都立高入試失態 入試の公正

　今日の夕刊記事を見て驚いた。

　中央線が遅れた関連での、都立校入試時間繰り下げの記事である。
　１７０校余が１時限目をカットして、繰り下げたとある。
　ところが、２１校は予定通り実施した。

　これは、都教委による大失態である。
　記事はそのことを追求せずに、都教委のごまかし弁明のみを垂れ流している。
　曰く、問題用紙を回収した。　Ｓ高校では携帯を回収している。
　冗談ではない。　問題回収してもいくらでも連絡できるではないか。

　Ｓ高校の例は本当なのか。
　問題は、全都一斉連絡が開始時間前に取れなかったことである。
　教育長を、懲戒免職すべきである。

　都教委は、入試の公正を毀損したとして２月１９日、６０歳の前日本橋高校校長を懲戒免職にした。
　過酷な処分である。
　以前報道された、合格発表前の都教委幹部による議員らへの合格事前通知はどのような処分があったのか。
　入試の公正さを著しく疑わせて何の処分もなしか。
　都教委は自らの失態については頬被りして、現場の教員らには厳罰を課す。
　腐りきった役所である。

　ここまで書いた後、都教委ＨＰを見た。
　なんと、北園高校では試験開始したのち中止している。
　設問１，２は、全員満点にするとか。
　教育部長も懲戒免職にせよ。

　それにしても、これは大失態である。
　受験生を見張っているというがトイレはいけるのであろう・・・・
　つまり、１１時からの試験問題が、数千人に公開されたということ。
　もひとつ
　教員、数百人が問題を事前に知ったということである。
　教員の携帯も取り上げ電話も封鎖しなければならない。