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東京都の元「藤田先生を応援する会」有志によるブログ(2004年11月~2022年6月)のアーカイブ+αです。

モラロジー研究所との関わりで侵される大阪市教委の政治的中立性

2017年10月31日 | こども危機
 ■ モラロジーの学校への浸透:作文コンクールを通して
 大阪の会の伊賀です。
 この間、大阪市教委が関わったモラロジー研究所関係の情報を集めましたので紹介します。
 ■ 今年、モラロジー研究所が主催した「第54回教育者研究会」の大阪市中央会場の6月6日の研究会では、大阪市教育委員会・教育監の大継章嘉氏が挨拶をしていました。
 どのような経緯で挨拶をすることになったのか、改めて市教委を追及したいと思います。
 ■ 2014年に記載された「第51回教育者研究会(大阪市会場)」では、加地伸行氏が講師となっていました。
 加地氏は有名な右派論壇であり、大阪市が後援の条件とした政治的に中立の研究会とはかけ離れています。
 教育者研究会の内容の問題点を明らかにする手がかりを得ました。

 ■ 豊中市の方から教えて頂いたのですが、モロラジー研究会が主催し、各地の教育委員会が後援している行事に「伝えよう!いのちのつながり」作文コンクールがあります。
 大阪市の実態について調べました。
 大阪市では、以下のように2011年度以降に活発化していました。
 主に大阪市北部地域です。
 豊中では2009年度ぐらいから始めていますので、豊中が先行していたことが分かります。
2011年度 大阪市旭区(主催:大阪旭モラロジー事務所)
2012年度 大阪市東淀川区(大阪市東淀川モロラジー事務所)
2013年度 大阪市西淀川区(大阪市西淀川モラロジー事務所)、大阪市全体(大阪中
央モラロジー事務所)
2014年度 大阪市北区(大阪北モラロジー事務所)
 ■ しかも、大阪市での作文コンクールは、PTA協議会が協力していることが分かりました。
 賞の選考委員には、大阪市立小学校校長会幹事や中学校長会幹事なども含まれていることがわかりました。
 ■ さらに、この作文コンクールが大阪府内にどれくらい浸透しているのか調べました。
 2016年度で大阪府内24市町村区で実施されていました。
 モラロジー研究所やマスコミ報道を調べて一覧表を作成しました。
 PDFで添付します。(略)
 空白地区は実施していることはわかっていても、その実態が分かっていない地域です。
 参考にしてください。

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