パワー・トゥ・ザ・ピープル!!アーカイブ

東京都の元「藤田先生を応援する会」有志によるブログ(2004年11月~2022年6月)のアーカイブ+αです。

田畑裁判ミニニュース

2006年12月09日 | 平和憲法
◎ミニニュース 新13号
 第8回公判迫る

 前回は、「健康でない」と「清掃監督を怠ける」の2点の捏造について、原告が陳述しました。
 毎回陳述させてもらえるのはあまり例のないことで有り難いのですが、その後のことが気になります。
 このような形での原告陳述は今度で終わりになるかもしれません。ぜひぜひ傍聴をお願いしたいと思います。
● 田畑再雇用拒否真相究明裁判第8回公判 ●
   日時:12月12日(月)16:00~
   場所:東京地裁627号法廷(地下鉄「霞ヶ関」駅A1出口すぐ右)
◎ミニニュース 新12号
 第7回公判(10/31) 田畑さんの陳述


1,「健康でない」と捏造された事について
 田畑さんは、千川中学校に復帰後、約10年間病気一つせず、元気に勤め上げたのに、中神校長は先行訴訟で、
 ◆「病気のため給食が食べられないから」と言って給食指導を断り、教頭の指示に従わなかった。
 ◆健康を理由に、部活の顧問を断った。
 ◆健康を理由に、管理職の指示や依頼、学年からの依頼を断ることと、生徒の指導に関する情報から担任を任せることは出来ないと、担任に任命しなかった。
 と、誹謗中傷を交えて陳述。
 今回の訴訟でも変えないので、田畑さんが反論しました。

 事実がなく、医者の診断書もないのに、原告を病人に仕立て上げようと、“本人が言った”という手口を使った。推薦書への「健康悪い」の記載は、「公文書不実記載」に当たり、刑事罰の対象である。

2,「清掃箇所に赴かず必要な監督を怠る」とイチャモン。
 千川中学校は、班長が清掃終了後担当教師に報告に来る決まりで、生徒手帳にも明記してある。田畑さんは、たった15分で、3~4箇所の現場を、報告に来た順に飛び回っていた。「生徒と汗を流し、触れあって欲しいという私の方針に添わなかった」と、校長は田畑さんを非難するが、そんな方針は聞いたことがない。第一物理的に不可能だ。

…今回は、傍聴者が少なく寂しかったです。田畑さんの闘いを風化させることなく、次回は法廷を満席に(^o^)

●教育基本法が衆議院を通過し、12月上旬には参議院で成立の予定。田畑も院内集会、国会前座り込み、文科省との話し合い、ヒューマンチェーン等に参加しました。
 何とも悔しい限りですが、教職員組合が反対に本気で取り組んでいるように見えず、その点がとても残念です。
●成立すると、石原都政の教育政策が大手を振ってまかり通り、9/21の予防訴訟勝利判決も反古同然になってしまう。どんどん戦前に近づいていく。
●11/26の「サンデープロジェクト」で、いじめの原因は日教組教育だと主張する論者を複数登場させ喋らせていた。テレビ朝日に抗議を!!
●中神校長は、生徒の自殺を隠蔽した!
 1995年、生徒が自殺したのを、校長は「事故」と周囲に言いくるめた。これが明るみに出たら、懲戒処分確実だったろう。
●田畑は、この裁判を精一杯闘うことで、少しでも教育界に貢献したいと思っています。ご支援を(*^_^*)

【田畑先生の再雇用拒否の真相を究明する会】
  東京都練馬区栄町39-14 TEL・FAX 03(3991)3727
【カンパ】郵便振替00160-2-89471 口座氏名田畑和子

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