◎ 表参道デモ 高校2年あずさんのスピーチです! - YAMACHAN飛騨の山猿@飛騨MAVERICK新聞
2015/12/19 に公開 Makabe Takashi
https://twitter.com/teensSOWL/status/...
私は今年の7月まで約1年フランスに留学していました。たくさんの経験をした留学でしたが1番自分が影響を受けたのがイスラム教を風刺した新聞社がイスラム教徒から襲撃されたというシャルリエブドーの事件です。この事件をきっかけに私は二つのことを学びました。
1つ目はデモに対しての自分の考えです。その日の夜にフランス全域で表現の自由を求めるデモが行われていました。彼らの暴力に屈しない、表現の自由は自分たちで守る。という固い意志が私の目には写りました。
フランスで自分たちの権利を守るために立ち上がった人たちはそれまでデモってなんの意味があるのだろう、と思っていた私に考えるチャンスをくれ、そしてここに立たせてくれています。デモは確かに人の気持ちを変える力をもっているのです。
2つ目はそれまでの自分のものの見方が変わったことです。この事件があった時ホストフ-ァザーからこんなことを言われました。
"人を殺してはいけない。だけどこれでイスラム教徒のことを嫌いにならないで。あなたの学校にいる友達はみんなきっと平和を願っている。イスラム教は平和を望む宗教だよ"
私はこの言葉を聞いて偏見や固定観念で相手を判断することがどれだけ馬鹿げたものなのかということに気づきました。
しかし今回のフランスの無差別殺傷事件への対応は私たちに考える機会を与えてくれませんでした。
フランスはデモを禁止してそしてすぐにISISを空爆し始め、私たちにISISは悪だ、そしてイスラム教は危険だ、という印象を植え付けさせました。
しかし考えてみてください。なぜ難民が増え続けているのか。なぜ憎しみ合いのテロがなかなか終わらないのかを。それは、一般市民を巻きこんで武力で解決させようとするからです。
何の罪もない人を巻き込み、争いを繰り返すからいつまでも憎しみがなくならず、テロという脅威がなくならないのではないでしょうか。
日本も他人事ではありません。9月19日に強行採決された安保法制で日本は安易に他国と争うことができるようになってしまいました。
テロを防止するには抑止力は必要だ、とおっしゃる方もいるかもしれません。しかし今このような国際情勢は"武器は抑止力になる"と言った人たちが作ったものなのではないのでしょうか。
他国と武力に最初から頼ろうとする安倍政権が理解できません。本当に平和な世界をそして誰もが平等で幸せな世界を築くことに絶対に安保法制は役に立ちません。
そして私はもう一つ安倍政権に対して許せないことがあります。それはメディアを抑制しようとする動きです。私が留学していたフランスでは表現の自由がとても尊重されていました。
日本では考えられないと思いますがフランスで1番有名なテレビ局では毎日ゴールデンタイムの時間帯に政府を風刺するパロディが放送されています。オランド大統領や大物国会議員が話している映像にセリフを付けて政府を批判するというとてもユニークな番組です。
フランスに着いた頃はこんな番組よく放送できるな…って思っていました。けれどフランスの生活に慣れていくにつれてこれはフランスが特殊なのではなくてメディアが政府を批判することすらできないような日本がおかしいのです。
政府を批判するだけで番組を降板させられたり政府与党から直々に圧力がかけられるなんて私は何時代を生きているのだろうと思っています。
憲法にはきちんと知る権利が国民に与えられているって書かれていますよね?安保法制だけでなくてここでも憲法を違反するつもりですか?
私たちはもう我慢の限界です。まず第一に日本の憲法と国民を守ってください。
2015年12月19日、私は日本の平和と憲法を守らず日本国民から目を背ける安倍政権に即刻退陣を求めそして世界の平和をかき乱す安保法制の廃止を求めます。
『YAMACHAN飛騨の山猿@飛騨MAVERICK新聞(腐った検察と権力に迎合するマスコミを批判+国連中心主義外交)』(2015年12月19日)
http://blog.goo.ne.jp/root41_1942/e/168f61b39f84b22a6db1896bd69de480
2015/12/19 に公開 Makabe Takashi
https://twitter.com/teensSOWL/status/...
