<転送歓迎>(重複ご容赦)
・「都教委包囲首都圏ネットワーク」・「千葉高教組」・「新芽ML」の渡部です。
本日(11月20日)、<河原井さん根津さんらの「君が代」解雇をさせない会>主催で、愛知教育大学の藤井啓之教授を迎えて、(連続学習会)≪貧困と「君が代・日の丸」・公務員バッシング≫が開かれました。
藤井教授は、以下のような柱立てで講演をしました。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
Ⅰ、アンチ「日の丸・君が代」への反発がなぜ起こるのか
1、貧困の原因と対応の撹乱
2、貧困の中で人々の意識はどうなってきたのか
3、管理社会の進行とシステム依存の増大
4、なぜ「君が代・日の丸」に同調し、教師・公務員をバッシングするのか
5、他国のナショナリズムの合わせ鏡
Ⅱ、これからの運動の方向
1、支配の仕方を知る
2、闘い方の次元
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
全体的に、≪貧困と「君が代・日の丸」・公務員バッシング≫の社会的背景やそこから作られてくる人々の意識がよく分かる講演でした。
また、これからの運動の方向というところでは、
・「分断して支配する」という支配者たちのやり方にはまらないこと、
・「We are 99% 」というスローガンに現れているように、敵は誰なのかを明らかにすること、
などの重要性が語られました。
なお、この講演中、ユニセフが2007年に公表した『裕福な国における子どもの幸福に関する概観』という資料が紹介されました。
それによると、15歳の子どもで「自分は孤独と感じている」という項目では、平均が7.4%なのに、日本は29.8%と段違いに高い数値を示していました。
孤独を感じる子どもの割合は先進国では日本が最も高いという報告も発表されているようです。
また、財団法人日本青少年研究所(東京)が、2010年日米中韓の高校生7233人に実施し2011年2月24日に公表した調査結果も紹介されました。
それによると、
<自分は価値のある人間だと思うか>について「全くそうだ」は、
米国(57.2%)、中国(42.2%)、韓国(20.2%)、日本(7.5%)
<自分を優秀だと思うか>について「そうではない」は、
米国(11.2%)、中国(32.7%)、日本(83.2%)
さらに、
<学校には私を理解してくれる先生がいる>と考える生徒は、
日本は52・7%で4か国中最低、
<親が自分をよく分かってくれる>としたのは、
日本は68.0%で、韓国の66.2%についで低かった、
ということです。
いかに現在の日本の子どもたちが、<孤立感>を感じ、<自分に対する自信>を失い、<学校>でも<家庭>でも気が休まらない状況に置かれているかがよくわかりました。
そして藤井さんは、大阪の「教育基本条例」が通れば、この傾向はさらに段階を画して強まるだろうと述べました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
【堺】から以下のメールが届いています。
【堺からのアピール 教育基本条例を撤回せよ】賛同人は、20日午後4時時点で238人です。
当初目標の3倍も視野に入ってきました。
一応の締切まであと一週間。もっと広く大きく呼びかけましょう。
ブログに、橋下前知事の6/12twitterと、高橋哲哉さんの講演要旨をアップしました。
ブログへのアクセス数は14日目で2604回となりました。
下記URLをコピーして、もっともっと多くの人々にこのブログを広げて下さい。
http://blog.livedoor.jp/woodgate1313-sakaiappeal/
****************************
千葉高教組の県教研『平和・人権・民族』分科会
テーマ<大阪の教育現場の状況を学ぶ>
<日時>12月3日(土)9:30~12:00
<内容>・最高裁弁論について
・大阪の教育現場の状況について(ダブル選結果も)
(午後からの全体会でも短時間ですが、大阪の仲間に報告してもらうことになりました。)
<場所>千葉県教育会館(千葉地裁向かい)
(チラシから)
・・橋下府知事はこれらの「条例案」と「大阪都構想」を争点に辞職し、11月27日の大阪市長選に立候補して、ダブル首長選に持ち込もうとしています。
学校教育への不当な政治の介入、競争至上主義の徹底導入など、もう無茶苦茶です。ダブル首長選への行動に至っては民主主義の破壊行為に他なりません。
このような橋下府知事の攻撃にさらされながらも、学校や生徒を守るため闘い続ける大阪の先生から、直接、現在の学校現場の状況をお聞きします。・・
・・大阪の先生方の闘いを応援するためにも、一人でも多くの参加を待っています。
主旨に賛同される方であれば、一般の方でも参加できます。
*********************************************************
「都教委包囲首都圏ネットワーク」のブログのアドレス
http://kenken.cscblog.jp/
「千葉高教組『日の丸・君が代』対策委員会」のホームページ
http://homepage3.nifty.com/hinokimi/
