◆ 東山紀之も池上彰も反ヘイトの言葉!
…2014年ネトウヨ記事PVランキング | LITERA
リテラが元旦よりお届けしている2014年ジャンル別PVランキングベスト10。今回のキーワードはずばり“ネトウヨ”だ。
今、この国には淫らな排外主義が蔓延している。特にネットでは四六時中ヘイトスピーチが垂れ流しの状態。そこで、本サイトはオープン当初からネット右翼やレイシストを批判する記事を次々と展開してきた。これらを便宜上“ネトウヨ記事”と呼ぶこととして、PV数が多かったものから順に発表していきたい。
★ 第1位 東山紀之が“反ヘイト本”を出版していた!自らのルーツと在日韓国人への思いを告白
元少年隊・東山紀之の自伝エッセイ『カワサキ・キッド』(朝日新聞出版)を紹介したこの記事は大反響を呼んだ。
「僕たちの住む地域には在日韓国・朝鮮人の人々が多く暮らしていた。うちのアパートもそんなコリアン・タウンの一角にあった」
神奈川県川崎市で育った東山が、幼いころから差別への違和感を持ち、マイノリティや弱者への思いを馳せている様子が伺える本書。2010年に刊行されたものだが、ヘイトスピーチが社会問題になっている昨今にこそ、より多くの人に読まれるべきだろう。詳しくは以下のリンクから。
(http://lite-ra.com/2014/11/post-665.html)
ちなみに、この記事には一部読者から「東山を政治利用するな」という意見が寄せられたので、後日、その反論記事も公開した。あわせてご一読願いたい。
(「何が政治利用なのか! 東山紀之「反ヘイト本」が朝鮮学校無償化見直しを批判」)
★ 第2位 事務所の圧力で「在日」を明かせない芸能人…岩城滉一騒動でさらに差別が
在日コリアン芸能人の多くは、好きこのんで出自を隠しているわけではない。彼らがそれを強いられるもっとも大きな理由は、“事務所の意向”、そして日本社会の“差別意識”である。芸能界の差別意識は解消に向かうと思われた時期もあったが、昨今の嫌韓ブームや右傾化、そしてネトウヨの「マスゴミ攻撃」によって、再び本人が希望してもそうはさせまいとする圧力がかかるケースが再び増加しているという。詳しくは以下のリンクから。
(http://lite-ra.com/2014/10/post-578.html)
★ 第3位 やしきたかじんが口を閉ざしていた「在日」のルーツに迫る評伝が出版
やしきたかじんの逝去からもうすぐ一周年を迎える。その後の百田尚樹『殉愛』騒動は周知のとおりだが、もはやノンフィクションとは言えないデキである『殉愛』に対して、昨年9月に発売された評伝『ゆめいらんかね やしきたかじん伝』(角岡伸彦/小学館)は小学館ノンフィクション優秀賞に選ばれるなど、ジャーナリズムに満ちた作品に仕上がっている。丹念な取材を通して描かれるたかじんの実像。
さらに角岡は、生前たかじんが決して語ろうとしなかった“出自のタブー”に切り込んでいく……。なぜ彼は秘密にしたまま逝ってしまったのか──続きは以下のリンクから。
(http://lite-ra.com/2014/09/post-464.html)
★ 第4位 「国益に反して何が悪い?」池上彰が朝日叩きとネトウヨの無知を大批判!
昨年の「朝日バッシング」では、産経、読売ら新聞はじめ、「週刊新潮」などの週刊誌がこぞって「日本の国益を損ねた」と書き立て、ネトウヨは鬼の首をとったかのように連日連夜「売国朝日」とがなり続けた。これに正面から異を唱えたのは、当時、朝日新聞でのコラム掲載拒否騒動のさなかにあった池上彰だ。メディア、ネトウヨに対するその鋭い指摘の詳細は、以下のリンクからご覧いただきたい。
(http://lite-ra.com/2014/11/post-633.html)
★ 第5位 元AKBも朋ちゃんと同じ目に!“俗物”竹田恒泰の教養の浅さがヒドい
お騒がせ男で知られる“ネトウヨのアイドル”こと竹田恒泰。昨年は華原朋美と元AKB48・畑山亜梨紗との二股交際疑惑が浮上。もはや保守論客というより“芸能人大好きミーハーおじさん”としか言いようがないのだが、そんな竹田サンの著書『日本人が一生使える勉強法』(PHP研究所)を読んでみたところ、その中身のカラッポっぷりに呆然。内容は以下のリンク先で確かめてもらいたいが、ほんと、この人の言葉をありがたがるネトウヨのレベルって……推して知るべしである。
(http://lite-ra.com/2014/10/post-510.html)
★第6位 「ソウルに劣化ウラン弾おとせ」安倍首相のFacebookは保守速報よりヒドい
ご存知、ネトウヨから絶大な指示を受ける安倍首相。自身のFacebookにどれだけ「いいね!」がつくかにご執心だという。昨年11月には、悪質ヘイト拡散サイト「保守速報」の記事をシェアしたことでも話題となった。しかもFacebookのコメント欄には「中国朝鮮3国もろとも殲滅でいいきましょう」などというヘイトスピーチが大量に確認できる。こんなのを放置していたわけだから、首相の立場では言えない本音をネトウヨに代弁させているようにしか見えない。相当ヤバいぞ、今の日本。詳しくは以下のリンクから。
(http://lite-ra.com/2014/11/post-660.html)
★ 第7位 反ヘイト集団“しばき隊”は正義なのか? 首謀者・野間易通に直撃!
