パワー・トゥ・ザ・ピープル!!アーカイブ

東京都の元「藤田先生を応援する会」有志によるブログ(2004年11月~2022年6月)のアーカイブ+αです。

被災地の女子高校生の手紙

2011年04月21日 | フクシマ原発震災
 ▼ 真実 (津波で両親を亡くされた被災地の女子高校生の手紙)

 毎週木金土日の4日間南相馬に通う「彼」は先ほどtwitterで次のように呟いた。

 elan_s4 気持ちが萎えそうになることがある。そんな時は彼女からの手紙を読み直す。
 17minutes ago YoruFukurouから


 彼が言う「彼女からの手紙」を以下に紹介します。
 説明が書いていないので想像ですが、下の写真は彼がプリントアウトして持ち歩いている物だろうと思います。彼女の手紙を読めば分かりますが、彼女は津波で両親を亡くされています。
559 真実
助けて下さい
福島県南相馬市の
女子高生です

わたしは友達を津波で
なくしました
両親をなくしました
わたしの無二の大親友は
南相馬でガソリンが
ないため避難できずにいます

電話やメールでしか
励ますことしかできません

親友は今も放射能の恐怖と
戦っています

だけどもう、諦めてました

まだ16(な)のに
死を覚悟してるんです
じわじわと死を感じてるんです

もし助かったとしても
この先放射能の恐怖と
隣り合わせなんです

政治家も国家も
マスコミも専門家も
原発上層部も全てが敵です
嘘つきです

テレビでは原発のことが
放送されなくなりつつあります
同じ津波の映像や
マスコミの心ない
インタビュー
口先だけの哀悼の意
被災を『天罰』と言った政治家

政治家はお給料でも
貯金でもはたいて助けて下さい

彼らの贅沢をやめて
被災者を生きさせて下さい

命令ばかりしないで、
安全な場所から見ないで、
現地で身体はって助けて下さい

私たちは…見捨てられました
おそらく福島は隔離されます

完全に見捨てられます
国に殺されます


私たち、被災地の人間は
この先ずっと
被災者を見捨てた国を、
許さないし恨み続けます

これを見てくれた人に
伝えたいです

いつ自分の大切な人が
いなくなるか分からないんです
今隣で笑っている人が
急にいなくなることを
考えてみてください

そしてその人を
今よりもっと大切にして下さい
今、青春時代をすごす
学校が遺体安置所になってます
体育や部活をやった
体育館にはもう二度と
動かない人達が横たわっています


どうしたら真実を
1人でも多くの人に
伝えられるのか…
1人でも見て貰えれば幸いです
考えた末、勝手ながらこの場をお借りしました
ごめんなさい、そして
ありがとうございます

 『魂との対話』(2011-04-10)
http://okuribito.exblog.jp/12396962/

コメント    この記事についてブログを書く
« 都立高校は今・驚き桃の木校... | トップ | 母乳調査:放射能検出 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

フクシマ原発震災」カテゴリの最新記事