☆ 死刑残置残酷国家
鎌田 慧(ルポライター)
最高裁で死刑が確定した袴田巌さんの無実が再審で証明され、死刑制度への疑問が強まっている。 与野党の国会議員を含む「日本の死刑制度について考える懇話会」は、11月中旬、政府に対して「現状のまま存続させてはならない」と死刑制度を根本的に検討するための、会議の設置を提言した。 国連総会は1989年に死刑廃止条約を採択。 欧州を含む112力国、米国の . . . 本文を読む
=レイバーネット日本『週刊 本の発見・第369回』= ☆ なぜ「廃止派」に変わったのか? 『死刑について』(平野啓一郎 著、岩波書店、1200円) 評者:大西赤人
以前の大西は、SNS――Twitter(現・X)やFacebook――に気軽に書き込んでいたのだが、最近では、誰の発言に関しても本来の意図を汲み取らない荒れた反応が向けられる状況が恐いので、ほぼ眺めるだけになっている。 そん . . . 本文を読む