パワー・トゥ・ザ・ピープル!!アーカイブ

東京都の元「藤田先生を応援する会」有志によるブログ(2004年11月~2022年6月)のアーカイブ+αです。

茶番劇を見た。怒りを新たに。

2006年11月17日 | 平和憲法
 ☆国会傍聴記 ★11・15 茶番劇を見た...☆たたかいはこれから!
 中央公聴会の傍聴に朝からかけつけました。5人の公述人の3人は、政府案反対し、「議論すべき沢山の課題が残されている、時間をかけての慎重審議を求める。」それぞれの発言は説得のある、この国の子どもと教育のあり方に対して、事実を織り交ぜて、真摯な心に響く話が続きました。テレビが入っていないのが実に残念です。(新聞等でつかんでください。)
 皆さんに知らせたい事は、公聴会の場は、本来国民の声を幅広く聴き、国会審議を深めてより良い法律を作る各地の地方公聴会での「やらせ質問」の場であったと同様に、国会での中央公聴会の場は、特別委員(自民30.公明2・無1・民社9・共1・社1・国1)の与党33名中、9時開始時は16名。11時現在では、出たり入ったり座席にいるのは11名だけなのです。全く反対の声を聴こうとしないのです。

 午後13時委員会再会。野党4党は「審議は尽くされていない。」と出席拒否。
 野党欠席の中で、(今度は与党33名全員出席)、自民.河村「野党審議拒否は、責務の放棄だ。審議に105時間をかけた、野党の要望を受けて中央公聴会4回もやった...、採決を。」
 安倍、国会開始時と全く同じ原稿を読む。「志ある国づくり品格のある国づくり...。イジメ・未履修も規律を教える教師、学校・教委の「規範意識」のなさから来ている...。『イジメ』は昔から存在していた。自殺はなかった。学校・家庭・地域が一体となっての取り組みを...」と意味不明を繰り返す。

 許し難いのは、最後の公明.斉藤「『改正案』は、『与党教基法検討委員会』で3年間、自民・公明両党で議論し作り上げた。(こそこそと密室で作ったことは、おくびにも出さない。)105時間かけたのにまだ議論が足りないとは呆れる...。」採決を促す。(野党持ち時間の5時まで休憩に入る。)

 個人的に、「スポーツ9条の会」の集会があるので、国会から抜け出し、「被処分者の会」の仲間も座り込みしている議員会館前で、マイクを握り国会内の状況を報告し、集会のある池袋に行く。集会参加に行く前に、朝から何も食べていない事に気づき、(ハンガースト(?))食事中に友人から「強行採決!」のメールが入る。急ぎ国会に戻る。首相官邸前で怒りのシュプレヒコールを挙げてから、又池袋の集会に参加。慌ただしい一日でしたが、たたかいは、ここから!
 廃案めざして、踏ん張りどころです。たたかいは、いまから!

             星野直之

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