☆ 旧日本軍兵士の家族が中国を訪れ謝罪、中国人研究者と交流も
中国吉林省長春市の公主嶺市で14日、旧日本軍兵士の家族である黒井秋夫さんらが謝罪を行った。
国営新華社通信の同日付記事によると、黒井さんの父の慶次郎さんは1932年に招集され、独立守備歩兵第一大隊第三中隊に配属された。公主嶺市は最初の任地で、黒井さんは「独立守備隊は中国の人々を襲撃して命と財産を奪い、彼らの生活を破壊して残酷な作戦任務を行った」と戦争加害者の息子として深い謝罪を表明。再び戦争を起こさせないとの決意を述べるとともに、日中の平和と和解に全力を注ぐ考えを示した。
黒井さんらは15日には旧日本軍の中国侵略について研究する王錦思(ワン・ジンスー)氏と交流し、「謝罪は確かに重要だが、より重要なのは侵略の歴史を反省して教訓をくみ取ることだ」と語る王氏に強く賛同した。王氏は「中国と日本は永遠に二度と戦わない」と書かれた箱に入った磁器のペンや抗戦の悲壮な歴史を示すビラなどを贈り、黒井さんは別れ際に「今回、中国を訪れた中で最もうれしかった1日」と述べて「中国の人々に深く謝罪します」「中日友好」と直筆で記した。この光景は会場にいた人々を感動させたという。(翻訳・編集/野谷)
『レコードチャイナ』(2024/09/17)
https://news.goo.ne.jp/article/recordchina/world/recordchina-RC_940661.html
☆ 中国侵略日本軍の家族が謝罪のため、吉林省長春市を訪問
日本民間口述歴史訪問講演団の一行10人が12日午後、空路で吉林省長春市に到着した。訪問団の多くが中国侵略日本軍の子孫で、従軍していた家族の代わりに中国の人々に謝罪することが、今回の中国訪問の主な目的だ。新華社が報じた。
訪問団のメンバーである黒井秋夫さんは、空港から出て来て、「中国に心から謝罪するために中国に来た」と開口一番、中国語で語った。その父親である黒井慶次郎さんは1932年と1941年に中国侵略に参加し、中国人を殺害するという蛮行に直接関わったという。
訪問団は、中国に5日間滞在し、講演などを行う予定で、14日には、公主嶺市の中国侵略日本軍遺跡を訪問し、謝罪を行うことになっている。
講演団一行は今回、日本において収集した大量の中国侵略日本軍の関連史料を、長春師範大学に寄贈する計画だ。これらの史料は関連研究に用いられることになる。
訪問団の団長を務める日中口述歴史文化研究会の李素楨常務副会長は、「今回、訪問団のメンバーは白旗を掲げて、世界に向けて、『日本が再び戦争を起こそうとしたら、私たちは白旗を掲げ、戦わない』という意思を表明する。そして、国際社会に、『歴史を銘記し、平和を大切にするように』と呼びかける」とした。(編集KN)
『人民網 日本語版』(2024年9月13日)
http://j.people.com.cn/n3/2024/0913/c94475-20219210.html#:~:text=%E8%A8%AA%E5%95%8F%E5%9B%A3%E3%81%AE%E3%83%A1%E3%83%B3%E3%83%90%E3%83%BC%E3%81%A7%E3%81%82
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