<板橋高校卒業式> 杜撰きわまりない高裁判決!
☆ 偽証を見抜けない高裁判事は辞職せよ! ☆
★ 1月26日最高裁に『上告趣意書』を提出。 ★
★「最高裁に口頭弁論を開き公正な判決を求める署名」開始
署名用紙は、ここからダウンロードできます。(PDF)
http://www.sirobara.jp/090303fujita-syomei.pdf
☆ 偽証を見抜けない高裁判事は辞職せよ! ☆
★ 1月26日最高裁に『上告趣意書』を提出。 ★
★「最高裁に口頭弁論を開き公正な判決を求める署名」開始
署名用紙は、ここからダウンロードできます。(PDF)
http://www.sirobara.jp/090303fujita-syomei.pdf
「洞爺湖」 《撮影:佐久間市太郎(北海道白糠定、札幌南定、数学科教員)》
◎ 板橋高校卒業式裁判 第1回最高裁要請行動レポート
弁護団が『上告趣意書』を提出してからちょうど一ヶ月後の2月26日(木)、「藤田先生を応援する会」は、最高裁に最初の要請を行いました。これは、弁護団・被告人本人の藤田さん抜きで、「応援する会」と支援グループが単独で行ったものです。
午前10時、最高裁東門前に参加メンバー16人(一人遅れて入る)が集まり、5分前に奥の方からおもむろに迎えに来た係官に導かれて、14人(2人外で待機)が小さい会議室に入りました。要請を受けるのは、訟廷首席書記官補佐の矢後洋文氏。代表の福井さんの進行で、4人が要請の趣旨を説明、残りの参加者が一人ずつ発言しました。所定の30分はあっと言う間に過ぎてしまいました。
この裁判は、2004年板橋高校の卒業式が始まる前に、待機中の保護者席に藤田さんが『サンデー毎日』の記事のコピーを配って不起立を呼びかけたことが、厳粛な卒業式の進行を妨げたとして「威力業務妨害罪」で起訴され一審二審とも「有罪、罰金20万円」とされ、最高裁に上告しているものです。
最高裁で審理するには、「憲法違反」「判例違反」「法令解釈の誤り」「事実誤認等職権破棄事由」のいずれかが必要なのですが、この事件はそのすべてを満たしています。
要請の主旨は、「要請文」の表題に掲げてある通りです。
<最高裁は、口頭弁論を開いて厳正な事実審理を行い、
国際人権規約と憲法に基づいた明解で公正な判決をするよう要請します。>
国際人権規約と憲法に基づいた明解で公正な判決をするよう要請します。>
以下、「要請文」には、4つの骨子があげられています。
1,原判決には、重大な「事実誤認」があります。
(教頭の「制止行為」は偽証である。原審は時系列を誤りありえない「制止行為」を事実と誤認してしまっている。)
2,校長には保護者に起立斉唱を課す「権利」はありません。
(原審は、校長の「権利」を侵害したとするが、そのような「権利」は存在しないし、原審は別の箇所で「法的根拠」がないことを認める矛盾を犯している。)
3,「公共の福祉」とは、校長の管理権・財産権と同義ではありません。
(「表現の自由」を「公共の福祉」で制限することは出来ない。そのことは昨年10月出された「国連勧告」でも項目を挙げて指摘されている国際常識である。)
4,教育の現場で特に「表現の自由」は保障されるべきです。
(学校での「表現の自由」に刑事罰を科すことは教育になじまない。)
〔全文は、こちら『板橋高校卒業式「君が代」刑事弾圧事件に係る要請』〕
http://wind.ap.teacup.com/people/3035.html
これに次の2点が添付されています。
<資料 1>「国連自由権規約委員会最終見解(抜粋)」
<資料 2>「板橋高校卒業式刑事弾圧事件 地裁判決へのマスコミの反応(見出しのみ)」
初めての経験でしたが、最高裁への要請行動は「国民の権利」で、弁護士がいなくても訴訟当事者でなくても誰でも出来るものであることを知りました。矢後氏は参加者の発言をメモに取っていました。問題は、受け付けられた要請が裁判官まで行くのかということですが、矢後氏によれば「提出された書面は、書記官から調査官へ回され裁判官の手許まで行く」という説明でした。最高裁第一小法廷は5人の裁判官で構成されていますが「『要請書』は5部あった方がいいですか」と聞くと「あれば受け取ります」というので、(実は3部しか残っていなかったのでそれを)置いてきました。「裁判長は決まりましたか」には言葉を濁し未だ決まっていない様子でした。目次を入れて157ページに及ぶ『上告趣意書』を熟読してもらうのに数ヶ月かかるのでしょうか。
別れ際に矢後氏の方から「要請は月1度くらいならいつでも受け付ける」と言ってくれたので、「また来ます」と言って引き上げました。次回は裁判官が『上告趣意書』を読み終わるであろう4月下旬位を考えていますが、署名活動を始めたので、それまでに集めたものを持参して要請する予定です。始まったばかりですが「藤田先生を応援する会」の★「最高裁に事実審理と公正な判決を求める署名」にご協力ください。(H)
『都教委包囲・首都圏ネット』
http://kenken.cscblog.jp/content/0000555634.html
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