ひょうたん島研究会・TT(高木@千葉高退教)です。
すべての友人の皆さんへ。
以下の雑文を書いたので、紹介します。
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☆ エネ庁の広告と短歌一首
T.T.0668(ひょうたん島研究会)
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1月19日(日)の朝日11面(スポーツ面です)に、紙面の下段1/5を使った広告が載っていた。発注者は資源エネルギー庁で、広告の通しタイトルは「THINK!ニッポンのエネルギー」。
今回はその9回目で、今回の見出しは、「万が一の際の原子力災害への対応」である。
この広告をぼくは真面目に読んだのだが、その内容がヒドイ!
怒りで身が震えてしまいました。例えばーー。
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│ 東京電力福島第一原子力発電所の事故では、放射線による確定的な健康影│
│響はないとされています。 │
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「されています」ってのも、「スゴイ表現」だよなあ。ほとんど「自然現象」。
誰も責任を取る必要がない「魔法の言葉」。
┌─────────────────────────────────┐
│ また、避難行動に伴い、生活環境の変化などにより体調が悪化するなど、 │
│間接的要因で亡くなられた方もおられます。無理な避難は、高齢者や傷病者 │
│などに健康影響をもたらす可能性や、避難渋滞やパニックによる事故などの │
│リスクが伴うという教訓を活かすことが重要です。 │
└─────────────────────────────────┘
この部分を読んだ時、ぼくは「自己責任」という言葉を思い出してしまった。
「健康管理」も「渋滞やパニック回避」も、しっかり「自己責任」で行え! すべてが「自己責任」なら、「国」なんていらない!(この結論に賛成してしまうぼくがいます)
たぶん偶然だと思うが、同じ1/19の「朝日歌壇」に、次の短歌が載っていた。
選者は、馬場あき子さん。
┌─────────────────────────────────┐
│ 原発の危うき避難計画路崩れたままの震災の崖 (石川県)瀧上 裕幸 │
└─────────────────────────────────┘
「民衆の思想の方が信頼できる」ーーと、少なくともぼくは思う。
(25/01/21午前)
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