在特会らによるヘイトデモへのカウンター行動の先陣を切ってきたC.R.A.C.野間易通に直撃インタビューを敢行。現在、カウンターは各地で盛況を見せ、ヘイトデモは規模の縮小を余儀なくされている。活動にいたった経緯、「どっちもどっち」という声に対する思いなどを語る野間。ぜひ、以下のリンクからご一読いただきたい。
(http://lite-ra.com/2014/09/post-431.html)
なお、このインタビュー記事の公開後、本サイトは野間に連載記事の執筆を依頼した。以下にバックナンバーをまとめているので、更新を楽しみにしてお待ちいただければ幸いである。
(C.R.A.C.野間易通「ネット右翼の15年?『自由』が民主主義を壊していく」)
★ 第8位 ネトウヨに負けるな! AKB、中居くん、ももクロが政治的発言!
昨年、AKB48の内山奈月による『憲法主義 条文には書かれていない本質』(PHP研究所)が話題を呼び、テレビではSMAP・中居正広が日韓関係に関して「謝るところは謝ればいいんじゃないですか?」と発言した。だがネトウヨたちはアイドルやタレントの政治的発言をこぞって叩きにかかる。はたしてどちらがまともか、以下のリンク先を読んで判断していただきたい。
(http://lite-ra.com/2014/07/post-297.html)
★ 第9位 もはやヘイトスピーチ? 嫌韓本トンデモ発言ランキング(前編)
2014年の出版業界で一層存在感を増したのが“嫌韓本”というジャンル。ベストセラー連発で平積みされている書店も多かった。そんな嫌韓本を、単行本、新書、月刊誌あわせて37冊も読んでトンデモ度をランキング形式で発表したこの記事。ヘイト発言の連発には思わず反吐がでるが、さらに胸クソ悪いのはこうした書籍が大量生産される“シンプルすぎる理由”である。手に取ったことのない人にこそ、その酷さを知ってもらいたい。
(http://lite-ra.com/2014/08/post-338.html)
また、昨年末には「冬のヘイト&嫌韓本ワースト5」という記事も公開したので、そちらも要チェックだ。ただし、吐き気止めを用意するのを忘れずに。
★ 第10位 なぜ、サヨク・リベラルは人気がないのか…社会心理学で原因が判明!?
