
共同テーブル(代表・佐高信)が、アピールを発表しました。また2月9日から「新しい戦前にさせない」連続シンポジウムを開催するとのことです。
=「新しい戦前にさせない」 共同テーブル・アピール=
☆ 暮らし(いのちき)は武器で守れない
暮らしを大分では(いのちき)と呼ぶ。いのちを連想させる味わい深い方言である。
政府は憲法9条を捨てて軍備拡大に踏み出そうとしているが、それは生命を削り、暮らしを壊す道である。
暮らしと軍拡は両立しない。
戦火の消えないアフガニスタンで、中村哲さんは井戸を掘り、暮らしを建て直して平和を築こうとした。憲法9条を持つ日本の中村哲さんはそれまでフリーパスでアフガンを歩くことができた。
しかし、イラクへの自衛隊派遣が、その平和のパスポートを奪う。
だから、哲さんは国会で「自衛隊派遣は有害無益」と訴えた。
軍隊が国民を守らないことは旧満州や沖縄の例で明らかである。
軍備に頼らない平和を求めるために、私たちは「安保三文書」を徹底批判する。暮らし(いのちき)か、軍拡か。
三橋敏雄という俳人は「過ちは繰り返します秋の暮」と詠んだが、私たちは愚かな軍拡の道を選ばない。
2023年春
共同テーブル発起人
浅井基文(元広島平和研究所所長・政治学者) 安積遊歩(ピアカウンセラー) 雨宮処凛(作家・活動家)
伊藤 誠(経済学者) 植野妙実子(中央大学教授・憲法学) 上原公子(元国立市長)
大内秀明(東北大学名誉教授) 大口昭彦(弁護士・救援連絡センター運営委員) 海渡雄一(弁護士)
鎌倉孝夫(埼玉大学名誉教授) 鎌田 慧(ルポライター) 金城実(彫刻家)
纐纈厚(山口大名誉教授・歴史学者) 古今亭菊千代(落語家) 佐高信(評論家)
清水雅彦(日体大教授・憲法学) 白石孝(NPO法人官製ワーキングプア研究会理事長) 杉浦ひとみ(弁護士)
竹信三恵子(和光大名誉教授・ジャーナリスト) 田中優子(前法政大学総長)
鳥井一平(全統一労働組合・中小労組政策ネットワーク) 前田朗(朝鮮大学校講師)
宮子あずさ(随筆家) 室井佑月(小説家・タレント) 山城博治(沖縄平和運動センター顧問)
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☆ 「新しい戦前にさせない」第1回シンポジウム
「戦争が廊下の奥に立ってゐた」
タガが外れたような今日このころ、何かおかしくないですか?
沖縄・南西諸島でなにが起きているのだろうか、沖縄をまた捨て石にするのだろうか
「撃たれたら撃ち返す」のでなく、撃たれないようにできないのか
「抑止力」競争の行き着く先は核武装になるのでは 軍事費倍増で暮らしはどうなるのか
平和を実現するのは「抑止力」か、それとも「非武装」か
米軍は日本を守るのか、軍隊は国民を守るのか
根底的な問いを考え、戦争への道に抗する声をひろげましょう。
大いに議論し、平和をめざすための第一回シンポジューム。
と き 2月9日(木)6時15分開場 6時30分~9時
ところ 文京区民センター3A 文京区本郷4-15-14
参加費 500円
総合司会 杉浦ひとみ(弁護士)
主催者挨拶 佐高信
6時30分~7時 トーク 小室等×佐高信
うた 小室等 フォーク・シンガー
7時~7時30分 南西諸島からの告発
山城博治(ノーモア沖縄戦・命どう宝の会共同代表)
7時30~8時50分 シンポ 安保政策大転換にたちむかう
山城博治・纐纈厚・清水雅彦・福島みずほ
8時50分~9時 「新しい戦前にさせない」運動をひろげよう
服部良一(社民党・市民共同)
主催 「共同テーブル」
E-mail: kyodotable@gmail.com
連絡先/藤田高景090-8808-5000 石河康国090-6044-572
『共同テーブル』
https://www.kyodotable.com/
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