◆ 東京都教育長よ!「教科書推薦理由を教育委員から聞き取り」とは何だ?
皆様
こんにちは。増田です。これはBCCでお知らせしています。重複・超長文、ご容赦を。
本日、月末恒例の東京都学校ユニオン「都教委糾弾ビラまき」を行いました。以下、一面です。
「討論・話し合いをして、意見が一致しなかったら、投票で多数決で決める」という、民主主義社会の決定手続きの基本ルール…イロハの「イ」さえ、東京都教育委員会の面々は知らない!? 小学校の学級会以下、というより未満かも…
以前は、「扶桑社教科書のここがいい」とか、「こういう点は疑問だ」とか、まぁ、普通の手続きをして、秘密会会議録も事後は公開するぐらいの、最低限度「公正らしくは見える」手続きはしていた東京都教育委員会なんですけど…
今では、いきなり、委員に投票させ…もちろん、匿名で…「はい、4対2で育鵬社教科書に決定」として会議を閉め、傍聴者が消えた所で、教育長が他の5人の委員に「その教科書に投票した理由は何ですか?」と「聞き取り」なるものを行ったんだとか…
本日、「その『教育長の聞き取り』に関する議事録等、全ての情報を開示せよ」と請求してきましたが、出すかしら?
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<東京都教育長よ!
「教科書推薦理由を教育委員から聞き取り」とは何だ?>
★何の議論もなく、育鵬社教科書(中学校歴史・公民)を採択してから、理由を聞き取り!?
当組合の本年8月配布ビラ「歴史偽造・憲法敵視の育鵬社教科書に投票した4人の都教育委員よ! 真っ赤なウソ記述を見抜けないとは教育委員不適格!?」で指摘しましたが、都教委は7月23日(木)の定例会で、都立中高一貫校の中学校と特別支援学校の生徒たちが来年度から使用するのに、悪名高い教科書を採択しました。
育鵬社と同じフジサンケイグループの産経新聞でさえ「(当日は)投票にあたり各委員らの意見表明はなく、都教委は後日理由を公表するとしていた。」(10月3日付)ものです。
教育政策課の職員に問い合わせましたら、何の議論もなく投票して採択を決定し、その後の傍聴者がいなくなった席で、中井敬三教育長(元都財務局長)が、5人の教育委員に、その教科書を推した理由を「聞き取り」した、とか…
いったい、何のための教育委員会の会議? 良識ある二人の教育委員の一人、乙武洋匡氏は、NHKニュースが当日、採択結果だけを報道したことに対して「全会一致だったわけではなく、育鵬社に票を入れなかった教育委員が6名中2名いたことも、きちんと報道してほしい。」とTwitter(7.24)で公開しています。
2か月以上過ぎた10月1日、やっと、都教委はHPに「一部の委員等から『歴史的分野、公民的分野では、社会的見解が分かれている育鵬社の教科書を採択することには懸念があるとする意見があったことを付記すべきである』との意見が出されたこと」を公表しました。
委員たちにその教科書について『懸念』があれば、会議の中で正々堂々と意見交換すべきです。子どもたちの「主たる教材」である教科書を教育の専門家ではない委員たちが決定する、という非常に重大な「会議」ではありませんか。
☆過去の定例会では採択教科書について、話しあっている!?
都教委HPの過去の会議録では、委員長が「社会の歴史的分野が(中略)ということになっておりますが、特段のご意見があれば伺わせていただきます。」といい、委員が「扶桑社の教科書の中で」云々と普通に話し合っています(平成16年第13回定例会会議録より)。
中井教育長よ、委員たちよ! 会議の中で正々堂々、自分の意見を表明せよ!
(と書かねばならない、あまりにも恥ずかしい東京都教育委員会の現状…)
皆様
こんにちは。増田です。これはBCCでお知らせしています。重複・超長文、ご容赦を。
本日、月末恒例の東京都学校ユニオン「都教委糾弾ビラまき」を行いました。以下、一面です。
「討論・話し合いをして、意見が一致しなかったら、投票で多数決で決める」という、民主主義社会の決定手続きの基本ルール…イロハの「イ」さえ、東京都教育委員会の面々は知らない!? 小学校の学級会以下、というより未満かも…
以前は、「扶桑社教科書のここがいい」とか、「こういう点は疑問だ」とか、まぁ、普通の手続きをして、秘密会会議録も事後は公開するぐらいの、最低限度「公正らしくは見える」手続きはしていた東京都教育委員会なんですけど…
今では、いきなり、委員に投票させ…もちろん、匿名で…「はい、4対2で育鵬社教科書に決定」として会議を閉め、傍聴者が消えた所で、教育長が他の5人の委員に「その教科書に投票した理由は何ですか?」と「聞き取り」なるものを行ったんだとか…
本日、「その『教育長の聞き取り』に関する議事録等、全ての情報を開示せよ」と請求してきましたが、出すかしら?
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<東京都教育長よ!
「教科書推薦理由を教育委員から聞き取り」とは何だ?>
★何の議論もなく、育鵬社教科書(中学校歴史・公民)を採択してから、理由を聞き取り!?
当組合の本年8月配布ビラ「歴史偽造・憲法敵視の育鵬社教科書に投票した4人の都教育委員よ! 真っ赤なウソ記述を見抜けないとは教育委員不適格!?」で指摘しましたが、都教委は7月23日(木)の定例会で、都立中高一貫校の中学校と特別支援学校の生徒たちが来年度から使用するのに、悪名高い教科書を採択しました。
育鵬社と同じフジサンケイグループの産経新聞でさえ「(当日は)投票にあたり各委員らの意見表明はなく、都教委は後日理由を公表するとしていた。」(10月3日付)ものです。
教育政策課の職員に問い合わせましたら、何の議論もなく投票して採択を決定し、その後の傍聴者がいなくなった席で、中井敬三教育長(元都財務局長)が、5人の教育委員に、その教科書を推した理由を「聞き取り」した、とか…
いったい、何のための教育委員会の会議? 良識ある二人の教育委員の一人、乙武洋匡氏は、NHKニュースが当日、採択結果だけを報道したことに対して「全会一致だったわけではなく、育鵬社に票を入れなかった教育委員が6名中2名いたことも、きちんと報道してほしい。」とTwitter(7.24)で公開しています。
2か月以上過ぎた10月1日、やっと、都教委はHPに「一部の委員等から『歴史的分野、公民的分野では、社会的見解が分かれている育鵬社の教科書を採択することには懸念があるとする意見があったことを付記すべきである』との意見が出されたこと」を公表しました。
委員たちにその教科書について『懸念』があれば、会議の中で正々堂々と意見交換すべきです。子どもたちの「主たる教材」である教科書を教育の専門家ではない委員たちが決定する、という非常に重大な「会議」ではありませんか。
☆過去の定例会では採択教科書について、話しあっている!?
都教委HPの過去の会議録では、委員長が「社会の歴史的分野が(中略)ということになっておりますが、特段のご意見があれば伺わせていただきます。」といい、委員が「扶桑社の教科書の中で」云々と普通に話し合っています(平成16年第13回定例会会議録より)。
中井教育長よ、委員たちよ! 会議の中で正々堂々、自分の意見を表明せよ!
(と書かねばならない、あまりにも恥ずかしい東京都教育委員会の現状…)
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