・「都教委包囲首都圏ネットワーク」・「千葉高教組」・「新芽ML」の渡部です。
本日(11月20日)、<河原井さん根津さんらの「君が代」解雇をさせない会>主催で、愛知教育大学の藤井啓之教授を迎えて、(連続学習会)≪貧困と「君が代・日の丸」・公務員バッシング≫が開かれました。
藤井教授は、以下のような柱立てで講演をしました。
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Ⅰ、アンチ「日の丸・君が代」への反発がなぜ起こるのか
1、貧困の原因と対応の撹乱
2、貧困の中で人々の意識はどうなってきたのか
3、管理社会の進行とシステム依存の増大
4、なぜ「君が代・日の丸」に同調し、教師・公務員をバッシングするのか
5、他国のナショナリズムの合わせ鏡
Ⅱ、これからの運動の方向
1、支配の仕方を知る
2、闘い方の次元
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全体的に、≪貧困と「君が代・日の丸」・公務員バッシング≫の社会的背景やそこから作られてくる人々の意識がよく分かる講演でした。
また、これからの運動の方向というところでは、
・「分断して支配する」という支配者たちのやり方にはまらないこと、
・「We are 99% 」というスローガンに現れているように、敵は誰なのかを明らかにすること、
などの重要性が語られました。
なお、この講演中、ユニセフが2007年に公表した『裕福な国における子どもの幸福に関する概観』という資料が紹介されました。
それによると、15歳の子どもで「自分は孤独と感じている」という項目では、平均が7.4%なのに、日本は29.8%と段違いに高い数値を示していました。
孤独を感じる子どもの割合は先進国では日本が最も高いという報告も発表されているようです。
また、財団法人日本青少年研究所(東京)が、2010年日米中韓の高校生7233人に実施し2011年2月24日に公表した調査結果も紹介されました。
それによると、
<自分は価値のある人間だと思うか>について「全くそうだ」は、
米国(57.2%)、中国(42.2%)、韓国(20.2%)、日本(7.5%)
<自分を優秀だと思うか>について「そうではない」は、
米国(11.2%)、中国(32.7%)、日本(83.2%)
さらに、
<学校には私を理解してくれる先生がいる>と考える生徒は、
日本は52・7%で4か国中最低、
<親が自分をよく分かってくれる>としたのは、
日本は68.0%で、韓国の66.2%についで低かった、
ということです。
いかに現在の日本の子どもたちが、<孤立感>を感じ、<自分に対する自信>を失い、<学校>でも<家庭>でも気が休まらない状況に置かれているかがよくわかりました。
そして藤井さんは、大阪の「教育基本条例」が通れば、この傾向はさらに段階を画して強まるだろうと述べました。
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【堺】から以下のメールが届いています。
【堺からのアピール 教育基本条例を撤回せよ】賛同人は、20日午後4時時点で238人です。
当初目標の3倍も視野に入ってきました。
一応の締切まであと一週間。もっと広く大きく呼びかけましょう。
ブログに、橋下前知事の6/12twitterと、高橋哲哉さんの講演要旨をアップしました。
ブログへのアクセス数は14日目で2604回となりました。
下記URLをコピーして、もっともっと多くの人々にこのブログを広げて下さい。
http://blog.livedoor.jp/woodgate1313-sakaiappeal/
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千葉高教組の県教研『平和・人権・民族』分科会
テーマ<大阪の教育現場の状況を学ぶ>
<日時>12月3日(土)9:30~12:00
<内容>・最高裁弁論について
・大阪の教育現場の状況について(ダブル選結果も)
(午後からの全体会でも短時間ですが、大阪の仲間に報告してもらうことになりました。)
<場所>千葉県教育会館(千葉地裁向かい)
(チラシから)
・・橋下府知事はこれらの「条例案」と「大阪都構想」を争点に辞職し、11月27日の大阪市長選に立候補して、ダブル首長選に持ち込もうとしています。
学校教育への不当な政治の介入、競争至上主義の徹底導入など、もう無茶苦茶です。ダブル首長選への行動に至っては民主主義の破壊行為に他なりません。
このような橋下府知事の攻撃にさらされながらも、学校や生徒を守るため闘い続ける大阪の先生から、直接、現在の学校現場の状況をお聞きします。・・
・・大阪の先生方の闘いを応援するためにも、一人でも多くの参加を待っています。
主旨に賛同される方であれば、一般の方でも参加できます。
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「千葉高教組『日の丸・君が代』対策委員会」のホームページ
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