今週はブータンの正月であるロサと国王の誕生日が重なって21,22,23日と三連休の予定でした。ところが今日になって24日もついでに休みにします、と政府からお達しが有りました。
例年であればロサで3日、国王誕生日で2日の計5日が休みなのに、今年は陰暦で決まるロサが太陽暦の誕生日と偶々重なって3日間になっていたので、このお達しは宜なるかなです。ただ、公布が当日というのもブータンらしいですが...
私は25日(土曜)に講義の予定でしたが、学生達もどうせ連休気分でしょうから、悪乗りしてこれも休講にしました。 ということで、今週は講義なしです。
個人的には人口11億人を超える巨大国家が台頭することには合理的な理由があると見ています。(共感は別にして)日本はその国とどう対峙していくか...今後の大きな課題ですね。
また、若き国王ご夫妻のご来日は、多くの日本
国民が敬愛の念を持ちました。
それは多くの先輩諸氏が、NPOやNGOとして活動し信頼と親愛を得てきたこそと、誇りに思います。
日本とも関係が深く、今やGDP世界2位に踊り出た国の傍若無人な振る舞いには、日本政府も国民も敬愛や共感が湧きません。
遠き日に、周恩来先生は「飲水思源」と中国の故事を日本政府にも国民にも伝えました。
それは、「水を飲むとき、井戸を掘った人を
忘れない」という意味でした。
素晴らしいお言葉でした。
私は、苺(いちご)を見ると、母を思い出します。
漢字が似ているだけではなく、母の苦労があり
今の自分があることをしみじみ感じるからです。