2014年はリベラルが近年最大に攻撃された年でもあった。なぜ、リベラルは保守主義者に勝てないのか? 社会心理学者であるジョナサン・ハイトの著書『社会はなぜ左と右にわかれるのか』(紀伊国屋書店)の議論をもとに、日本の右派、左派の“キャッチコピー”を分析したところ、ある傾向が見えてきた。詳しくは以下のリンクから。
(http://lite-ra.com/2014/11/post-616.html)
ちなみに本サイトは、この記事と前後して社会学者・宮台真司へのインタビュー記事を公開している。宮台のネトウヨに関する議論とあわせて読むと、よりいっそう楽しんでいただけることだろう。
いかがだっただろうか。本サイトがこうした記事を公開するたびに、必ずネトウヨから「反日極左サイト」だの「キチガイ左翼」だのといった攻撃と罵倒が返ってきたものだ。だがそれ以上に、記事の内容や、紹介した書籍などへの共感の声が寄せられていることも、しっかりと言っておきたい。
そしてもちろんこれからも、リテラは、ネトウヨやレイシストたちと正面から対峙していく所存だ。
(編集部)
『LITERA/リテラ 本と雑誌の知を再発見』(2015.01.02)
http://lite-ra.com/2015/01/post-753.html
…2014年ネトウヨ記事PVランキング | LITERA
リテラが元旦よりお届けしている2014年ジャンル別PVランキングベスト10。今回のキーワードはずばり“ネトウヨ”だ。
今、この国には淫らな排外主義が蔓延している。特にネットでは四六時中ヘイトスピーチが垂れ流しの状態。そこで、本サイトはオープン当初からネット右翼やレイシストを批判する記事を次々と展開してきた。これらを便宜上“ネトウヨ記事”と呼ぶこととして、PV数が多かったものから順に発表していきたい。
★ 第1位 東山紀之が“反ヘイト本”を出版していた!自らのルーツと在日韓国人への思いを告白
元少年隊・東山紀之の自伝エッセイ『カワサキ・キッド』(朝日新聞出版)を紹介したこの記事は大反響を呼んだ。
「僕たちの住む地域には在日韓国・朝鮮人の人々が多く暮らしていた。うちのアパートもそんなコリアン・タウンの一角にあった」
神奈川県川崎市で育った東山が、幼いころから差別への違和感を持ち、マイノリティや弱者への思いを馳せている様子が伺える本書。2010年に刊行されたものだが、ヘイトスピーチが社会問題になっている昨今にこそ、より多くの人に読まれるべきだろう。詳しくは以下のリンクから。
(http://lite-ra.com/2014/11/post-665.html)
ちなみに、この記事には一部読者から「東山を政治利用するな」という意見が寄せられたので、後日、その反論記事も公開した。あわせてご一読願いたい。
(「何が政治利用なのか! 東山紀之「反ヘイト本」が朝鮮学校無償化見直しを批判」)
★ 第2位 事務所の圧力で「在日」を明かせない芸能人…岩城滉一騒動でさらに差別が
在日コリアン芸能人の多くは、好きこのんで出自を隠しているわけではない。彼らがそれを強いられるもっとも大きな理由は、“事務所の意向”、そして日本社会の“差別意識”である。芸能界の差別意識は解消に向かうと思われた時期もあったが、昨今の嫌韓ブームや右傾化、そしてネトウヨの「マスゴミ攻撃」によって、再び本人が希望してもそうはさせまいとする圧力がかかるケースが再び増加しているという。詳しくは以下のリンクから。
(http://lite-ra.com/2014/10/post-578.html)
★ 第3位 やしきたかじんが口を閉ざしていた「在日」のルーツに迫る評伝が出版
やしきたかじんの逝去からもうすぐ一周年を迎える。その後の百田尚樹『殉愛』騒動は周知のとおりだが、もはやノンフィクションとは言えないデキである『殉愛』に対して、昨年9月に発売された評伝『ゆめいらんかね やしきたかじん伝』(角岡伸彦/小学館)は小学館ノンフィクション優秀賞に選ばれるなど、ジャーナリズムに満ちた作品に仕上がっている。丹念な取材を通して描かれるたかじんの実像。
さらに角岡は、生前たかじんが決して語ろうとしなかった“出自のタブー”に切り込んでいく……。なぜ彼は秘密にしたまま逝ってしまったのか──続きは以下のリンクから。
(http://lite-ra.com/2014/09/post-464.html)
★ 第4位 「国益に反して何が悪い?」池上彰が朝日叩きとネトウヨの無知を大批判!
昨年の「朝日バッシング」では、産経、読売ら新聞はじめ、「週刊新潮」などの週刊誌がこぞって「日本の国益を損ねた」と書き立て、ネトウヨは鬼の首をとったかのように連日連夜「売国朝日」とがなり続けた。これに正面から異を唱えたのは、当時、朝日新聞でのコラム掲載拒否騒動のさなかにあった池上彰だ。メディア、ネトウヨに対するその鋭い指摘の詳細は、以下のリンクからご覧いただきたい。
(http://lite-ra.com/2014/11/post-633.html)
★ 第5位 元AKBも朋ちゃんと同じ目に!“俗物”竹田恒泰の教養の浅さがヒドい
お騒がせ男で知られる“ネトウヨのアイドル”こと竹田恒泰。昨年は華原朋美と元AKB48・畑山亜梨紗との二股交際疑惑が浮上。もはや保守論客というより“芸能人大好きミーハーおじさん”としか言いようがないのだが、そんな竹田サンの著書『日本人が一生使える勉強法』(PHP研究所)を読んでみたところ、その中身のカラッポっぷりに呆然。内容は以下のリンク先で確かめてもらいたいが、ほんと、この人の言葉をありがたがるネトウヨのレベルって……推して知るべしである。
(http://lite-ra.com/2014/10/post-510.html)
★第6位 「ソウルに劣化ウラン弾おとせ」安倍首相のFacebookは保守速報よりヒドい
ご存知、ネトウヨから絶大な指示を受ける安倍首相。自身のFacebookにどれだけ「いいね!」がつくかにご執心だという。昨年11月には、悪質ヘイト拡散サイト「保守速報」の記事をシェアしたことでも話題となった。しかもFacebookのコメント欄には「中国朝鮮3国もろとも殲滅でいいきましょう」などというヘイトスピーチが大量に確認できる。こんなのを放置していたわけだから、首相の立場では言えない本音をネトウヨに代弁させているようにしか見えない。相当ヤバいぞ、今の日本。詳しくは以下のリンクから。
(http://lite-ra.com/2014/11/post-660.html)
★ 第7位 反ヘイト集団“しばき隊”は正義なのか? 首謀者・野間易通に直撃!
