デビッド・ケイ「言論・表現の自由」国連特別報告者の訪日決まる

　◆ 国連の言論・表現の自由特別報告者デビッド・ケイ氏
　　　日本公式訪問本年４月

　外務省は２月３日、国連の言論・表現の自由に関する特別報告者デビッド・ケイ氏の日本公式訪問を受け入れ、ケイ氏による日本の調査が本年４月１２～１９日に実施されると公表した。
　外務省ＨＰより　　※「意見および言論」は、当言論・表現の自由を守る会が、外務省の誤訳を訂正し加筆しています。
※http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/press3_000190.html
　◆ デビッド・ケイ「言論・表現の自由」国連特別報告者の訪日
　　　平成28年2月3日
１　４月１２日から１９日まで，デビッド・ケイ意見及び表現の自由に対する権利の促進と保護に関する国連特別報告者（「言論・表現の自由」国連特別報告者）（Mr. David Kaye, UN Special Rapporteur on the promotion and protection of the right to freedom of opinion and expression）が訪日します。
　同特別報告者は，昨年１２月上旬に訪日予定でしたが，その後日程を再調整することとなり，その結果，今般，我が国として，先方から改めて希望表明があった日程で受け入れることとしたものです。
　２　滞在中，ケイ特別報告者は，意見言論及び表現の自由に対する権利の促進と保護に関して，我が国の取組や状況を調査することを目的として，関係省庁その他関係機関と意見交換を行うとともに，ＮＧＯとの対話を実施する予定です。
　［参考］
　特別報告者とは，特定の国の状況または特定の人権テーマに関し調査報告を行うために，人権理事会から任命された独立専門家。２０１４年８月に米国出身のデビッド・ケイ氏が就任した。
　言論・表現の自由を守る会は、これまで人権理事会及び自由権規約委員会で、言論・表現の自由に関する特別報告者に来日調査を行うよう繰り返し求め発言し、同時にレポートも提出しています。
　■ 言論・表現の自由意見・表現の自由の促進と保護）に関する特別報告者デビット・ケイ氏　Cancellation of Official Visit to Japan
　外務省が１１月２４日に開催した外務省・ＮＧＯ定期協議会において、当会垣内つね子事務局長は、昨年１２月２日からの調査決定をドタキャンした政府の対応を批判し、安倍首相と岸田外務大臣に対し年内（２０１５年）にデビット・ケイ言論・表現の自由に関する特別報告者の来日調査を再調整するよう強く求め発言しています。
　■ 言論・表現の自由の促進と保護に関する特別報告者デビット・ケイ氏来日調査ドタキャンに抗議！人権理事国日本の安倍首相は、国連の調査を受け入れ年内（２０１５）に特別報告者の調査を実現せよ！
　■ デビット・ケイ言論・表現の自由に関する国連特別報告者日本調査ドタキャンに抗議　直ちに撤回し年内訪問を強く要求　：：２０１５年度ＮＧＯ・外務省定期協議会「第２回ＯＤＡ政策協議会」
『今 言論･表現の自由があぶない！』（2016/2/4）
http://blogs.yahoo.co.jp/jrfs20040729/27777278.html