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東京都の元「藤田先生を応援する会」有志によるブログ(2004年11月~2022年6月)のアーカイブ+αです。

〈中国通信1087〉時間を取り戻そう

2017年01月14日 | 平和憲法
 皆様へ、 日中友好と教育の自由のために〈中国通信1087〉を送ります。
 重複お許しください。ご意見ご批判をお願いします。転送OK。
 *記事の中国語原文については大幅に(略)しています。全文を読みたい方はご連絡ください。
 ◆ “粥”の字の左右の“弓”はどこから来たのか?(漢字の物語)
   《 人民日?海外版 》( 2016年12月20日)原文:人民日報海外版
   作者:?立新 (日本語訳の簡約:近藤)


 粥は、また?ともいう。我国の飲食文化の精髄の一つ。
 早くも4千年以上前、中国人は粥を食べ始めた。
 《汲家周書》に記載されている“皇帝の食料の始めは粥”。もちろん、粥と中国人の関係は粥そのものと同じく、濃密で解けない。
 しかし、粥を食べるとき、考えるかどうか、“粥”の字の左右にどうして“弓”の字があるのか、一つのなぞなぞで粥が米に変わるのは、その答えは左右の弓を開くである。
 は米粒を指し、は大きく開くの意味、
 米と2つの弓を組み合わせることは、米粒が左右に広がるの意味で、もとの意味は、火と水を使って、米粒の体積を増加させ最大になった時の米飯である。
 “弓”と“米”は、互いに関係がないものだ。
 このため、“粥”の字源から探求した。下部は“粥”の字形の変化である。(図一)

 “粥”の字は金文に見える。甲骨文字にはない、
 金文では“米”と“鬲”が組み合わされたもの。(図二)

 鬲は古代の煮る道具で、“3つの脚は空で中にものを入れる”。
 “粥”の金文をよく見ると下部は3つの脚に見え、我々はそこからその意味を考える。きっとその中にはぐつぐつした蒸気が湧き立つのを感じるだろう。
 古代人は字を造るのに本当にはっきりと形象化したものだ。(図三)

 では、沸騰した蒸気はどのように2つの“弓”になったのか。
 ここで我々は漢字の発展過程での重要な結節点―隶変。この時“粥”の字に異質の変化が表れ、蒸気状の曲線は2つの“弓”に変わる。(図四)

 これは正に、粥の字の左右に弓はどこから来たか、それは沸騰する時の蒸気であり、今の字と古代の字は異なることがわかる。
 (本文は、国家社会科学基金の重大項目(《通用規範漢字表》8105字形・音声・意義源流研究)の現段階の成果である)
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 ◆ 《退位関連法案 「平成」30年で区切り…皇太子さま即位へ》
   毎日新聞2017年1月10日


 《2019年元日に新元号
  政府は2019年1月1日に皇太子さまが天皇に即位し、同日から「平成」に代わる新しい元号とする検討に入った。平成は30年までとなる。
  政府は現在の天皇陛下に限った特例として退位を認める特別立法とする方針。政府は退位を実現する関連法案を今春以降、国会に提出する。 》
 *賞味期限切れの象徴天皇制を、まんまと継続強化する方向を打ち出した。おそらく、国民が最も反対しにくい方法を考え出したのだろう。天皇の生死が日本人の時間概念を制御するということか。いや、生死どころか、身体状況や意向によってコントロールされるのか。天皇につながる「日の丸・君が代」へ敬意を表するかどうかには分裂がある(最高裁)。《元号》にも国民意見の分裂があることを示そう。「国民の総意」は全一致ではない。(近藤)
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