米長邦雄教育委員のHPから、
都教委の「行政職」を痛烈に批判している部分を引用します。
「行政職」と「教育職」の内輪の争いなんて、犬も食わない××喧嘩以下です。
校長が「子羊」なら、教員は・・・ヤッパ子羊にたかるノミくらいにしか見られていないのか。
都知事と都立高校
(略)
私の5年半は人事部長と指導部長の二人(今回は次長も含めて三人)との情報収集比べでした。教育改革は、校長や副校長クラスの人が行政職に就いた後に問題があるのです。私は校長にお仕えし、味方するのが役目です。
ところが、定年まで現場の校長に出ないで肩書きの出世を主眼とする事務的能力中心主義が主流になっているのです。これからは指導部長を初めとする行政職の人々が、最終的には困難校にも赴任するということにしさえすれば、現場の声と雲の上の行政職とが一体化します。
それには、55才くらいの部長にして、定年までの残りを校長で現場に出るくらいでないと駄目です。
「私は高校に学閥があることも承知している。組合があることも承知している。それは悪いことではなく、人間のつながりは大切だ。しかし、表向きは校長の味方をすると言いながら、裏で取引をしていて校長を裏切っている行政職の者だけは絶対に許さん」
ありのままの情報が欲しい。一人の上司のために、課の人間を徹夜までさせるのはいかがなものか。私が最も欲しかったのは、校長達の前で「行政職の者は教育課程の適正な実施について教育委員会の意思に従います」という一言だけでした。守るのは公教育の現場であって、庁内の管理職ではありません。
ラインに乗っている行政職。それに従わねばならない主事達。更に子羊の如き校長達。
一将功成って万骨枯る。これが教育界の実態である、なんて事はHPに書かないでと知事部局のトップと約束しましたから書きません。
東京都の教育改革
史上初。教育委員による政策が提案されたのです。恐らくは全国でも珍しいケースでしょう。委員とは名ばかり(失礼)で事務局の原案承認が定番です。
しかし今回は違うでェー。教師が部長や課長、主任、主事等という行政職に就くことがあります。都の人間で区や市町村の室長として出向というケースもある。全員55才で行政から離れ、現場に戻るべし。定年は学校現場で終ること。
この素晴らしい提案が10月27日の定例会で正式に討議された。来年の4月1日からです。
事の起こりは支援センターの設置にあります。都立高校200校の校長を支援する。このために6ヶ所支援センターを設けることにしたのです。本来、3ヶ所の所長は行政から、あとの支所長は教師枠からと思っていました。
ところが6ヶ所とも行政が占めて教員のポストは無しとなりました。怒ったのは教育者側です。部長や課長クラスの行政系教員が、仲間を裏切って保身に走ったと思われても仕方がない。しかも11月の臨時人事で「見せしめ」をするのはどうしても許されることではない。
教育界の悪者は何か。組合活動や学閥ではありません。意外な所に居る。
55才の役職定年は、教師の不公平感をなくそうというものです。残り一年でも校長に出す。前例もあります。
提案
若い指導主事、あるいは管理主事達と教育委員によるディスカッションをしたい。ラインに乗ったごく数名の人間による支配を打破しようではないか。
クライマックスを迎えました。4月1日付人事は保身のため公教育や教師仲間を売った者は残り任期に関係なく現場へ出す。
10月31日から、大元締めを巡る話題で都庁内はもち切りでしょう。
都教委の「行政職」を痛烈に批判している部分を引用します。
「行政職」と「教育職」の内輪の争いなんて、犬も食わない××喧嘩以下です。
校長が「子羊」なら、教員は・・・ヤッパ子羊にたかるノミくらいにしか見られていないのか。
都知事と都立高校
(略)
私の5年半は人事部長と指導部長の二人(今回は次長も含めて三人)との情報収集比べでした。教育改革は、校長や副校長クラスの人が行政職に就いた後に問題があるのです。私は校長にお仕えし、味方するのが役目です。
ところが、定年まで現場の校長に出ないで肩書きの出世を主眼とする事務的能力中心主義が主流になっているのです。これからは指導部長を初めとする行政職の人々が、最終的には困難校にも赴任するということにしさえすれば、現場の声と雲の上の行政職とが一体化します。
それには、55才くらいの部長にして、定年までの残りを校長で現場に出るくらいでないと駄目です。
「私は高校に学閥があることも承知している。組合があることも承知している。それは悪いことではなく、人間のつながりは大切だ。しかし、表向きは校長の味方をすると言いながら、裏で取引をしていて校長を裏切っている行政職の者だけは絶対に許さん」
ありのままの情報が欲しい。一人の上司のために、課の人間を徹夜までさせるのはいかがなものか。私が最も欲しかったのは、校長達の前で「行政職の者は教育課程の適正な実施について教育委員会の意思に従います」という一言だけでした。守るのは公教育の現場であって、庁内の管理職ではありません。
ラインに乗っている行政職。それに従わねばならない主事達。更に子羊の如き校長達。
一将功成って万骨枯る。これが教育界の実態である、なんて事はHPに書かないでと知事部局のトップと約束しましたから書きません。
東京都の教育改革
史上初。教育委員による政策が提案されたのです。恐らくは全国でも珍しいケースでしょう。委員とは名ばかり(失礼)で事務局の原案承認が定番です。
しかし今回は違うでェー。教師が部長や課長、主任、主事等という行政職に就くことがあります。都の人間で区や市町村の室長として出向というケースもある。全員55才で行政から離れ、現場に戻るべし。定年は学校現場で終ること。
この素晴らしい提案が10月27日の定例会で正式に討議された。来年の4月1日からです。
事の起こりは支援センターの設置にあります。都立高校200校の校長を支援する。このために6ヶ所支援センターを設けることにしたのです。本来、3ヶ所の所長は行政から、あとの支所長は教師枠からと思っていました。
ところが6ヶ所とも行政が占めて教員のポストは無しとなりました。怒ったのは教育者側です。部長や課長クラスの行政系教員が、仲間を裏切って保身に走ったと思われても仕方がない。しかも11月の臨時人事で「見せしめ」をするのはどうしても許されることではない。
教育界の悪者は何か。組合活動や学閥ではありません。意外な所に居る。
55才の役職定年は、教師の不公平感をなくそうというものです。残り一年でも校長に出す。前例もあります。
提案
若い指導主事、あるいは管理主事達と教育委員によるディスカッションをしたい。ラインに乗ったごく数名の人間による支配を打破しようではないか。
クライマックスを迎えました。4月1日付人事は保身のため公教育や教師仲間を売った者は残り任期に関係なく現場へ出す。
10月31日から、大元締めを巡る話題で都庁内はもち切りでしょう。
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