パワー・トゥ・ザ・ピープル!!アーカイブ

東京都の元「藤田先生を応援する会」有志によるブログ(2004年11月~2022年6月)のアーカイブ+αです。

☆ 瓢箪通信「エネ庁の広告と短歌一首」

2025年01月22日 | 暴走する都教委と闘う仲間たち

 ひょうたん島研究会・TT(高木@千葉高退教)です。
 すべての友人の皆さんへ。
 以下の雑文を書いたので、紹介します。

───────────────────────────────────
☆ エネ庁の広告と短歌一首
T.T.0668(ひょうたん島研究会)
───────────────────────────────────

 1月19日(日)の朝日11面(スポーツ面です)に、紙面の下段1/5を使った広告が載っていた。発注者は資源エネルギー庁で、広告の通しタイトルは「THINK!ニッポンのエネルギー」。
 今回はその9回目で、今回の見出しは、「万が一の際の原子力災害への対応」である。
 この広告をぼくは真面目に読んだのだが、その内容がヒドイ!
 怒りで身が震えてしまいました。例えばーー。

┌─────────────────────────────────┐
│ 東京電力福島第一原子力発電所の事故では、放射線による確定的な健康影
響はないとされています。                                 │
└─────────────────────────────────┘

 「されています」ってのも、「スゴイ表現」だよなあ。ほとんど「自然現象」。
誰も責任を取る必要がない「魔法の言葉」。

┌─────────────────────────────────┐
│ また、避難行動に伴い、生活環境の変化などにより体調が悪化するなど、   │
│間接的要因で亡くなられた方もおられます。無理な避難は、高齢者や傷病者   │
などに健康影響をもたらす可能性や、避難渋滞やパニックによる事故などの   │
│リスクが伴うという教訓を活かすことが重要です。                   │
└─────────────────────────────────┘

 この部分を読んだ時、ぼくは「自己責任」という言葉を思い出してしまった。
 「健康管理」も「渋滞やパニック回避」も、しっかり「自己責任」で行え! すべてが「自己責任」なら、「国」なんていらない!(この結論に賛成してしまうぼくがいます)

 たぶん偶然だと思うが、同じ1/19の「朝日歌壇」に、次の短歌が載っていた。
 選者は、馬場あき子さん。

┌─────────────────────────────────┐
│ 原発の危うき避難計画路崩れたままの震災の崖  (石川県)瀧上 裕幸   │
└─────────────────────────────────┘

 「民衆の思想の方が信頼できる」ーーと、少なくともぼくは思う。

(25/01/21午前)

 


コメント    この記事についてブログを書く
« ☆ 《Change.org》フジテレビ... | トップ | ☆ 最高裁が、戦死した韓国人... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

暴走する都教委と闘う仲間たち」カテゴリの最新記事