東京・全国の仲間の皆さんへ。
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東京・被処分者の会の近藤 徹です。
◆ 学校に自由と人権を!10・23集会
~「日の丸・君が代」強制反対・子どもたちを戦場に送らない決意新たに
都教委の「日の丸・君が代」強制に抗し、卒入学式での不起立などによる不当処分の撤回を求め闘ってきた全都の訴訟団・元訴訟団10団体が大同団結して毎年この時期に集会を開催している。今年は貴重な日曜日に127名が集まり、「日の丸・君が代」強制反対・子どもたちを戦場に送らない決意を新たにした。集会参加者・スタッフの皆さんに心から御礼申し上げます。参考までに集会で採択された集会アピール(案)と赤旗(10月24日付)の写真入り記事PDFを添付します。
「命懸けで憲法を破る」と公言した石原都知事の下、都教委が「日の丸・君が代」を強制する10・23通達(2003年)を発出して丁度19年の日。処分された教職員は延べ484名に達する。
小池都政下で都教委は、卒入学式で不起立を理由とした処分の強行などこれまでの命令と処分の権力的教育行政を改めようとしていない。コロナ禍の下での3回目の卒業式、入学式。式を短縮しても、式次第に「国歌斉唱」を入れ、歌わないのに生徒・教職員を起立させ、CDで「君が代」を大音量で流し、教職員を職務命令で「起立」させるというもの。
子どもの卒業や入学を祝うよりも「君が代」斉唱を優先する異常さを改めて浮き彫りにした。
2年前の10月、菅政権により学術会議会員の任命を拒否された6人の学者の内の1人である小澤隆一さん(東京慈恵医科大学教授、憲法学)が、「憲法9条の危機に抗して」と題して講演した。
先の参議院選挙で、改憲勢力が3分の2以上の議席を占める中、岸田政権は、憲法改悪・大軍拡・軍事費2倍化・敵基地攻撃能力の保有など「戦争する国」へと暴走している。小澤さんの講演で大いに学び、今後の闘いへの確信を持つことができた。
岡大介(たいすけ)さんのライブ「カンカラ鳴らして政治を『演歌』する」の熱唱に会場は大きく盛り上がった。
「勝つ方法はあきらめないこと」だ。被処分者の会・東京「君が代」裁判五次訴訟原告団が壇上に上がり、東京都教委の処分攻撃に対し、苦しい中、絶対にあきらめず10・23通達の違憲判断と戒告を含む全ての処分の取り消しを勝ち取るまで粘り強く闘う決意を切々と訴えた。
また、ILO/ユネスコ勧告実施市民会議から共同代表・金井弁護士が、「日の丸・君が代」の処分による強制を是正するようにとの権威ある国際機関の勧告に従わない状況を告発した。
皆さん、これからも運動の輪を広げ最後まで共に手を携えて闘いましょう。
●五次訴訟第7回弁論の傍聴・支援をお願いします。
★ 東京「君が代」裁判5次訴訟・第7回口頭弁論
(東京地裁民事36部。卒入学式及び再処分処分取消等請求事件。原告15名)
11月24日(木)
15時45分 傍聴希望者集合(裁判所前で案内あり)
16時15分 開廷
東京地裁709号(定員42名)
<注意> マスクの着用をお願いします。
終了後、報告集会(場所未定)
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「日の丸・君が代」不当処分撤回を求める被処分者の会
東京「君が代」裁判原告団
事務局長 近藤 徹
携帯:09053278318
被処分者の会HP↓(10月14日更新。下の青のアドレスをクリック・アクセス可)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~hishobunshanokai/
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