに辞めよ！
　　　首相の資格なし！

　都議選での惨敗と疑惑隠しで行き詰まった安倍首相は、８月３日に内閣を改造しました。しかし、疑惑は解明されるどころかますます深まっています。
　まず第一に、「PKO日報問題」です。
　８月１０日にこれに関して、衆院安全保障委員会の閉会中審査が行われました。しかしそこには、辞任した稲田前防衛大臣は出てきませんでした。２月１３日の防衛省内の幹部会で、「電子データ」が存在していた報告を受け、稲田防衛大臣が「明日なんて答えよう」と発言したと書かれた「防衛省幹部の手書きメモ」まで出ているのです。しかし稲田氏は「報告を受けていない」と言い張り、閉会中審査にも出てきません。こんな無責任なことが許されるのでしょうか。
　第二には、加計学園疑惑です。

　安倍首相は、加計学園の理事長・加計孝太郎氏を「腹心の友」と呼んでおり、２０１３年５月にミャンマーへ外遊した際には、加計氏を同行させ、政府専用機にまで搭乗させています。また何回も会食やゴルフをやっており、昨年７月以降は、極端にその回数が増えています。「総理のご意向」という文書まで出てきているのです。
　それでも安倍首相は、今年の１月２０日まで「加計学園が、獣医学部新設を申請していたことは知らなかった」と述べています。何という厚顔！　当の加計氏は雲隠れです。
　第三には、森友学園疑惑です。
　籠池氏は国会の証人喚問で、「２０１５年９月５日、安倍晋三首相の昭恵夫人が同行者の席を外させたうえで、２人の時に『どうぞ、安倍晋三からです』と封筒に入った１００万円を下さった」と述べ、「昭恵夫人が名誉校長になり、保護者も含めて信用につながったと思うか」と質問され、「確かに大きかったと思う」、「遅々として進まなかったものが、それ以降は非常にスピード感を持って物事が動いた」とも述べています。
　そして、財務省が関与したことを示す新しい資料も、次々に明らかになっています。森友学園問題の根本問題は、安倍首相夫妻が、この学園での幼児への「教育勅語」暗誦教育を「素晴らしい」と評価していたことです。だからこそ、破格の支援が行なわれたのです。昭恵夫人は、逃げ回ることをやめて、国会で堂々と証言すべきです。
　これらの疑惑はまだまったく解明されていません。しかもこれらを貫いているのは、安倍首相とそのオトモダチによる「政治の私物化」です。
　このような安倍首相は、もはや《首相の資格なし！》と言わざるを得ません。６月１９日の記者会見で、「信なくば立たず」と述べています。信用を自らズタズタにしている安倍首相は、一日も早く辞めるべきです。
　「安倍は、ただちに退陣を！」の声を拡大していきましょう。

戦争をさせない杉並1000人委員会
連絡先：070－5460－2963（津和）