パワー・トゥ・ザ・ピープル!!アーカイブ

東京都の元「藤田先生を応援する会」有志によるブログ(2004年11月~2022年6月)のアーカイブ+αです。

『藤田の日記』~東京電力

2011年03月28日 | 藤田の部屋
  ★ 立川、葛飾に続く「言論表現の自由」圧殺を許すな! ★
  最高裁は「表現そのものを処罰すること」の憲法適合性を判断せよ!

  ■□■ 第9回最高裁要請行動 4月13日(水)10:15最高裁東門集合 ■□■
 ◎ 『藤田の日記』~東京電力

「ヤマセミ」 《撮影:佐久間市太郎(北海道白糠定、札幌南定、数学科教員)》

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  2011/03/26(土)
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 今から46年前、狛江の電力中央研究所に間借りしていた東電の実験所で働いていた。
 正社員4名とあとはアルバイトであった。
 正社員のうちボスは東大、次席は九大、残り2名は高卒。
 この高卒2名は、東電でも準社員を馬鹿にしていた。 準社員は一生準社員らしい。

 仕事は奈川渡ダムの200分の1の模型を石膏で作り、その破壊実験であった。
 山も岩盤も作った。 ダムがどういう圧力を加えられたら崩壊するかという実験である。
 圧力は水銀の袋でかける。 何度も何度も繰り返しその詳細なデーターを読み取っていく。
 来る日も来る日もその繰り返し。
  鉄板の接着剤を削ぎ取る仕事は参った。 目に欠片が飛び込んでくる。

 社員はいい人たちであった。
 実験も大詰め、本社から視察が入るという。 びっくりしたのはその直前のこと。
 こっちが一所懸命読み取った数字の都合の悪い部分がみんな書き換えられた
 奈川渡ダムは今も健在のようだ。
 決壊したら大変だ。


『藤田の日記』
http://ip.tosp.co.jp/Niki/TosNk100.asp?I=fujita63&Dt=20110326&SPA=20&guid=ON&Pw=
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