根津公子です。
9日、都教委は田中聡史さんに対し「服務事故再発防止研修」を強行しました。
それに抗議した私たちの行動の報告を送ります。
◆ 9日、田中聡史さんに対する「服務事故再発防止研修」(「訪問研修」)中止を求めた行動の報告
卒業式・入学式で「君が代」不起立をした田中聡史さんに対し、都教委は学校に押しかけての「服務事故再発防止研修」を強行した。研修センターに呼び出してが2回、学校に押しかけてが今回で4度目となる。
私たちはこれまでも、そして今回も「思想の転向を強要する人権侵害の『服務事故再発防止研修』を中止せよ」と要請してきたが、都教委の姿勢は改まらないので、今日も中止を求め、抗議と監視をするため校門前に立った。
7時10分、校門前に着くや、玄関内にいた副校長と都教委職員は玄関前の軒下に立ち、副校長が「現認した」とばかりに私たちの前にやってきた。
「要請書についての検討はされましたか」と訊くと、「要請書?」と目をぱちくり。
「では校長に確認してきてください」と頼み、副校長が姿を見せるたびに回答を促したが、副校長はその度に無言で目を合わせず、すぐに立ち去ってしまった。
要請書は私たち、河原井・根津の「君が代」解雇をさせない会のほかに、少なくともここに集まった地元・練馬の人たちの会、昨年度までの田中さんの勤務校の地元・板橋の人たちの会、都教委包囲ネット、「日の丸・君が代」強制反対全国ネットからは届けている。
私たちはそれぞれの団体が作ってきたチラシを教職員に手渡し、田中さん支援を訴えた。それぞれが作ってきたプラカードは、今日も車の中から見る人が多かった。また、今日も、これまでとは別の新しい方が自転車から挨拶をかけてくださった。
今朝は何度か副校長が「敷地内に入らないでください」と言ってはきたが、今回は摩擦を起こしたくないという様子。
強い態度は避けているようだった。
チラシまきを終え、私たちがいったん引き揚げると、門には「服務事故再発防止研修」の時だけ使うという鍵がかかった。
13時過ぎ、田中さんが「研修」を受けさせられる時間帯と踏んで、再び校門前に立った。
都教委の職員は朝の職員ではなく、交代していた。でも、どちらも、板橋特別支援学校の時からの監視要員で、役職は指導主事(元教員)。午後は副校長だけでなく、この都教委職員も校門近くに出てきていた。
子どもたちの下校が終わり、そろそろ拷問「研修」も終了かというときに、都教委職員の姿が消えた。と思いきや、私たちの一人が3階の窓から私たちをカメラに収めている都教委職員を発見した。
その都教委職員は涼しい顔をし、にやにやしながら、再び私たちの前に姿を現した。
そして、私たちが「肖像権の侵害」を指摘し、映像を消すよう抗議しても、にやにや。この職員は上からの指示に忠実だけでなく、確信犯のよう。
副校長に「撮影を許可したのですか」と訊いたが、副校長は無言。ここでは解明できなかったので、何らかの方法で解明しようかと考えている。
「君が代」不起立は今年は一人だけというのに、その一人を徹底的に弾圧する都教委。権力を持つ者にとって、一人の抵抗が怖いのだ。脅えるのだ。私たちはその一人を支え続けたい。
9日、都教委は田中聡史さんに対し「服務事故再発防止研修」を強行しました。
それに抗議した私たちの行動の報告を送ります。
◆ 9日、田中聡史さんに対する「服務事故再発防止研修」(「訪問研修」)中止を求めた行動の報告
卒業式・入学式で「君が代」不起立をした田中聡史さんに対し、都教委は学校に押しかけての「服務事故再発防止研修」を強行した。研修センターに呼び出してが2回、学校に押しかけてが今回で4度目となる。
私たちはこれまでも、そして今回も「思想の転向を強要する人権侵害の『服務事故再発防止研修』を中止せよ」と要請してきたが、都教委の姿勢は改まらないので、今日も中止を求め、抗議と監視をするため校門前に立った。
7時10分、校門前に着くや、玄関内にいた副校長と都教委職員は玄関前の軒下に立ち、副校長が「現認した」とばかりに私たちの前にやってきた。
「要請書についての検討はされましたか」と訊くと、「要請書?」と目をぱちくり。
「では校長に確認してきてください」と頼み、副校長が姿を見せるたびに回答を促したが、副校長はその度に無言で目を合わせず、すぐに立ち去ってしまった。
要請書は私たち、河原井・根津の「君が代」解雇をさせない会のほかに、少なくともここに集まった地元・練馬の人たちの会、昨年度までの田中さんの勤務校の地元・板橋の人たちの会、都教委包囲ネット、「日の丸・君が代」強制反対全国ネットからは届けている。
私たちはそれぞれの団体が作ってきたチラシを教職員に手渡し、田中さん支援を訴えた。それぞれが作ってきたプラカードは、今日も車の中から見る人が多かった。また、今日も、これまでとは別の新しい方が自転車から挨拶をかけてくださった。
今朝は何度か副校長が「敷地内に入らないでください」と言ってはきたが、今回は摩擦を起こしたくないという様子。
強い態度は避けているようだった。
チラシまきを終え、私たちがいったん引き揚げると、門には「服務事故再発防止研修」の時だけ使うという鍵がかかった。
13時過ぎ、田中さんが「研修」を受けさせられる時間帯と踏んで、再び校門前に立った。
都教委の職員は朝の職員ではなく、交代していた。でも、どちらも、板橋特別支援学校の時からの監視要員で、役職は指導主事(元教員)。午後は副校長だけでなく、この都教委職員も校門近くに出てきていた。
子どもたちの下校が終わり、そろそろ拷問「研修」も終了かというときに、都教委職員の姿が消えた。と思いきや、私たちの一人が3階の窓から私たちをカメラに収めている都教委職員を発見した。
その都教委職員は涼しい顔をし、にやにやしながら、再び私たちの前に姿を現した。
そして、私たちが「肖像権の侵害」を指摘し、映像を消すよう抗議しても、にやにや。この職員は上からの指示に忠実だけでなく、確信犯のよう。
副校長に「撮影を許可したのですか」と訊いたが、副校長は無言。ここでは解明できなかったので、何らかの方法で解明しようかと考えている。
「君が代」不起立は今年は一人だけというのに、その一人を徹底的に弾圧する都教委。権力を持つ者にとって、一人の抵抗が怖いのだ。脅えるのだ。私たちはその一人を支え続けたい。
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