◆ 福島県富岡町で1万ベクレルのイノシシ検出。
イノシシは調査対象の8割が汚染超過 (FGW)
福島県が公表した最新の「野生鳥獣の肉における放射性核種の濃度測定結果」によると、対象となったイノシシの8割から基準超過のセシウムが検出され、最高値は富岡町での1万ベクレルという高濃度だった。
調査は、福島の山野に生息する野生鳥獣を対象とした。
種別はイノシシ、ツキノワグマ、キジ、ヤマドリ、カルガモ、マガモ、コガモ、ニホンジカ、ノウサギ。
このうち、これまでも汚染濃度の高さが続いているイノシシについては、29の検体のうち24の検体が食品基準(1kg当たり100ベクレル)を上回った。最高値は、富岡町で昨年11月18日に捕獲されたイノシシの1万ベクレル。基準を1000倍も超過する汚染ぶりだった。
イノシシは24検体から基準超過のセシウムが検出され、1000ベクレル以上の汚染イノシシは4検体あった。
ツキノワグマ、キジ等は基準以内だったが、ヤマドリは田村町で昨年11月2日に捕獲したものから、1100ベクレルを検出した。
基準以下だった種別については、調査対象の検体数が少ないことも目立つ。ツキノワグマは最高値が87ベクレルと基準以内だったが、7検体しか調査していない。ニホンジカは1検体のみ(35ベクレル)。
福島の山野の汚染の実態を把握するには、大規模な調査が必要となる。
http://www.pref.fukushima.lg.jp/uploaded/attachment/98422.pdf
『Finance GreenWatch』(1月 14th, 2015)
http://financegreenwatch.org/jp/?p=49324
イノシシは調査対象の8割が汚染超過 (FGW)
福島県が公表した最新の「野生鳥獣の肉における放射性核種の濃度測定結果」によると、対象となったイノシシの8割から基準超過のセシウムが検出され、最高値は富岡町での1万ベクレルという高濃度だった。
調査は、福島の山野に生息する野生鳥獣を対象とした。
種別はイノシシ、ツキノワグマ、キジ、ヤマドリ、カルガモ、マガモ、コガモ、ニホンジカ、ノウサギ。
このうち、これまでも汚染濃度の高さが続いているイノシシについては、29の検体のうち24の検体が食品基準(1kg当たり100ベクレル)を上回った。最高値は、富岡町で昨年11月18日に捕獲されたイノシシの1万ベクレル。基準を1000倍も超過する汚染ぶりだった。
イノシシは24検体から基準超過のセシウムが検出され、1000ベクレル以上の汚染イノシシは4検体あった。
ツキノワグマ、キジ等は基準以内だったが、ヤマドリは田村町で昨年11月2日に捕獲したものから、1100ベクレルを検出した。
基準以下だった種別については、調査対象の検体数が少ないことも目立つ。ツキノワグマは最高値が87ベクレルと基準以内だったが、7検体しか調査していない。ニホンジカは1検体のみ(35ベクレル)。
福島の山野の汚染の実態を把握するには、大規模な調査が必要となる。
http://www.pref.fukushima.lg.jp/uploaded/attachment/98422.pdf
『Finance GreenWatch』(1月 14th, 2015)
http://financegreenwatch.org/jp/?p=49324
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