パワー・トゥ・ザ・ピープル!!アーカイブ

東京都の元「藤田先生を応援する会」有志によるブログ(2004年11月~2022年6月)のアーカイブ+αです。

福島県:野生鳥獣の肉における放射性核種の濃度測定結果

2015年01月18日 | フクシマ原発震災
 ◆ 福島県富岡町で1万ベクレルのイノシシ検出。
   イノシシは調査対象の8割が汚染超過
(FGW)


 福島県が公表した最新の「野生鳥獣の肉における放射性核種の濃度測定結果」によると、対象となったイノシシの8割から基準超過のセシウムが検出され、最高値は富岡町での1万ベクレルという高濃度だった。
 調査は、福島の山野に生息する野生鳥獣を対象とした。
 種別はイノシシ、ツキノワグマ、キジ、ヤマドリ、カルガモ、マガモ、コガモ、ニホンジカ、ノウサギ。
 このうち、これまでも汚染濃度の高さが続いているイノシシについては、29の検体のうち24の検体が食品基準(1kg当たり100ベクレル)を上回った。最高値は、富岡町で昨年11月18日に捕獲されたイノシシの1万ベクレル。基準を1000倍も超過する汚染ぶりだった。
 イノシシは24検体から基準超過のセシウムが検出され、1000ベクレル以上の汚染イノシシは4検体あった。
 ツキノワグマ、キジ等は基準以内だったが、ヤマドリは田村町で昨年11月2日に捕獲したものから、1100ベクレルを検出した。
 基準以下だった種別については、調査対象の検体数が少ないことも目立つ。ツキノワグマは最高値が87ベクレルと基準以内だったが、7検体しか調査していない。ニホンジカは1検体のみ(35ベクレル)。
 福島の山野の汚染の実態を把握するには、大規模な調査が必要となる。
http://www.pref.fukushima.lg.jp/uploaded/attachment/98422.pdf
『Finance GreenWatch』(1月 14th, 2015)
http://financegreenwatch.org/jp/?p=49324
コメント    この記事についてブログを書く
« 東京「君が代」3次訴訟の地... | トップ | 「日の丸・君が代」問題等全... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

フクシマ原発震災」カテゴリの最新記事