<転送歓迎>(重複ご容赦)・「都教委包囲首都圏ネットワーク」・「千葉高教組」・「新芽ML」の渡部です。
3月7日(土)のビラまきの続報です。
<光が丘高校>
昨夜までの雨天とは一転し、3月下旬並みのうららかな天候のなか、8時半から10時まで光が丘高校校門前で、4人で都教委包囲と練馬教育問題交流会の2枚のビラまきを行いました。
枚数は推定200枚弱。(練馬の分と合計すると400枚弱)行ったときは、まだ「ご卒業おめでとうございます」の看板や日の丸と紫の都旗の設置中でした。
昨年は副校長と思われる教員から「生徒には手渡さないでください」といわれましたが今年は「中に入らないでください」といわれただけでした。
また昨年は自転車の生徒になかなか渡せず、生徒の受取は2割にとどまりましたが今年は「お早う」と声をかけ、自転車がスピードを落としそうな場所に立ち、受け取りやすそうな高さにビラを持っていったせいもあり6割くらい受け取ってもらえました。(毎月月末の増田さんのビラまきでコツを飲み込んだせいかもしれません)
開式が10時なので、保護者のピークは9時半ごろ。
こちらは昨年同様9割くらい受け取ってもらえました。
ビラまきそのものは順調でしたが、2・.8総決起集会や4日の根津さんの集会でも感じましたがなんとなく日の丸掲揚は、世の中で当たり前になってきたような雰囲気があります。
国旗国歌法10周年、10.23通達から5.5年の「成果」でしょうか?
<六郷工科>
3月7日に六郷工科の卒業式ビラまきをしました。
8時20分から10時までに250枚配布。
卒業生・在校生の受け取り状況は良好。
保護者の受け取りも良好。
他に、「日の丸・君が代」の強制に反対する大田・市民の会のメンバーも6人がチラシまき。
校門付近には警備の教員がひとり。何も言わず。
警察関係、何もなし。北風が吹く中、淡々とビラをまく。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(以下は滋賀の方が、学校や教職員に出されたメールです。卒業式シーズンの今、このような闘いも展開されています。)
学校長 様
教職員の皆様
日ごろは、子どもの教育について現場で熱心に奮闘いただいていることについて、敬意と感謝を申しあげます。
さて、卒業式のシーズンを迎え、子どもたちは、新たな出発に向かって不安と期待が交錯する大切な時期を過ごしています。そして、私たちおとなとしても、この卒業を心から祝い、すがすがしい気持ちで送りだしてやりたいと思っています。
しかしながら、近年の教育をめぐる状況や社会全般の動きを見ていますと、決してすがすがしい気持ちになれないのが実情ではないでしょうか。その象徴的なことが、卒業式における進行の仕方と、『日の丸 君が代』の実施です。特に、『日の丸 君が代』が持ち込まれることにより何か暗いものになってしまうことに懸念をいだいてしまいますが、これは私だけではないようです。
スポーツイベントなどで、『日の丸・君が代』が実施されることについては、それほど気にならなくなっているようですが、それには強制がないからだと思います。しかし、学校においては、教育の場ですので、それがどのようなものであるか、実施することがどういうことなのか説明がないと、子どもに考えることなく強制してしまうことになるのは、自明の理といえましょう。教育において強制はあってはなりません。
すなわち、『君が代』についてなら、歌うことも歌わないことも、起立することもしないことも自由であることが子どもに事前に伝わっていなければなりません。
実際、法的にも「国旗・国歌法」が1999年国会で論議されている時、政府は「強制するものではない」と繰り返し述べ、これを前提に成立した「国旗・国歌法」が現在施行されているわけですから、この前提となる強制のない、つまり自由ということが保障されて始めて、法の遵守になります。一方的に実施することは違法であるわけです。教育の場で違法なことはやってはならないでしょう。
残念ながら、東京ではこの違法がまかり通っています。そして、教師の処分まで行われています。違法の上にさらに違法を繰り返し、昨年9月には、裁判所がそのような東京都教委のやり方が違憲であると判決したこともいわば当然のことです。しかし、滋賀ではそんな教育の状況はつくってはなりません。
どこまでいっても、子どものことを第一に考え、子どもが自ら考え判断できる、そんな子どもを育ててもらいたいと思いますので、そのための自由を保障することが教育の原点です。
そのようなことから、心から卒業を大切にしていこうという子どもや、子どもの卒業を心から祝いたいと思う人たちが、一方的な「国歌斉唱」により、辛い時間を過ごさなければならなくなることのないようにしていただきたいと思います。
どうか貴校の卒業式においては、卒業生はもちろんのこと、式に参加する子ども、そして祝う全ての出席者に、「歌う・歌わない」「立つ・立たない」に関して個人の意思を尊重してくださると共に、「強制するものではない」ことを伝えていただくことを強くお願い申しあげます。
*********************************************************
「都教委包囲首都圏ネットワーク」のブログのアドレス
http://kenken.cscblog.jp/
「千葉高教組『日の丸・君が代』対策委員会」のホームページ
http://homepage3.nifty.com/hinokimi/
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3月7日(土)のビラまきの続報です。
<光が丘高校>
昨夜までの雨天とは一転し、3月下旬並みのうららかな天候のなか、8時半から10時まで光が丘高校校門前で、4人で都教委包囲と練馬教育問題交流会の2枚のビラまきを行いました。
枚数は推定200枚弱。(練馬の分と合計すると400枚弱)行ったときは、まだ「ご卒業おめでとうございます」の看板や日の丸と紫の都旗の設置中でした。
昨年は副校長と思われる教員から「生徒には手渡さないでください」といわれましたが今年は「中に入らないでください」といわれただけでした。
また昨年は自転車の生徒になかなか渡せず、生徒の受取は2割にとどまりましたが今年は「お早う」と声をかけ、自転車がスピードを落としそうな場所に立ち、受け取りやすそうな高さにビラを持っていったせいもあり6割くらい受け取ってもらえました。(毎月月末の増田さんのビラまきでコツを飲み込んだせいかもしれません)
開式が10時なので、保護者のピークは9時半ごろ。
こちらは昨年同様9割くらい受け取ってもらえました。
ビラまきそのものは順調でしたが、2・.8総決起集会や4日の根津さんの集会でも感じましたがなんとなく日の丸掲揚は、世の中で当たり前になってきたような雰囲気があります。
国旗国歌法10周年、10.23通達から5.5年の「成果」でしょうか?
<六郷工科>
3月7日に六郷工科の卒業式ビラまきをしました。
8時20分から10時までに250枚配布。
卒業生・在校生の受け取り状況は良好。
保護者の受け取りも良好。
他に、「日の丸・君が代」の強制に反対する大田・市民の会のメンバーも6人がチラシまき。
校門付近には警備の教員がひとり。何も言わず。
警察関係、何もなし。北風が吹く中、淡々とビラをまく。
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(以下は滋賀の方が、学校や教職員に出されたメールです。卒業式シーズンの今、このような闘いも展開されています。)
学校長 様
教職員の皆様
一保護者より
日ごろは、子どもの教育について現場で熱心に奮闘いただいていることについて、敬意と感謝を申しあげます。
さて、卒業式のシーズンを迎え、子どもたちは、新たな出発に向かって不安と期待が交錯する大切な時期を過ごしています。そして、私たちおとなとしても、この卒業を心から祝い、すがすがしい気持ちで送りだしてやりたいと思っています。
しかしながら、近年の教育をめぐる状況や社会全般の動きを見ていますと、決してすがすがしい気持ちになれないのが実情ではないでしょうか。その象徴的なことが、卒業式における進行の仕方と、『日の丸 君が代』の実施です。特に、『日の丸 君が代』が持ち込まれることにより何か暗いものになってしまうことに懸念をいだいてしまいますが、これは私だけではないようです。
スポーツイベントなどで、『日の丸・君が代』が実施されることについては、それほど気にならなくなっているようですが、それには強制がないからだと思います。しかし、学校においては、教育の場ですので、それがどのようなものであるか、実施することがどういうことなのか説明がないと、子どもに考えることなく強制してしまうことになるのは、自明の理といえましょう。教育において強制はあってはなりません。
すなわち、『君が代』についてなら、歌うことも歌わないことも、起立することもしないことも自由であることが子どもに事前に伝わっていなければなりません。
実際、法的にも「国旗・国歌法」が1999年国会で論議されている時、政府は「強制するものではない」と繰り返し述べ、これを前提に成立した「国旗・国歌法」が現在施行されているわけですから、この前提となる強制のない、つまり自由ということが保障されて始めて、法の遵守になります。一方的に実施することは違法であるわけです。教育の場で違法なことはやってはならないでしょう。
残念ながら、東京ではこの違法がまかり通っています。そして、教師の処分まで行われています。違法の上にさらに違法を繰り返し、昨年9月には、裁判所がそのような東京都教委のやり方が違憲であると判決したこともいわば当然のことです。しかし、滋賀ではそんな教育の状況はつくってはなりません。
どこまでいっても、子どものことを第一に考え、子どもが自ら考え判断できる、そんな子どもを育ててもらいたいと思いますので、そのための自由を保障することが教育の原点です。
そのようなことから、心から卒業を大切にしていこうという子どもや、子どもの卒業を心から祝いたいと思う人たちが、一方的な「国歌斉唱」により、辛い時間を過ごさなければならなくなることのないようにしていただきたいと思います。
どうか貴校の卒業式においては、卒業生はもちろんのこと、式に参加する子ども、そして祝う全ての出席者に、「歌う・歌わない」「立つ・立たない」に関して個人の意思を尊重してくださると共に、「強制するものではない」ことを伝えていただくことを強くお願い申しあげます。
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「都教委包囲首都圏ネットワーク」のブログのアドレス
http://kenken.cscblog.jp/
「千葉高教組『日の丸・君が代』対策委員会」のホームページ
http://homepage3.nifty.com/hinokimi/
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