■ 全国で約240万人が国民審査に参加できず!
投票率は66・82%
<< 最高裁判所裁判官国民審査 結果 >>
8月23日から30日まで、9人の最高裁判所裁判官の国民審査が総選挙と合わせて行われました。国民審査投票率は66・82%。投票者数は前回より200万7404人多い6945万4375人。
この国民審査は、衆院選とセットで行わてきたが、期日前投票期間については扱いが異なっており、衆院選は公示日翌日から投票可能ですが、国民審査のほうは4日遅れで始まることになっています。
この結果、全国で約240万人が国民審査に参加できませんでした。
■ 最高裁・総務省はこの権利侵害の状況を直ちに改善せよ!
また、何も記載しないことで『信任する』としている現在の白紙委任のやり方は、国民の信任の意思表示ではありません。多くの団体などから長年にわたって不適切だと指摘され続けています。
信任する場合は『○』と記し、賛意の明確な意思表明した記載で確認すべきです。
■ 総務省は「罷免しない意思表明」を明確にさせる方法で審査するよう法改正すべきです。
<最高裁判所裁判官国民審査の集計結果 2009年8月31日>
【 涌井紀夫 第1小法廷 】
罷免する 5,176,090
罷免しない 61,763,059
【 那須弘平 第3小法廷 】
罷免する 4,988,562
罷免しない 61,950,605
【 桜井龍子 第1小法廷 】
罷免する 4,656,462
罷免しない 62,282,623
【 竹内行夫 第2小法廷 】
罷免する 4,495,571
罷免しない 62,443,553
【 田原睦夫 第3小法廷 】
罷免する 4,364,116
罷免しない 62,575,038
【金築誠志 第1小法廷 】
罷免する 4,311,693
罷免しない 62,627,434
【 竹崎博允 第2小法廷 最高裁長官 】
罷免する 4,184,902
罷免しない 62,754,264
【 近藤崇晴 第3小法廷】
罷免する 4,103,537
罷免しない 62,835,628
【 宮川光冶 第1小法廷 】
罷免する 4,014,158
罷免しない 62,925,016
<国民審査>最高裁長官と8人の判事全員が信任
総務省は31日、衆院選とともに投票された最高裁判所裁判官に対する国民審査の結果を発表した。審査対象になった竹崎博允(ひろのぶ)最高裁長官と8人の判事全員が信任された。有効票に対する罷免を求める率(罷免率)はほぼ前回並みの6.00~7.73%だった。
投票者数は前回より200万7404人多い6945万4375人。投票率は前回を1.33ポイント上回る66.82%だった。衆院選の「1票の格差」を巡る07年の最高裁判決にかかわったのは9人のうち3人。この中で合憲とする多数意見を出した涌井紀夫裁判官が罷免率トップに、同じく合憲とした那須弘平裁判官が2位となった。罷免率が50%を超えると罷免されるが、過去に例はない。
一方、法律で国民審査の期日前投票の期間が投票日7日前からと規定され、衆院選より4日短いため投票できなかった有権者もおり、投票率は衆院選小選挙区(69・28%)より2ポイント以上低かった。衆院選と同時の審査とあって、実績がない裁判官が任命後間もなく審査対象となることを含め、制度上の問題も指摘されている。【銭場裕司】
『毎日新聞』(8月31日13時8分)
『今 言論・表現の自由があぶない!』
http://blogs.yahoo.co.jp/jrfs20040729/6391424.html
投票率は66・82%
<< 最高裁判所裁判官国民審査 結果 >>
8月23日から30日まで、9人の最高裁判所裁判官の国民審査が総選挙と合わせて行われました。国民審査投票率は66・82%。投票者数は前回より200万7404人多い6945万4375人。
この国民審査は、衆院選とセットで行わてきたが、期日前投票期間については扱いが異なっており、衆院選は公示日翌日から投票可能ですが、国民審査のほうは4日遅れで始まることになっています。
この結果、全国で約240万人が国民審査に参加できませんでした。
■ 最高裁・総務省はこの権利侵害の状況を直ちに改善せよ!
また、何も記載しないことで『信任する』としている現在の白紙委任のやり方は、国民の信任の意思表示ではありません。多くの団体などから長年にわたって不適切だと指摘され続けています。
信任する場合は『○』と記し、賛意の明確な意思表明した記載で確認すべきです。
■ 総務省は「罷免しない意思表明」を明確にさせる方法で審査するよう法改正すべきです。
<最高裁判所裁判官国民審査の集計結果 2009年8月31日>
【 涌井紀夫 第1小法廷 】
罷免する 5,176,090
罷免しない 61,763,059
【 那須弘平 第3小法廷 】
罷免する 4,988,562
罷免しない 61,950,605
【 桜井龍子 第1小法廷 】
罷免する 4,656,462
罷免しない 62,282,623
【 竹内行夫 第2小法廷 】
罷免する 4,495,571
罷免しない 62,443,553
【 田原睦夫 第3小法廷 】
罷免する 4,364,116
罷免しない 62,575,038
【金築誠志 第1小法廷 】
罷免する 4,311,693
罷免しない 62,627,434
【 竹崎博允 第2小法廷 最高裁長官 】
罷免する 4,184,902
罷免しない 62,754,264
【 近藤崇晴 第3小法廷】
罷免する 4,103,537
罷免しない 62,835,628
【 宮川光冶 第1小法廷 】
罷免する 4,014,158
罷免しない 62,925,016
<国民審査>最高裁長官と8人の判事全員が信任
総務省は31日、衆院選とともに投票された最高裁判所裁判官に対する国民審査の結果を発表した。審査対象になった竹崎博允(ひろのぶ)最高裁長官と8人の判事全員が信任された。有効票に対する罷免を求める率(罷免率)はほぼ前回並みの6.00~7.73%だった。
投票者数は前回より200万7404人多い6945万4375人。投票率は前回を1.33ポイント上回る66.82%だった。衆院選の「1票の格差」を巡る07年の最高裁判決にかかわったのは9人のうち3人。この中で合憲とする多数意見を出した涌井紀夫裁判官が罷免率トップに、同じく合憲とした那須弘平裁判官が2位となった。罷免率が50%を超えると罷免されるが、過去に例はない。
一方、法律で国民審査の期日前投票の期間が投票日7日前からと規定され、衆院選より4日短いため投票できなかった有権者もおり、投票率は衆院選小選挙区(69・28%)より2ポイント以上低かった。衆院選と同時の審査とあって、実績がない裁判官が任命後間もなく審査対象となることを含め、制度上の問題も指摘されている。【銭場裕司】
『毎日新聞』(8月31日13時8分)
『今 言論・表現の自由があぶない!』
http://blogs.yahoo.co.jp/jrfs20040729/6391424.html
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