◆ <話題提起>安倍晋三・花田紀凱・『産経』の”嘘つき3羽カラス”の存在・存続は「国辱」的では?
皆さま 高嶋伸欣です
以前に一度話題にした事柄です。”嘘つきジャーナリスト・花田紀凱氏”はその後も確信犯的に読者を欺く言動を重ね、影響力を行使し続けているのに対し、言論報道界では見て見ぬふりがまた続いています。
これでは、報道の自由度(健全度)で日本社会の国際順位が低下の一途なのも当然のように思えます。
ともあれ、最近の事例を交え、再度の話題提起をします。
1 花田氏は、最近『安倍晋三総理が闘った朝日と文春』と題した新著を出版しました(添付資料参照)。
同書は、「はじめに」以外、『産経新聞』毎週土曜日掲載「花田紀凱の週刊誌ウォッチング」と『夕刊フジ』連載の「天下の暴論」の両コラム既出原稿を初出のまま再構成したものです。
2 もちろんその内容は、書名の通り安倍総理批判と取れる『朝日』と『文春』の報道・論調をあれこれ批判したものです。
同書を一瞥するだけで、次のような小見出しに出会います
①「この人、反省という言葉を知らないらしい」=元『朝日』記者植村隆氏に対して(p134)
②「朝日のご都合主義も極まれり」=「朝日」が政教分離を日頃主張しながら創価学会内に集団的自衛権解釈変更に懸念の声がある旨報道したことについて(p166)。
③「何がなんでも安倍政権叩き」=古巣の『週刊文春』がおかしい。「そんなことは朝日新聞、東京新聞あたりにまかせておけばいいのだ」(p278)。
3 上記①~③はどれも、花田氏自身に当てはまります
1)添付資料の斉加尚代氏の著書『何が記者を殺すのか』からの引用で明らかな通り、花田氏は「何がなんでも『朝日』叩き」で歪曲報道をしていることを認めているのです。
*上記の斎加氏と花田氏のやり取りはドキュメント番組『バッシング』で放送され、広く知られている事実です。
2)けれども、花田氏は自分が「何がなんでも『朝日』叩き」でウソやルール違反を繰り返す「反省という言葉を知らない」「ご都合主義」者であることが露見しているのを、まるで意に介していないようです。
4 そして、最近の事例です。
添付資料の『産経』10月21日のコラムです。
冒頭で、「統一教会の関連団体が支援する国会議員と『推薦確認書』を交わして何が問題なのか。こんなことはごく普通に行われていることでははないか。朝日新聞が20日1面でデカデカと報じたこの記事、・・・・」とあります。
『産経』このコラム名は「週刊誌ウォッチング」です。週刊誌が触れていない話題を冒頭で長々とこき下ろすしているところに「何がなんでも『朝日』叩き」の歪みと、「推薦確認書」の話題に対する危機意識が読み取れます。
5 再び『安倍晋三総理が闘った朝日と文春』を見ると、「はじめに」文末の決めセリフは「日本はいったいどんな国になってしまうのか」です。
6 そこで、このセリフを借用します。
① 安倍晋三総理は国会で118回の虚偽答弁をしたと国会事務局に把握され、そのことが国内外に広く知られている人物です。
② 花田紀凱氏は、上記の通り虚偽・歪曲報道の事実を認めながら謝罪もなく、反省の様子もない人物です。
③ 花田氏にそうした虚偽・歪曲報道の機会・場を提供している『産経』は、私などから『週刊金曜日』誌上等で、”嘘つき新聞””サギをカラスと言いくるめる新聞”などと何度繰り返し指摘されても、全く反論できないでいる”嘘つき新聞”です。
*「反論をしてきたらさらに新たなウソ・歪曲報道の実例を指摘できる」と予告していたのに影響されているのかもしれません。『産経』は30年以上、定期購読していて、事例を多数把握しています。
7 結論です。安倍晋三・花田紀凱・『産経』の”嘘つき3羽カラス”の跋扈を今も是正できないでいる「日本はいったいどんな国になってしまうのか」。
”嘘つき3羽カラス”の跋扈と存続、それを「国辱」的と私は思っています。
マスコミ、ジャーナリズムの現場と研究者の世界などでは、これからも彼らの好き勝手に無関心を続けるのでしょうか。
私たち今の80歳代が頑張っていた時代も不十分なところはいろいろあったけれど、問題点の存在が明らかになれば声を挙げ行動するという社会の風潮が、それなりに維持されていたように思えます。
日本の正義はどこへ行ってしまったのでしょうか。
以上 高嶋の私見です ご参考までに 転送・拡散は自由です
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