パワー・トゥ・ザ・ピープル!!アーカイブ

東京都の元「藤田先生を応援する会」有志によるブログ(2004年11月~2022年6月)のアーカイブ+αです。

外人は来ない保安院・東電の会見

2011年04月28日 | フクシマ原発震災
 『武田邦彦 ■■■■ 特設の2』
 ▼ 外人は来ない保安院・東電の会見


 外国の記者を相手にした保安院と東電の会見には、最近、記者1人、説明側10人ということが続いたが、4月25日、ついに誰も記者は来なかった

 無人の記者席に向かって「誰もいないのに」説明をする、という非人間的なことをする保安院の役人の姿が印象的だった。
 海外では福島原発の事故についての関心は強い。
 関心が強いので、保安院や東電の記者会見に出ても、ウソを教えられるので、聞いても意味が無いのだ
 日本人として哀しい。
 日本人の記者会見は相変わらず盛況だ
 事実と違うことを聞いても、政府の言うことなら「黒も白」なのだろう。
・・・・・・

 ところで、時々、日本社会には「悪魔の言葉」が出てくるが、
 「自分だけ生きようとは思わない」
 という驚くべき言葉がはやっているらしい。そしてマスクをしたりして放射線に対して防御している人に、
 「あいつは自分だけ生きようとしている」
 と非難すると言う。

 今の状態が「放射線が強く、生きるのが難しい」と思うなら、防御したり、避難したりするべきで、自分で危ないと思っているのに、子供を道連れにするというのはどういうことだろうか?
 なぜ、放射線が強い地域でも防御しないのか、少し理解できたような気がするが、自爆するなら自分だけがして欲しい
 「あいつは自分だけ」というところが、残酷で感心しない言葉である。

 (平成23年4月26日 午前11時 執筆)
武田邦彦

『武田邦彦 ■■■■ 特設の2』(2011/4/26)
http://takedanet.com/2011/04/post_3a50.html

コメント    この記事についてブログを書く
« 再雇用拒否二次訴訟第7回<1> | トップ | 福島農民が東電前でムシロ旗 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

フクシマ原発震災」カテゴリの最新記事