在特会らによるヘイトデモへのカウンター行動の先陣を切ってきたC.R.A.C.野間易通に直撃インタビューを敢行。現在、カウンターは各地で盛況を見せ、ヘイトデモは規模の縮小を余儀なくされている。活動にいたった経緯、「どっちもどっち」という声に対する思いなどを語る野間。ぜひ、以下のリンクからご一読いただきたい。
(http://lite-ra.com/2014/09/post-431.html)
なお、このインタビュー記事の公開後、本サイトは野間に連載記事の執筆を依頼した。以下にバックナンバーをまとめているので、更新を楽しみにしてお待ちいただければ幸いである。
(C.R.A.C.野間易通「ネット右翼の15年?『自由』が民主主義を壊していく」)
★ 第8位 ネトウヨに負けるな! AKB、中居くん、ももクロが政治的発言!
昨年、AKB48の内山奈月による『憲法主義 条文には書かれていない本質』(PHP研究所)が話題を呼び、テレビではSMAP・中居正広が日韓関係に関して「謝るところは謝ればいいんじゃないですか?」と発言した。だがネトウヨたちはアイドルやタレントの政治的発言をこぞって叩きにかかる。はたしてどちらがまともか、以下のリンク先を読んで判断していただきたい。
(http://lite-ra.com/2014/07/post-297.html)
★ 第9位 もはやヘイトスピーチ? 嫌韓本トンデモ発言ランキング(前編)
2014年の出版業界で一層存在感を増したのが“嫌韓本”というジャンル。ベストセラー連発で平積みされている書店も多かった。そんな嫌韓本を、単行本、新書、月刊誌あわせて37冊も読んでトンデモ度をランキング形式で発表したこの記事。ヘイト発言の連発には思わず反吐がでるが、さらに胸クソ悪いのはこうした書籍が大量生産される“シンプルすぎる理由”である。手に取ったことのない人にこそ、その酷さを知ってもらいたい。
(http://lite-ra.com/2014/08/post-338.html)
また、昨年末には「冬のヘイト&嫌韓本ワースト5」という記事も公開したので、そちらも要チェックだ。ただし、吐き気止めを用意するのを忘れずに。
★ 第10位 なぜ、サヨク・リベラルは人気がないのか…社会心理学で原因が判明!?
2014年はリベラルが近年最大に攻撃された年でもあった。なぜ、リベラルは保守主義者に勝てないのか? 社会心理学者であるジョナサン・ハイトの著書『社会はなぜ左と右にわかれるのか』(紀伊国屋書店)の議論をもとに、日本の右派、左派の“キャッチコピー”を分析したところ、ある傾向が見えてきた。詳しくは以下のリンクから。
(http://lite-ra.com/2014/11/post-616.html)
ちなみに本サイトは、この記事と前後して社会学者・宮台真司へのインタビュー記事を公開している。宮台のネトウヨに関する議論とあわせて読むと、よりいっそう楽しんでいただけることだろう。
いかがだっただろうか。本サイトがこうした記事を公開するたびに、必ずネトウヨから「反日極左サイト」だの「キチガイ左翼」だのといった攻撃と罵倒が返ってきたものだ。だがそれ以上に、記事の内容や、紹介した書籍などへの共感の声が寄せられていることも、しっかりと言っておきたい。
そしてもちろんこれからも、リテラは、ネトウヨやレイシストたちと正面から対峙していく所存だ。
(編集部)
『LITERA/リテラ 本と雑誌の知を再発見』(2015.01.02)
http://lite-ra.com/2015/01/post-753.html
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます