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東京都の元「藤田先生を応援する会」有志によるブログ(2004年11月~2022年6月)のアーカイブ+αです。

憂慮する会学習会

2008年07月09日 | 日の丸・君が代関連ニュース
 ☆ 「学校に対する君が代斉唱・日の丸掲揚の強制を憂慮する会」第5回学習会 ☆
   「日の丸・君が代」に押しつぶされる障がい児教育
   ~「ブラウス裁判」渡辺厚子さんと語ろう~


 とき 2008年7月12日(土)1時半開場、2時~5時
 ところ 立教大学12号館 地下第1・2会議室
 (JR、地下鉄「池袋」駅西口から徒歩10分)
 資料費 500円
 内容 ①渡辺厚子さん(都立北特別支援学校)の思い
     ②意見交換(教育現場から)
 「どうずれば一人ひとりが式の主体者たりえるか」を悩みながら、工夫し取り組んできました。教育の本質に関わります。


 春の卒業式や入学式は、主役である子どもたちのアイデアや工夫を生かして行われてきました。それは、厳粛な雰囲気で権威を押しつけ「国家との一体感」を情緒的に児童・生徒に植えつけた戦前の儀式に対する反省から生まれたものでした。
 しかし、子どもたちの意見も聞かず君が代を歌い、日の丸を掲げることを一方的に決める動きが東京や神奈川で進められ、東京都教育委員会は強制と教職員の処分を続けています。

 君が代・日の丸を強制することが、子どもたちを無視し、教育をどれほど破壊するものか、養護学校(特別支援学校)に矛盾が典型的に表れています。渡辺厚子さんは、2002年4月に都立大泉養護学校の入学式で強制への抗議を表す絵を描いたブラウスを着たところ、「上着を着用せよという職務命令に違反した」として戒告処分とされました。また、「2003年『10.23通達』は一人ひとりの子どもの違いを無視し、活動や健康・安全を損なう」として反対し、不服従を重ね2007年には停職1か月の処分をされています。
 子どもを無視したまま「強制」が進む東京の現状を知り、私たちに何ができるのか、また神奈川では、県教育委員会が「君が代」に起立しない教職員の氏名を収集していることが問題となっていますが、何ができるのか、考えてみませんか?

 参考 渡辺厚子「良心宣言」田中伸尚『不服従の肖像』樹花社、2006年
 主催 学校に対する君が代斉唱・日の丸掲揚の強制を憂慮する会
 <共同代表(50音順)>
  粟屋憲太郎(立教大学教授)
  田中正敬(専修大学准教授)
  山田昭次(立教大学名誉教授)
 電話 04-2928-2456
 郵便振替 00150・1・427855「憂慮する会」年会費1000円、カンパ歓迎

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