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東京電力、福島の代表40人を門前払い!

2011年06月12日 | ノンジャンル
 作成者 MASANORI YUMOTO
 ▼ 東京電力、福島の代表40人を門前払い!

 【動画】 http://www.youtube.com/watch?feature=player_detailpage&v=P1T2k9nm_kY


 6月11日、脱原発100万人アクションの一環として、福島から40名の代表がバスで東京の行動に参加するためにやってきた。(主催:東京に福島の声を届けよう 6・11脱原発100万人アクションバスツアー実行委員会)
 その手始めに行われた東京電力本店との交渉には、約束をしていたにも関わらず、雨の中、福島の代表40名を屋内はおろか、ひさしのある雨がしのげる場所にも入れないという対応に出た。しかも、対応した東電の社員は、警備担当一名のみである。
 実行委員会が準備した要請内容は、放射能汚染物質・土壌・瓦礫等の撤去、搬出を東京電力に求めたもので、この点について最低でも東京電力が交渉に応じるということは、誰が考えても認められうることである。
 この誠意のかけらさえうかがえない対応に、福島の代表からは一様に怒りの声があがった。参加者からは、以下の意見が出された。
 「会社の幹部が出てきて、ひとことの謝罪を言うこともできないのか」
 「外出時にマスク、水道水が飲めない生活を理解できるか」
 「うちの子どもが、いつもぬいぐるみで遊んでいる。そのぬいぐるみは0.65マイクロシーベルトなんだよ。それがわかるか?」
 「東京だって毎時0.2マイクロシーベルトでしょ。あなたがたも大変な放射線をあびているんだよ。みんな同じなんだよ」

 これが、メルトダウンを三か月間も隠し通してきた東電の対応であり、本質である。この居直りを許さない闘いが、11日、100万にアクションとして全国で取り組まれた。
  福島の代表は東電交渉の後、芝公園集会とデモ、新宿東口アルタ前集会に参加し、ハードなスケジュールをこなした。しかし、行く先々で大きな声援を受けていた。
 福島を、そして全国を原発の危機から救うための闘いが、今日大きな節目を越えたと言える。(湯本雅典)
『Union Tube』(2011年06月12日)
http://video.labornetjp.org/Members/YUMOTO/videos/fukusimadaihyou.wmv/view

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