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東京都の元「藤田先生を応援する会」有志によるブログ(2004年11月~2022年6月)のアーカイブ+αです。

広島での放射能被害を懸念する人が、また。

2011年11月22日 | フクシマ原発震災
 『放射能防御プロジェクト 木下黄太のブログ 「福島第一原発を考えます」』から
 ▼ 広島での放射能被害を懸念する人が、また。
   さらに、都内の尿検査の数値に注目しています。


 広島で放射性物質の被害を感じ取れるのかどうかは微妙な話です。その人個人個人がどこまで感受しやすいのかによると思います。広島の安芸区の方からの報告をうけて、また別の地区からも次のような話が届きました。
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いつも 貴重な情報 有難う御座います。安芸区の方の報告を読み、ああやはりと想いメールしました。
 私も40代の女性で 広島 安佐北区の 林に囲まれた 里山に居住しています。
 3月 原発事故以後 家の裏手の斜面の草刈するたびに 喉が痛み
 確実に 放射能汚染は ここまで来ているのを感じましたが 
 草刈しないと どうにも ならず マスクして するようにしましたが
 それでも 喉の異変は続き 刈った草を焼却すると更にひどくなり

 目の充血 そして 6月には 真っ赤な血尿が10日位続きました。
 足には紫色の斑点がしばらく続きました。
 時折手首が 射るような ピリピリと電気ショツクのような痛みが走ります。
 ネツトで 報告されている症状そのものです。
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 どんなに量が少なくても、放射性物質はいろんなことで影響を及ぼす可能性があります。そうすると、少ない降下しかエリアでも人によっては、影響が出る可能性は否定できないというのが、この話の本質です。ここは、難しい。
 しかし、訴えている人の声を馬鹿にしたり、不安を増長させるなといって、話をオープンにさせないようにしようとする感覚は、理解できないものがあります。そんな言い草に意味はありません。
 都内のお子さんの尿検査の結果が、僕のところに送られてくるのが、数値が高めになってきています。多摩西部のお子さんは、0.7Bq/L、セシウム合算で検出です。他にももう一人似たような数値のお子さんの話も、都内で入ってきています。
 これまでは、合算で0.4Bq/L程度の話が多かったのですが、なんか少しずつ蓄積している可能性も考えてしまいます
 ぼくは、 乳幼児で、セシウム合算で1Bq/L出ることをとても気にしています。だんだん多くなっていく数値は本当に嫌です。
 やはり、避難が基本と考えます。

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 まもなく4歳になる娘がおります。
 住まいは東京都(多摩西部)です。
 尿中の結果は添付いたします。

 セシウム134=0.33
 セシウム137=0.32でした。

 娘は4月の初旬に急にお腹が痛い・・と抱え込んで泣いていました。
 病院では異常はみつからず。
 2週間ほどで治りました。

 続いて2ヶ月に及ぶ
 繰り返す膣炎。(検査の結果、なにも菌はみつからず)
 これらは1週間の福岡保養で一度良くなりました。
 しかし・・その後もまた膣炎。
 外遊び後の40度の発熱。(外遊びを止めたらなくなりました)
 手や足の指先の皮が剥ける。
 目の下のクマ
 そしてこの5日前からまたお腹が痛いと胃の辺りを押さえます。
 母親の私は耳の下のリンパの腫れ
 股関節の痛み
 指の関節の腫れという症状が出できました。
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 (略)

『放射能防御プロジェクト 木下黄太のブログ 「福島第一原発を考えます」』(2011-11-22)
http://blog.goo.ne.jp/nagaikenji20070927/e/68478eea44bdcd3c5847d78a2b2e621c
 (略)下記は、▼ 広島講演会の後の体調不良をめぐる報告です。この話が、放射性物質の影響と考えるべきかどうかは、議論の余地はありますが、一番、西側から、こういう懸念を抱いている人の感覚を伝えておきます。前にも一度情報提供された方の詳細なお話です。
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 安芸郡。 小学校の生徒も1年から6年まで99人の小さな学校です。
 そのうちの 1~3年生 26名を 放課後 親が働いている為に毎日6時までみています。
 後、土曜日、また夏休みなどは 朝8時半から6時までなので 子供と一緒にいる時間は案外 長いですね。
 で、夏休み前頃からお盆ぐらいまでの期間に 7名ぐらいが 結構 量も多く また 同じ子が何度も何度も鼻血が出たという事 (どちらかと言うとアレルギー体質っぽい)、 2名が肺炎、あと2学期に入るときに 1名が川崎病になり、10日ぐらい入院しました。
 私自身は 52歳、女性で 春頃からとにかく手の指の節々が痛む、それも日によっていろんな箇所が。夏頃まで続いてなおっていたのに ここ10日前からまた少し痛む。
 あと 7月10日頃 突然の膀胱炎になり まっ赤な血尿が出ました。
 子供の鼻血については、10年間この仕事をしていますが、1年のうち鼻血に遭遇するのは ほんと1~2回 あるかないかで 今年のような事は今まで一切なかったです。
で 夏で収まっていましたが また半月前に 同じ日に3人が鼻血をだしました
 わたしの家の近所でも 家が隣同士の70代の女性2人が 夏 同時期に肺炎になって 一緒に病院に通ってたそうですが、一月半通ってもなかなかなおらず、でもだいぶ良くなったので カラオケで歌ったり、元気そうだったのに いきなり亡くなり、もうひとりもまだあまり よくないようです
 こちら西日本方面の汚染は少ないとの事ですが、すぐそばにJR呉線が走っている、広島呉高速道路が町の中を通っている、国道(学校から20mぐらい離れている)に鉄くずの処理業者がある、4町合同のクリーンセンターが1キロぐらいの所にあるなど
 (中略)
 こちらでは、放射能の影響はほとんどないとみんな思っているので、体調不良があってもみな個人的なことと思っている様ですが、どうもわたしの感覚では 西日本とはいえ うっすらと被爆しているのではないかと そして、はっきりとはしないけど もう結構 健康被害がこちらでもでてきているのではないかと思っています。
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 三月中旬以降、原発事故の放射性物質拡散に関連し、なんらかの健康影響や異変があると思われる方は、その事象をメールで伝えてください。妊娠、出産に関わらず、医療的な中身に関わる事、会社、組織、学校など集団的におきている事を教えてください。極力メールしてください。nagaikenji20070927@yahoo.co.jp
 ある程度被曝しているエリア(首都圏も入ります)の人、特に子ども、妊婦、妊娠可能な女性は、放射性物質の少ない場所に避難すべきだと僕は考えます。優先順位は「避難する」ことです。慢性的に被曝することは避けるべきですから、できる限り早く避難することをすすめます。

『放射能防御プロジェクト 木下黄太のブログ 「福島第一原発を考えます」』(2011-11-20)
http://blog.goo.ne.jp/nagaikenji20070927/e/ab0d71233b73190b5f0cbc9aa8acaf3f

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