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東京都の元「藤田先生を応援する会」有志によるブログ(2004年11月~2022年6月)のアーカイブ+αです。

福島の悲劇に思う 東電の東大への寄付と学者の姿勢

2011年03月30日 | 藤田の部屋
 ▼ 福島の悲劇に思う

 東京大学の寄付講座一覧見た
 大学が企業と一体ということだ
 東電は大学院工学研究科に5億円出している
 ※ 東京大学寄付講座一覧(クリック→ todai_kifu.pdf )
 テレビによく出てくる東大の連中は、東電の特別社員ということか
 かって水俣病の原因研究で 東大の連中が犯罪的行為をなして さらに多くの犠牲者を出したことを思い出す
 金がなきゃ 研究できないというのだろう
 それにしても これほどの悲劇を生みだして スパッと謝罪する学者が出てこない状況は異様だ
 太平洋戦争の過程で 陸軍がやったことの繰り返しである
 最後は 広島・長崎の悲劇に至った
 巨額の金に群がって 政財官と学者と称する連中らが甘い汁を吸った
 最後は 福島の悲劇に至った

 福島では原発5キロ地点で死んだ男の被ばく線量が高すぎるという理由で 警察が搬送を後日にした
 これからは 暫定基準を緩和し さらに放射線の健康への影響はたいしたことないと合唱することであろう
 「プルトニウムは 飲んでもガンにならない」

 震度6の一撃で 配管がぶっこわれた事実を 隠蔽していくことだろう
 「1千年に一度の 大津波だ! 日本人は優秀だ! 皆で元気出して 再建しよう!」
 震央真上に位置する浜岡の時限爆弾が爆発するのは いつのことであろうか
 この福島の悲惨な出来事 今後もさらに継続する悲劇の責任は われわれの世代にある
 「なんで あの無謀な戦争に反対しなかったのか」
 「なんで あの無謀な原発に反対しなかったのか」


 かくも恵まれた日本列島の自然を破壊した犯罪行為を われわれは心中の錘として残り少ない余命を生きて行く
 「足の腫れが良くなったら 浜岡原発停止のためにいささかでも努力しよう」
 残された時間はあるのか

        藤田勝久    2011、3、29

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