私は今年の7月まで約1年フランスに留学していました。たくさんの経験をした留学でしたが1番自分が影響を受けたのがイスラム教を風刺した新聞社がイスラム教徒から襲撃されたというシャルリエブドーの事件です。この事件をきっかけに私は二つのことを学びました。
1つ目はデモに対しての自分の考えです。その日の夜にフランス全域で表現の自由を求めるデモが行われていました。彼らの暴力に屈しない、表現の自由は自分たちで守る。という固い意志が私の目には写りました。
フランスで自分たちの権利を守るために立ち上がった人たちはそれまでデモってなんの意味があるのだろう、と思っていた私に考えるチャンスをくれ、そしてここに立たせてくれています。デモは確かに人の気持ちを変える力をもっているのです。
2つ目はそれまでの自分のものの見方が変わったことです。この事件があった時ホストフ-ァザーからこんなことを言われました。
"人を殺してはいけない。だけどこれでイスラム教徒のことを嫌いにならないで。あなたの学校にいる友達はみんなきっと平和を願っている。イスラム教は平和を望む宗教だよ"
私はこの言葉を聞いて偏見や固定観念で相手を判断することがどれだけ馬鹿げたものなのかということに気づきました。
しかし今回のフランスの無差別殺傷事件への対応は私たちに考える機会を与えてくれませんでした。
フランスはデモを禁止してそしてすぐにISISを空爆し始め、私たちにISISは悪だ、そしてイスラム教は危険だ、という印象を植え付けさせました。
しかし考えてみてください。なぜ難民が増え続けているのか。なぜ憎しみ合いのテロがなかなか終わらないのかを。それは、一般市民を巻きこんで武力で解決させようとするからです。
何の罪もない人を巻き込み、争いを繰り返すからいつまでも憎しみがなくならず、テロという脅威がなくならないのではないでしょうか。
日本も他人事ではありません。9月19日に強行採決された安保法制で日本は安易に他国と争うことができるようになってしまいました。
テロを防止するには抑止力は必要だ、とおっしゃる方もいるかもしれません。しかし今このような国際情勢は"武器は抑止力になる"と言った人たちが作ったものなのではないのでしょうか。
他国と武力に最初から頼ろうとする安倍政権が理解できません。本当に平和な世界をそして誰もが平等で幸せな世界を築くことに絶対に安保法制は役に立ちません。
そして私はもう一つ安倍政権に対して許せないことがあります。それはメディアを抑制しようとする動きです。私が留学していたフランスでは表現の自由がとても尊重されていました。
日本では考えられないと思いますがフランスで1番有名なテレビ局では毎日ゴールデンタイムの時間帯に政府を風刺するパロディが放送されています。オランド大統領や大物国会議員が話している映像にセリフを付けて政府を批判するというとてもユニークな番組です。
フランスに着いた頃はこんな番組よく放送できるな…って思っていました。けれどフランスの生活に慣れていくにつれてこれはフランスが特殊なのではなくてメディアが政府を批判することすらできないような日本がおかしいのです。
政府を批判するだけで番組を降板させられたり政府与党から直々に圧力がかけられるなんて私は何時代を生きているのだろうと思っています。
憲法にはきちんと知る権利が国民に与えられているって書かれていますよね?安保法制だけでなくてここでも憲法を違反するつもりですか?
私たちはもう我慢の限界です。まず第一に日本の憲法と国民を守ってください。
2015年12月19日、私は日本の平和と憲法を守らず日本国民から目を背ける安倍政権に即刻退陣を求めそして世界の平和をかき乱す安保法制の廃止を求めます。
『YAMACHAN飛騨の山猿@飛騨MAVERICK新聞(腐った検察と権力に迎合するマスコミを批判+国連中心主義外交)』(2015年12月19日)
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