=立川テント村通信【ぼうえんきょう】=
▼ 「実際に戦える」陸上自衛隊「創隊以来の大改革」
8月31日、来年度予算の概算要求が提出された。毎年「過去最高」を更新し続ける防衛予算は、昨年当初予算の2・3%増となる5兆1685億円。
陸自では「実際に戦える」態勢をつくるための「創隊以来の大改革」という陸自改編が行われる。
全国の部隊を指揮する「陸上総隊」を創設。司令部は朝霞だが座間で日米が同居して、陸海空の日米司令部一体化が進む。
中央即応集団は廃止。日本版海兵隊と言われる「水陸機動団」が新設されて陸上総隊の下に入る。
すでに米海兵隊との共同訓練が始まっている。
▼F35Aステルス戦闘機6機をアメリカから946億円で購入、三沢に臨時部隊が作られるが、最終的には42機になる予定。IHI瑞穂工場が整備拠点になるから、横田にもたびたび飛来することになるだろう。
アフリカなどの紛争地で使う無人攻撃機開発の構想も。
▼大学や民間の軍事技術開発への助成が今年度6億円から110億円へ。
研究者たちの軍学共同反対のとりくみで今年の応募件数は昨年の半分以下に減ったが、まさに札束で頬をたたくようなやりくちだ。
▼9月26日、日米政府は新たな物品役務相互提供協定(ACSA)に署名した。安保関連法の下で弾薬提供も含め、平時から軍事一体化が進む。本当にうかうかしていられない。
『立川自衛隊監視テント村通信 464号』(2016年10月1日)
▼ 「実際に戦える」陸上自衛隊「創隊以来の大改革」
8月31日、来年度予算の概算要求が提出された。毎年「過去最高」を更新し続ける防衛予算は、昨年当初予算の2・3%増となる5兆1685億円。
陸自では「実際に戦える」態勢をつくるための「創隊以来の大改革」という陸自改編が行われる。
全国の部隊を指揮する「陸上総隊」を創設。司令部は朝霞だが座間で日米が同居して、陸海空の日米司令部一体化が進む。
中央即応集団は廃止。日本版海兵隊と言われる「水陸機動団」が新設されて陸上総隊の下に入る。
すでに米海兵隊との共同訓練が始まっている。
▼F35Aステルス戦闘機6機をアメリカから946億円で購入、三沢に臨時部隊が作られるが、最終的には42機になる予定。IHI瑞穂工場が整備拠点になるから、横田にもたびたび飛来することになるだろう。
アフリカなどの紛争地で使う無人攻撃機開発の構想も。
▼大学や民間の軍事技術開発への助成が今年度6億円から110億円へ。
研究者たちの軍学共同反対のとりくみで今年の応募件数は昨年の半分以下に減ったが、まさに札束で頬をたたくようなやりくちだ。
▼9月26日、日米政府は新たな物品役務相互提供協定(ACSA)に署名した。安保関連法の下で弾薬提供も含め、平時から軍事一体化が進む。本当にうかうかしていられない。
『立川自衛隊監視テント村通信 464号』(2016年10月1日)
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