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東京都の元「藤田先生を応援する会」有志によるブログ(2004年11月~2022年6月)のアーカイブ+αです。

八王子市民は請願行動で、子どもの学習権を守った

2020年03月25日 | ノンジャンル
 ◆ 学校一斉休校措置に市民が抗議!
   一部開校を実現した
(東京都八王子市) (レイバーネット日本)

 ※動画(6分48秒)


 2月27日に安倍首相が学校の休校措置を強行した後、全国の学校では予想通り混乱が起きた。保育園、学童クラブには子どもが集中し、小さな子どもを持つ保護者は悲鳴をあげている。
 そのような中、東京都では、八王子市、稲城市、小金井市、東村山市などで一部ではあるが開校する学校が出始めている。
 八王子市では、3月9日から19日まで小学校1年生から3年生までの児童に対して、午前8時30分から午後1時まで「家庭での保育ができない児童に限って」ではあるが登校させ、学校で子どもを預かる措置に切り替えた。(その際、1食200円で昼食を提供)
 この背景には、市民による市教委への要請があった。

 今回、昨年天皇が退位、即位の報告に昭和天皇の墓を訪れた際、沿道の子どもたち(小学生、幼稚園児)が「日の丸」の小旗を振らされ「天皇奉迎」に駆り出された件で反対した市民が中心になって、市民有志で「一斉休校措置」抗議の取り組みが行われた。
 2月27日に安倍首相が休校措置を宣言した後、八王子市の市民有志は連絡を取り合い、3月3日には43人の連名で要請書を八王子市教委に届けたのである。
 この取り組みに市民有志の一人水谷辰夫さんは、「昨年の『天皇奉迎反対』の取り組みが、今回につながった」と語った。
 コロナ危機は、まだ去ってはいない。緊急事態宣言も出される危険性もある。
 水谷さんは、「八王子では声をあげることができる形ができた。今後も声をあげていきたい」と述べた。(湯本雅典 取材・3月22日)
 〇 八王子市民有志が市教委に届けた要請書(要旨)
   ①休校により仕事を休まざるを得ない家庭への生活費支援
   ②校舎の一部開放
   ③休校期間の臨機応変な決定
   ④卒業式の実施権限を各学校に委ねる

『レイバーネット日本』(2020-03-22)
http://www.labornetjp.org/news/2020/1584886371419yumo
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