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東京都の元「藤田先生を応援する会」有志によるブログ(2004年11月~2022年6月)のアーカイブ+αです。

10/26安倍「教育再生」は戦争への道~教科書と歴史認識を問う~のご案内

2013年10月18日 | 日の丸・君が代関連ニュース
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 ■集会■ 安倍「教育再生」は戦争への道~教科書と歴史認識を問う~
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 日時 10月26日(土)13:30~ 開場13:00
 場所 大阪阿倍野市民学習センター講堂

     (地下鉄谷町線「阿倍野」下車、阿倍野ベルタ3階)
 講演 高橋哲哉さん
     歴史認識と教科書への介入~安倍政権は子どもたちをどこに導こうとしているか~
 報告 維新の会の政治介入にさらされた大阪での高校教科書採択、等
 資料代 500円
 主催 子どもたちに渡すな!あぶない教科書 大阪の会

 今年の大阪での高校教科書採択は、大阪維新の会の政治介入とそれに追随する中原教育長の「専決」=独断によって学校「選定」の尊重が脅かされる前代未聞の事態に直面しました。
 府教委の中原教育長は採択作業中に8月8日に維新の会の勉強会で実教日本史を選定した学校名を明らかにし、維新の会の政治介入を誘発しました。そして、勝手に教育委員会議で決定していた採択方針を変更し、実教日本史を不採択に追い込もうと画策しました。
 8月30日の教育委員会議では、あからさまな中原教育長の暴走に他の教育委員から異論が相次ぎ最終的には、実教日本史について「条件付き採択」としましたが、9月27日には「補完教材」を当該校に配布しました。
 しかもいつどの教員が、どのクラスで使用したかを報告する「使用報告書」の提出まで義務づけています。
 大阪市教委でも、今年は学校からの推薦を尊重する代わりに来年度から各高校に推薦順位をつけずに2つ以上の教科書を報告することとし、教育委員会での「お好み採択」を行うことを附帯決議で確認しました。このような制度改悪は、全国的にも例を見ないものです。
 このような大阪府・市教委の動向は、これまで学校「選定」を尊重していた高校採択を覆し、教育委員会(府教委の場合は教育長)の権限を強化しようとするもので、東京や横浜、神奈川、埼玉の動きとも共通しており、安倍「教育再生」の先取りそのものです。
 安倍政権は、この秋から教育委員会制度の改悪と教科書検定・採択制度の改悪を目指して法案提出も考えているからです。
 今回の集会では、安倍「教育再生」が何を目指しているのか、大阪の高校採択では何が起こっていたのか、2015年の中学校採択に向けて何が課題となるのか、多くの皆さんと一緒に考えていきたいと思います。
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