『東京新聞』(2005/5/1)の投書欄(ひろば あなたと編集)から、紹介します。
専門学校生 松井まなみ 20(東京都豊島区)
4月22日付社会面で、東京都立板橋高校の卒業式で「君が代」斉唱に反対し、混乱を招いたとして威力業務妨害の罪に問われた元教諭の初公判があったと知りました。私はその事件当時、国歌斉唱の際に起立しなかった「ならず者」の卒業生です。確かにビラを配っていたことは事実です。母もその紙を持っていました。
しかし、校長側の主張する、時間が遅れた、混乱を招いた等は決して事実と思っていません。実際には予定より早く終了しましたし、よく報道される成人式のようなことはなく、静かで問題は一切ありませんでした。起立しなかったのは生徒のみの意志です。実際に促したのは、金髪・ピアスの「不良系」の生徒たちで、先生は何も言っていません。その時、来賓の方々からは「国歌斉唱しないなんて、君たちは日本国民であることを誇りに思っていないのか」と言われました。これは十分、今問題の「愛国心の強制」ではないでしょうか。
一個人の意見ではありますが、本当のことを証明できるのは生徒、特に卒業生のみだと思います。少しでも本当の様子を知ってもらおうと思い、投書させていただきました。
専門学校生 松井まなみ 20(東京都豊島区)
4月22日付社会面で、東京都立板橋高校の卒業式で「君が代」斉唱に反対し、混乱を招いたとして威力業務妨害の罪に問われた元教諭の初公判があったと知りました。私はその事件当時、国歌斉唱の際に起立しなかった「ならず者」の卒業生です。確かにビラを配っていたことは事実です。母もその紙を持っていました。
しかし、校長側の主張する、時間が遅れた、混乱を招いた等は決して事実と思っていません。実際には予定より早く終了しましたし、よく報道される成人式のようなことはなく、静かで問題は一切ありませんでした。起立しなかったのは生徒のみの意志です。実際に促したのは、金髪・ピアスの「不良系」の生徒たちで、先生は何も言っていません。その時、来賓の方々からは「国歌斉唱しないなんて、君たちは日本国民であることを誇りに思っていないのか」と言われました。これは十分、今問題の「愛国心の強制」ではないでしょうか。
一個人の意見ではありますが、本当のことを証明できるのは生徒、特に卒業生のみだと思います。少しでも本当の様子を知ってもらおうと思い、投書させていただきました。
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