パワー・トゥ・ザ・ピープル!!アーカイブ

東京都の元「藤田先生を応援する会」有志によるブログ(2004年11月~2022年6月)のアーカイブ+αです。

「国会を包囲しよう!」(19)

2007年05月22日 | 平和憲法
<転送歓迎>(重複ご容赦)・「都教委包囲首都圏ネットワーク」 ・「千葉高教組」、・「新芽ML」、の渡部です。

 包囲ネットの仲間から、5月18日の様子が送られてきました。以下に紹介します。

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 5月18日14時ころ、衆議院本会議において改悪教育基本法を実体化させるための法案である、教育3法改悪案が与党の賛成多数で可決された

 都教委包囲ネットでは、この日午後に本会議で採決されるという情勢から、12時30分に国会前集合を呼びかけたところ、次々と市民・労働者が駆けつけてくれ、約60人が改悪阻止の座り込みをした。
 警官の弾圧は相変わらずで、10数名が時には集会をしている前に一列に並ぶなどの圧力をかけ続けた。
 12時40分に採決反対のシュプレヒコールを上げ、1時からミニ集会を開催、シュプレヒコールを上げた後、今日の国会状況の説明の後、茨城の労組交流センターのT、S市議会議員のNさん、元教員のIさん、地域連合組合のHさん、被処分者のFさんが改悪反対の意志と自らの闘いについて熱く語りました。

 13時55分、予定されていた質議が終わって「そろそろ採決入りそうだ」との知らせで採決阻止のシュプレヒコールを上げようと準備していたところ、「もう採決された」との報が届いてしまった。
 そこで、「採決糾弾!」「採決を認めないぞ!」「改悪を絶対阻止するぞ!」などのシュプレヒコールを連呼し、怒りをぶっつけた。
 委員会では3法案一つずつ採決したのに、本会議では一括採決だったという。
 法案の問題点が数々明らかになりながら、そのままにして与党原案通りに決めてしまった。

 今、国会前で反対の行動している人間は、昨年秋の教基法改悪反対の時と比べ余りに少ないし、日教組・全教などの教員組合の旗もない。
 しかし、みんな元気でどんなことがあってもたじろがないし、許さないとの気持ちがみなぎっていた。
 戦争への道を絶対許さない、安倍政権を許さない闘いがここにいる自分たちが基点になって続けていくのだとの確認された。

 この法案は、来週には参議院に送られ、文教委員会で週2回審議、そして6回程度で-と言うことは6月初旬にも-採決に入るとのことです。
 まったく国民の気持ちを無視し、自分たちの思惑通りになりふり構わず押し通そうとする今の安倍政権の姿勢がここにも見られます。
 集まった人たちからは絶対にそんなことは許せないし、させないとの声が次々と出され、来週以降もここに来て成立阻止の行動を取り続けることが確認された。
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 私たちは、安部政権が進める「教育再生」や「戦後レジームからの脱却」という歴史の歯車を逆転させる試みは、結局のところ「喜劇的な破綻」に終わることを確信しています。
 なぜなら、それらはすでに歴史上、一度その正体を多くの人々に見破られているから、どんなに力んでも「喜劇」にしかなりようがないのです。

 なお、都教委包囲首都圏ネットワークでは、5月24日(木)(常設の文科委員会の開催日です)、17時~19時まで、第七回「国会前集会」を開きます。

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「都教委包囲首都圏ネットワーク」のブログのアドレス
  http://kenken.cscblog.jp/

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